リーダー・管理職の名言格言一覧

リーダー・管理職の名言格言一覧
樋口廣太郎の名言_格言|管理職十訓
1.
組織を活性化しようと思ったら、その職場で困っていることを一つずつつぶ
していけばよい。人間は本来努力して浮かび上がろうとしているのだから、頭
の上でつかえているものを取り除いてやれば自ずと浮上するものだ。
2. 職位とは、仕事のための呼称であり、役割分担を明確にするためにあるもの
だと考えれば、管理職とは何かがキチンと出てくる。
3. 先例がない、だからやるのが管理職ではないか。
4. 部下の管理は易しい 。むしろ上級者を管理することに意を用いるべきである 。
5. リーダーシップとは、部下を管理することではない。発想を豊かに持ち、部
下の能力を存分に描き出すことである。
6. YESは部下だけで返事をしてもよいが、NOの返事を顧客に出すときは、
上司として知っていなければならない。
7. 人間を個人として認めれば 、若い社員が喜んで働ける環境が自らできてくる 。
8. 若い人は、我々自身の鏡であり、若い人がもし動かないならば、それは我々
が悪いからだと思わなければければならない。
9. 若い人の話を聞くには、喜んで批判を受ける雅量が必要である。
10.結局職場とは、人間としての切磋琢磨の場であり、錬成のための道場である。
【樋口廣太郎、ひぐち・ひろたろう。アサヒビール社長。アサヒスーパードライなどのヒット商
品を生み出しアサヒビールの発展に貢献した人物】
●藤巻幸夫の名言|若者と上手く話す秘訣
「若者というのは往々にして、経験が浅いくせに自己主張だけは一人前ですから、
聞いているほうがカチンと来ることだってあります。でもそれを頭ごなしに否定し
たところで、こちらの言いたいことは伝わるわけでもないでしょう。また彼らの話
にも、耳を傾けるに値する意見があるかもしれません。だからこそ、大人の余裕で
最初は聞き役に回って、相手の気が済んだところでこちらの意見を伝えるという手
順を踏むんです。そうすると、案外上手くいくんですよ 。」
【藤巻幸夫、ふじまき・ゆきお。日本の実業家、バイヤー。上智大学経済学部経営学科卒業後、
伊勢丹に入社。同社で名物バイヤーとして活躍した。その後、足袋・靴下・ストッキングメーカ
ーの福助の経営再建に携わる。また、セブンアンドアイ生活デザイン研究所社長なども務めた。
債券・為替・株式トレーダーの藤巻健史を兄に持つ。兄とともに藤巻兄弟社を設立 。】
●井村雅代の名言|叱る絶対三点セット
「叱るときに心がけていることは「叱る絶対三点セット」を厳守することです。ま
ず 、相手の「 悪いところをハッキリ指摘し 」、
「 次に直す方法を指導する 」。最後に「 そ
れでいいかどうか、直ったかどうか、OKかNGかをきちんと伝える 」。叱るだけで
直す方法を言わなかったら、選手は自信を無くすだけです 。」
【井村雅代、いむら・まさよ。大阪出身のシンクロナイズドスイミング選手、指導者。小学生時
代から浜寺水練学校で水泳を習い始める。中学生になってシンクロナイズドスイミングを開始。
天理大学卒業。選手時代、日本選手権で二度優勝、ミュンヘン五輪出場。その後大阪市内の中学
校保健体育科の教諭を務めたのちコーチとなる。日本代表コーチ・監督、中国代表監督などを務
め、数多くの五輪メダリストを育てた 。】
森下裕道の名言|部下とコミュニケーションを上手く行うための3つのコツ
1.相手の話をちゃんと聞くこと。
2.ハッピーワード(褒め言葉、ねぎらい、感謝の言葉など)を使うことを心がける
こと。
3.相手のことを認めて、その人の可能性に賭けてあげること。
【森下裕道、もりした・ひろみち。日本の接客・営業コンサルタント。東京出身。大学卒業
後、ナムコへ入社。1年で新規事業点の店長に抜擢され、独特な接客法で不振店舗を多数立
て直し、カリスマ店長と呼ばれる。その後独立し、接客、セールス、人材育成術などを様々
な業種の人たちに教えている。主な著書に『自分の居場所の作り方 』『なぜ、あの占い師は
セールスが上手いのか? 』『好感度119%の話し方 』『心理接客術 』『お客さまをファンにさ
せる接客をマスターする 』『また会いたい!と思わせる、人との接し方 』『ハッピー・ライ
フの作り方』など。スマイルモチベーション代表 。】
稲盛和夫の名言・格言|人生を決める3つの単純な原理
「素直な心 」「熱意 」「努力」といった言葉は、あまりにプリミティブ(素朴・原始
的)なために、誰も気に留めない。しかし、そういう単純な原理こそが人生を決め
ていくポイントなのだ。
【 稲盛 和夫 、 いなも り・ か ずお、 日 本の 実業 家、 京セ ラ・ 第二 電電 (現KDDI )・携 帯電話会 社
エーユーなどの会社を立ち上げ軌道に乗せる。鹿児島出身。鹿児島大学工学部卒。技術者であり
ながら会計に明るく、堅実な事業展開を行う。事業だけにとどまらず盛和塾という私塾を非営利
に主催 、若手経営者の育成を行っている 。京セラの会計についての著書「 実学 」がベストセラー 】
速水優の名言・格言|改革に必要なのは冷静さと勇気
改革を成すには冷静な判断と勇気ある決断が求められる。
【 速水優 、はやみ・まさる 。日商岩井社長 。東京商科大学( 現:一橋大 )卒業後 、日本銀行入行 。
同行で理事を務めた後、日商岩井(現:双日)に移り専務を経て社長・会長を務めた。その後、
経済同友会代表幹事や日銀総裁、輸省航空審議会委員長、財団法人国際開発センター理事、経済
企画庁参与などを務めた】
井植敏の名言格言|役員・管理職を選ぶときの4つの基準とは
私が役員やミドルのリーダーを選ぶときの評価基準は次の4点。
1 .人の心がわかる人。人の気持ちがわかる人でないと、人とのつながりが広がっ
て行きません。
2. 自分の気持ちをきちんと整理して相手に知らしめることのできる人。いい考え
を持っているんだけどうまく表現できない人がいます。そういう人は役員にはな
れない。
3. リーダーシップのとれる人。親分肌的なところがなかったらできません。
4. 頭が非常にやわらかい人。時代の感覚を受け入れることのできる頭の持ち主。
これからは、感受性がある人でないとリーダーは務まりません。
【井植敏、いうえさとし、三洋電機社長・会長】