2015 年 9 月 8 日金沢大学人間社会環境研究科日本学単位互換プログラム２０１６年度募集要項 1. 目的金沢大学大学院人間社会環境研究科単位互換プログラムは，金沢大学との交流協定締結校から，人文・社会科学系の優れた大学院生を受け入れ，金沢大学大学院人間社会環境研究科において日本学(言語，文学，歴史，思想，民俗，社会，政治，経済等を含む)およびアジア研究に関する専門教育を６ヶ月ないしは１年実施するものである。 2. 対象大学及び受入れ人数 2-1 対象大学ドイツ･レーゲンスブルク大学及びデュッセルドルフ大学，ベルギー・ゲント大学，フランス・オルレアン大学、ポーランド・ワルシャワ大学、チェコ・カレル大学、インドネシア教育大学，中国・北京語言大学，中国・北京師範大学，中国・南京大学，中国・浙江大学人文学院，中国・蘇州大学，中国・南開大学，台湾・台湾師範大学 2-2 受入れ人数１２名 3. プログラムの内容 3-1 出願資格来日時に，金沢大学協定校の修士課程の正規学生である者で，次の各号に掲げる要件すべてを満たす者（１）学業成績が優秀で，人物等に優れている者（２）留学の目的及び計画が明確で，本プログラムの学習に専念する意志を有する者（３）金沢大学での留学期間終了後，在籍大学に戻り，学業を継続する者又は学位を取得する者（４）講義内容を理解できる日本語能力（日本語能力試験 N１～N２級程度相当）を持つ者 3-2 履修期間プログラム参加者は，2016 年 4 月ないし 2016 年 10 月から 1 学期ないしは 2 学期間金沢大学に在籍するものとする。 3－3 金沢大学における身分特別聴講学生 3－4 使用言語日本語を主とする。 3－5 履修各学期における最低聴講科目数：7 科目ただし，本プログラム参加者は，本学大学院博士前期課程の科目のみ単位を修得できる。修得した単位は，7 科目以上選択した場合も含めて，在籍大学の認定により単位を振り替えることができる。なお，本学の在籍期間終了後にプログラム参加証明書を発行し，在籍大学あてに送付する。４．その他 4－1 出願手続以下の書類を期日２０１５年１２月４日（金）までに，応募者は自分の在籍大学を通じて，金沢大学大学院人間社会環境研究科へ出願書類を提出すること。【応募者作成書類】（１）入学願書（２）履歴書（３）推薦書（４）成績証明書（学士課程及び修士課程の最新の証明書）（５）在籍証明書（６）研究計画書（７）パスポートの写し（現在持たない場合は，取得後すぐに送ること）（８）在籍期間証明書【所属大学作成書類】（１）応募者一覧 4－2 選考方法等金沢大学大学院人間社会環境研究科は，書類審査のうえ，受入れ候補者及び奨学金採用候補者を決定する。 4－3 奨学金申請本プログラム参加者は，日本学生支援機構（JASSO）から海外留学支援制度（協定受入）奨学金が支給される場合がある。（２０１５年に奨学金申請予定のため，奨学金受給奨学金受給可能者数及び支援内容は未定。）本プログラムへの応募者は，他大学の JASSO 奨学金プログラムや文部科学省奨学金，また，日本大使館を通しての文部科学省奨学金に応募することはできない。 4－4 授業料について（１）本学と授業料の相互不徴収協定を締結している大学に在籍している学生のうち，覚書記載の交換留学の学生数分は，授業料は徴収されない。（２）相互不徴収協定を締結している大学からの交換留学の学生数が覚書記載の人数を超える場合，又は覚書締結のない大学からの交換留学生の場合は，授業料を支払わなくてはならない。2015 年度の授業料は１単位につき 14,800 円であった。なお，この授業料は今後改正される場合がある。また、留学生は週 10 時間以上専門科目の授業を聴講し、週 7 科目授業を履修する必要がある。授業料は最低 207,200 円以上を見込む必要がある。 4－5 宿舎について（１）金沢大学の寮について・短期留学生は，金沢大学留学生宿舎に入居できる。これらは全室単身者用であり、夫婦や家族での入居ができる学生用宿舎はない。・入居するときに，預託金として 20,000 円程度が必要である。・部屋代：月額 8,000～27,000 円（2015 年度現在）※その他，施設代・電気・ガス・水道の使用料金で毎月 10,000～15,000 円程度必要である。・留学生宿舎の収容人数を超えた場合，民間アパートへの入居となる。（２）民間アパートアパートに住む場合は，自分で探すか，金沢大学生活協同組合が提供する民間アパートの斡旋を受けることができる。アパートに住む場合には，ワンルームのアパートで（台所，トイレ，バス付）家賃は月額 20,000 ～60,000 円，敷金・礼金で 40,000～300,000 円ほどかかる。なお，日本のアパートには，通常家具等はついていない。アパートに入居する場合，留学生住宅総合補償に加入する必要がある。（大学の寮等に入居した場合は、加入義務はない。）保険料は，1 年間で 4,000 円。入居したアパートの施設で，他人にケガをさせたり，他人のものを壊したり，水漏れ事故により階下に損害を与えた場合などに，それらを補償するものである。 4－6 保険について外国人留学生は入学後には，次の 3 つの保険への加入義務がある。 ① 国民健康保険留学生は，日本の法律により，「国民健康保険」に加入しなければならない。加入した場合，毎月 1,500 円程度の保険料を支払う必要がある。病気やけがをしたときの医療費（治療費や入院費など）の自己負担は 30％である。 ② 学生賠償責任保険保険加入には，まず大学生協に加入することが必要であり，それに 6,000 円（出資金）が必要である。そのほか，1 年間で 1,780 円の保険料が必要である。他人への賠償，他人から借用したものに対する賠償，他人の名誉き損に対する賠償等を補償する。出資金は，留学終了時に全額返還される。 4－7 日本への入国日本へ留学の目的で入国しようとする外国人は，パスポートの発給を受けた後，あらかじめ日本大使館・領事館で留学のビザ（VISA）を受けることが必要である。ビザの申請については，次のとおりである。金沢大学が日本の入国管理局へ「在留資格認定証明書」を代理申請し，交付された「在留資格認定証明書」を学生に送付する。学生は在外公館でパスポートとともに「在留資格認定証明書」を提示の上，「留学ビザ（VISA“College Student”）を申請する。この「在留資格認定証明書」は，日本上陸時にも提出しなければならない。問合せ先住所〒920-1192 石川県金沢市角間町 FAX +81-76-264-5468 E-mail [email protected] 金沢大学角間北地区事務部学生課