CNCターンテーブルで5軸研削 - Lehmann Rotary Tables

リーン生産 – お客様をサポート致します。
スイス製回転テーブルの技術
2015年5月
ニュースレタ ー
CNCターンテーブルで5軸研削
EA-520
USG 500は完全に同じものはありません。Damaは、
この機械内でLehmann
ターンテーブルEA-520をカウンターベアリングでサポートしています。
DAMAは、超音波研磨機USG500にレーマン•ターンテーブル
EA-520を第4軸として使用しています。
Dama Technologies社はガラス、セラミック、その他の
脆性硬質材料を高精度に加工することができる機械
の構築を専門としています。
プログラム中のハイライ
トは、旋回可能なマシンテーブルとして作動する高ト
ルクのLehmannターンテーブルEA520.Lが5軸の超音
波サポート研磨機USG500に装備されています。
これ
は、Dama社製の高速回転のトルク軸を装着していま
す。
Dama Technologies社はスイスのLömmenschwilで最適の
地位を築いています。CEOのマルセル•ウェーバー氏は彼の
会社の特異性をこう説明しています:
「私たちは、サファイア、
ガラスおよび複合材料並びに新しい非常に困難な機械材料
などが属している、すなわち先端材料と言われている、硬くて
この製品を購入する重大な理由は、交換可能な第4軸、つまりMTRent社が
カタログにて提供する追加の装備であるpLレーマン社製 EA-520 回転テー
ブルでした。
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用途に応じて、異なるスピンドル、
クランプ装置、ツールホ
ルダーおよびツール(ツール交換またはツール交換なし)で
顧客は最適なシステムを構成することができます。
マイクロ研
磨ポイントで作業するために、オプションの内部フラッシング
は圧力コントロールで優れたサポートを提供します。
自動送り
調整装備の力測定システムはプロセスの最適化の場合にサ
ポートし、高い再現性を保証します。
Damaプログラムのハイライト:5軸 USG 500
脆性材料の5軸加工に理想的:Dama超音波研磨機USG 500。
画像:Dama / Lehmann
脆い材料の加工用の機械をほぼ独占的に開発し製造してい
ます。
このような環境において、主に超音波サポートの研削領
域に焦点を当てています」
Dama社にとって、モジュラー研磨機システムの開発が幅
広い提供範囲を可能にしています。顧客の要望に応じて機械
を円筒研削、平面研削、輪郭研削に設定し、同時に単一軸か
ら5軸にすることもできます。
「私たちの専門は、回転研削運動
が超音波で励起された軸の振動によって重畳することです」
とマルセル•ウェーバー氏は説明しています。つまり、実際の
加工は砥石や研磨ポイントのようなツールを回転させて研削
しています。同時に、ツールは定義された範囲内で振動しま
す。
これは、必要な加工力や加工時間を低減します。
また、小
さなツールを使用することができ、
より微細な構造を生成す
ることができます。特にハード加工の場合、
この技術は多くの
新しい可能性を開きます。
超音波は定義されたツール振動を生成
USGの3本の直線軸は回転軸によって補充することがで
きます。例えばB軸は、ヘッドを回転するためと4軸加工を行う
ために取り付けることができます。Damaでは、需要が増えて
いる5軸加工の用意はできています:超音波研磨機 USG 500
。
Lehmannターンテーブルは、優れた軸振れとラジアル振れ特性のフォームで
高い幾何学的精度を提供します。
このバージョン用に、Dama社の開発者はスイスのBärau
のメーカーpL LEHMANNの標準ターンテーブル EA-520.Lを
2001年に設立されたDama Technologies社は、工作機械 機械に一体化しました (技術仕様:最大スピンドル負荷:400
で超音波を利用するための基本的技術を前身会社のDama ( kgおよび800 kg サポート付 / スピンドルクランプの保持トル
ダルムシュタット機械工学) Optikmaschinen社から引き継ぎ、 ク:2,000 Nm / 傾斜モーメント:3,900 Nm / 軸力:100 kN
継続的に開発しています。今日、超音波発生器は20∼45 kHz / 最大フィードモーメント:440 Nm / 最大スピンドル速
の周波数範囲の振動を生成します。電気エネルギーは、
コン 度:50 1/min)。CNCターンテーブルは、幾何学的に正確な配
バーターで機械的な動きに変換され、それが後にツールに転 置を可能にする特殊なサポートに取り付けられています。
これ
送されます。
「これはそれほど簡単なプロセスチェーンではあ は、
コンポーネントを旋回する第4軸として機能します。
「私た
りません」
とマルセル•ウェーバー氏は述べています。
「しかし ちがインデクサー軸やセルフロック駆動機構、つまりトランス
それによって、私たちの新しいシステムでは誘導エネルギー ミッションが必要である場合、Lehmann社と共に協力し合って
転送が接触することなく、非常に少ない障害とメンテナンスで います。それはすでに2007年から続いています」
とマルセル•
機能しています」
ウェーバー氏は強調しています。
「私たちは経験と通じて、
これ
らの軸の精度が長い寿命にわたって変わりがないことを知っ
この超音波システムは、数多くの標準エレメントが含まれ ています。他の供給メーカーの製品とはあまりいい経験を持
ているDama社の研磨機キットのコアエレメントです。高精度 っていません」
の研削加工のための基盤は、安定した低振動の鋳造スタンド
です。機械は通常、
プレテンション ボールスクリュー装着のサ
USG 500では、LehmannターンテーブルにDama社で構
ーボモーターで駆動される3本の直線軸を配置しています。
そ 築した直接駆動の回転軸が配置されています。
これは、
インデ
れらは作業スペースの外側に配置されているため、研磨スラ ックス可能で高精度です。
また、
トルク軸は対象となる研削加
ッジや埃から保護されています。
リニアローラーガイドは静か 工用のギアモーターをより高速回転で低トルクにしています。
な安定した動きを確保します。
