京のアジェンダ21フォーラムについて

みやこ
京のアジェンダ21フォーラムについて
2015.11.21
京のアジェンダ21フォーラム 井上 和彦
SDGsの目標
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アジェンダ21(1992年)
第1章 前文
セクションⅠ.社会的・経済的側面
第2章 開発途上国の持続可能な開発を促進するための国際協力と関連国内施
策
第20章 有害廃棄物の不法な国際取り引きの防止を含む有害廃棄物の環境上適
正な管理
第21章 固形廃棄物及び下水道関連問題の環境上適正な管理
第22章 放射性廃棄物の安全かつ環境上適正な管理
第3章 貧困の撲滅
セクションⅢ.主たるグループの役割の強化
第4章 消費形態の変更
第23章 前文
第5章 人口動態と持続可能性
第24章 持続可能かつ公平な開発に向けた女性のための地球規模の行動
第6章 人の健康の保護と促進
第25章 持続可能な開発における子供及び青年
第7章 持続可能な人間居住の開発の促進
第26章 先住民及びその社会の役割の認識及び強化
第8章 意思決定における環境と開発の統合
第27章 非政府組織の役割強化
セクションⅡ.開発資源の保護と管理
第28章 アジェンダ21の支持における地方自治体のイニシアティブ
第9章 大気保全
第29章 労働者及び労働組合の役割の強化
第10章 陸上資源の計画及び管理への統合的アプローチ
第30章 産業界の役割の強化
第11章 森林減少対策
第31章 科学的、技術的団体
第12章 脆弱な生態系の管理:砂漠化と旱魃の防止
第32章 農民の役割の強化
第13章 脆弱な生態系の管理:持続可能な山岳開発
セクションⅣ.実施手段
第14章 持続可能な農業と農村開発の促進
第33章 資金源及びメカニズム
第15章 生物多様性の保全
第34章 環境上適正な技術の移転、協力及び対応能力の強化
第16章 バイオテクノロジーの環境上適正な管理
第35章 持続可能な開発のための科学
第17章 海洋、閉鎖性及び準閉鎖性海域を含むすべての海域及び沿岸域の保護
及びこれらの生物資源の保護、合理的利用及び開発
第36章 教育、意識啓発及び訓練の推進
第18章 淡水資源の質と供給の保護:水資源の開発、管理及び利用への統合的
アプローチの適用
第19章 有害かつ危険な製品の不法な国際取り引きの防止を含む有害化学物質
の環境上適正な管理
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第37章 開発途上国における能力開発のための国のメカニズム及び国際協力
第38章 国際的な機構の整備
第39章 国際的法制度及びメカニズム
第40章 意思決定のための情報
ローカルアジェンダ21
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「アジェンダ21」第28章 アジェンダ21の支持における地
方公共団体のイニシアティブ
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「アジェンダ21で提起されている諸問題および解決策の
多くが地域的な活動に根ざしているものであることから、
地方公共団体に対して、地域住民と協議し「ローカルア
ジェンダ21」について合意を形成すべき」と明記
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ICLEI(国際環境自治体協議会)がローカルアジェンダ21
を推進するキャンペーンを行う
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これらによって、世界各国の自治体で「ローカルアジェン
ダ21」が策定された
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日本におけるローカルアジェンダ21
1993年1月 神奈川県が「アジェンダ21かながわ」を策定
1993年12月 国が「アジェンダ21行動計画」を決定
1995年6月 環境庁(当時)が「ローカルアジェンダ21策
定ガイド」を公表
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1993年11月 国の「環境基本法」制定
1994年12月 国の「環境基本計画」決定
ほぼ同時期に、自治体で「環境基本条例」の制定、「環
境基本計画」の策定が進む
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アジェンダ21からローカルアジェンダ21へ
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1992年6月 リオサミットで「アジェンダ21」採択
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1997年10月 「京のアジェンダ21」策定
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京のアジェンダ21検討委員会・京都市
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1997年12月 COP3京都会議開催
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1998年11月 京のアジェンダ21フォーラム設立
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2002年4月 京エコロジーセンター開館
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事務所を京エコロジーセンター活動支援室内に置く
現在の組織概要
法人格なしの任意団体
会員数 個人169人・団体267団体・計436会員
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(2015年3月31日現在)
会費 1口1,000円 個人会員:1口 団体会員:2口以上
役員 幹事28名 監事2名
有給職員 4名 (うち1名は非常勤)
事務所 京エコロジーセンター内
予算 18,332,561円(2014年度)
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収入の約93%が京都市からの委託金
京都市の担当部署 環境政策局地球温暖化対策室
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役員の所属
京都大学名誉教授・NPO法人循環共生社会シ
ステム研究所
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立命館大学政策科学部教授
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弁護士
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NPO法人環境市民
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NPO法人地域環境デザイン研究所ecotone
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NPO法人気候ネットワーク
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NPO法人KES環境機構
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NPO法人コンシューマーズ京都
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京都府地球温暖化防止活動推進センター
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公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
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同志社大学名誉教授・一般社団法人京都ボラン
ティア協会
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社会福祉法人京都市社会福祉協議会
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京都市保健協議会連合会
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公益社団法人京都市観光協会
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一般財団法人京都ユースホステル協会
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京都市地域女性連合会
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京都商工会議所
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公益社団法人京都工業会
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公益社団法人京都青年会議所
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京都府中小企業団体中央会
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株式会社京都新聞社
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株式会社京都放送(KBS京都)
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フリーエディター
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京のアジェンダ21フォーラム
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京都府環境部部長
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京都市地球環境・エネルギー政策監
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京都市環境政策局長
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京都市産業観光局長
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京都市都市計画局長
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京都市環境政策局地球温暖化対策室
これまでの主な活動成果
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2001年 環境マネジメントシステム「KES」スタート
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2001年 「醍醐コミュニティバス市民の会」立ち上げ
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2002年 省エネラベルの取組開始
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→統一省エネラベルへ
2003年 温暖化防止条例協働提案プロジェクト開始
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→ 2006年 京都市地球温暖化対策条例制定
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2007年 京グリーン電力制度創設
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2011年 市民協働発電制度の検討
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京のアジェンダ21フォーラムが取り組んだ項目
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KES
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中小企業をはじめ、あらゆる事業者を対象にした「シンプ
ル」で「低コスト」な環境マネジメントシステム
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京都環境コミュニティ活動(KESC)
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複数の企業がチームでCSR活動
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環境エネルギーチーム、交通環境学習チーム、おひさまチー
ム、里山チーム
KESエコロジカルネットワーク
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京都市内のKES登録企業
94社(96事業所)が参加
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京都市生物多様性プランを
推進するための事業者の取
組
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京都の文化にゆかりのある
希少植物(フタバアオイ、フ
ジバカマ、ヒオウギ、キクタ
ニギク)の育成
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協力団体:KES環境機構、
京都市都市緑化協会、京都
駅ビル開発(株)、京都市
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国際的枠組みと地域の連携
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ローカルアジェンダ21のような仕掛け
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環境を超えた課題との連携
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環境活動 →SR →SDGs
地域の特徴を活かす
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→まずは「京都ならでは」から