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完全加工による精度
正確な同時加工のためのバックラッシュフリーギア
5軸超音波サポート研削加工の典型的な例は光学業界か
ら来ています:四方正確な穴を有するガラスセラミック材料
の正方形のブロックで構成されているLaser-Gyros (レーザー
ジャイロ)。
このコンポーネントは、航空宇宙産業、船舶交通や
鉄道輸送だけでなく、非常に高精度で位置決めや位置変更を
認識する必要のある掘削リグにも使用されている位置決めシ
ステムです。
Dama社の取締役は、Lehmann社によって新開発された
PGD (プリロードギア駆動) 装備の最新Lehmannターンテーブ
ルのエディション3に大変期待を寄せています。
このギアター
ンテーブルは、規定されたプレテンション状態で納品され、直
接測定システムなしで同時加工を可能にします。Dama社は
次の機会にPGD装備のターンテーブルを投入します。通
常、USG 500は年間約5台構築されるため、長い間待たせるこ
とはありません。
5 軸 の 超 音 波 研 磨 機 の 取 扱 い は 簡 単です。そのため
に、B&R Automation社のCNC制御を装備しています。
マルセ
ル•ウェーバー氏は次のように説明しています:
「このオースト
リアの会社はSPSセグメントを専門にしていますが、大きな許
容力のあるCNCを提供してます。私たちは、掘削、ボーリング、
研削切断、平面研削またはレンズ研削のためのシンプルで明
確なダイアログを含む作業環境を提供することができます。
こ
USG 500の典型的な加工例は、Laser-Gyros (レーザージャイロ) のこれら
れは、セットアップとプログラミングを簡単にし、
スタッフに特
エレメントです。
定のCNC知識がなくても機械を操作することができます。そ
して、CAMソリューションと組み合わせることで、複雑な3次元
この他に、例えば時計産業や医療技術などの分野でも、
こ 形状も研磨することができます」
の特別な5軸加工機はセラミック材の研削用として使用され
ています。正確な同時加工が可能です。マルセル•ウェーバー
氏によると、LehmannターンテーブルとDamaトルク軸は互い
に理想的に補完しているとのことです。EA-520は正しいサイ
ズを持ち、適切なトルク軸を安全かつ正確に回転するために
必要な高トルクを提供します。研削中には大きな加工力が発
生しないため、保持力は十分にあります。負荷変動時に問題
のあるバックラッシュは、光角度測定システムを使用し適切な
規制をすることにより、精度要件を満たす狭い範囲内で維持
します。
「私たちは今日、5秒前後は保証しますが、実際の値は
それより低いでしょう」
とマルセル•ウェーバー氏は付け加え
ています。
精度と長期品質による確信:片側クランプ4軸としてDama USG 500に挿入
されているLehmannターンテーブルEA-520。5軸としてDama社で構築したト
ルク駆動を有しています。
USG 500で加工された共振器もレザージャイロと同様に位置決めシステム
や位置認識システムに必要です。
ここでは、内径から外径のラジアル揺れ精
度が約2 µmである必要があります。
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DAMA社の特殊研磨機
Dama Technologies社は、精密工学、光学およびセラミ
ック産業の分野での機械や機器の開発、製造および販売
に約30の従業員が従事している東スイスの会社です。中
核事業は、硬質脆性材料加工のための超音波サポート研
磨機です。Dama Technologies社およびノウハウの必須要
素は、50年代に設立され、90年代にスイスの会社に売却
されたDama (ダルムシュタット機械工学) Optikmaschinen
社にさかのぼります。現在、市場ではDamaおよびMeteor
商標の機械が約15,000台導入されています。
PGD装備Lehmannターンテーブル技術のエディ
ション 3
ターンテーブルメーカーのpL Lehmann社は、500シリ
ーズのCNCターンテーブルをさらに改善しました。
スイス
の会社では、2015年1月からプレテンションでバックラッ
シュフリーギアのPGD (プリロードギア駆動) を特色とする
新エディション 3を提供しています。多くの利点がありま
す:規定されたプレテンション状態で納品されるPGDは、
直接測定システムなしで本格的な同時加工を可能にしま
す。
さらに、許容フィードトルクの3分の1までの小さな加工
の場合、
プレテンションギアによってクランプなしで加工
することができます。
その他の利点:ターンテーブルEA-510をカタログに
応じた標準負荷と駆動データでの広範囲に渡る長時間テ
ストをし、ギアが殆ど摩擦フリーであることを確証してい
ます。6,800運転時間において90度サイクル間隔で660
万以上後に実質的な摩耗は確認されません。
プリテンショ
ンは100万サイクル間隔あたり3%のみです。
これらの結果と追加の安全
性に基づ いて、連 続 運 転での
PGDの5,000運転時間 (デュー
ティサイクル100%での同時操
作)
または位置決め操作で
20,000運転時間 (カタログによ
るデューティサイクル20%)また
は200万で90度位置決めの場
合、ギアバックラッシュの再調整
をする必要がありません (意図
的な使用の場合、
カタログによる
標準負荷が有効; 最初に達した
限界値をカウントします)。
連絡先:
Peter Lehmann AG
Bäraustrasse 43
CH-3552 Bärau
Tel. +41 (0)34 409 66 66
Fax +41 (0)34 409 66 00
[email protected]
www.lehmann-rotary-tables.com
Dama Technologies ag
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CH-9308 Lömmenschwil
Tel. +41 (0)71 988 34 20
Fax +41 (0)71 988 29 18
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