第1回 久万高原町総合計画審議会 議事録 日 時 平成 27 年7月9日(木)13 時 30 分~15 時 10 分 会 場 久万高原町役場 大会議室 概要 1 開会 2 委嘱状交付 3 町長挨拶 4 委員紹介 5 会長及び職務代理者選出 6 議事 (1) 久万高原町総合計画審議会の設置について (2) 総合計画及び総合戦略策定について (3) 久万高原町を取り巻く現状について (4) 両計画の策定スケジュールについて (5) 久万高原町のとるべき方針について自由意見交換 議 事 詳 細 1 開会 2 委嘱状交付 3 町長挨拶 4 委員紹介 5 会長及び職務代理者選出 6 議事 (1) 久万高原町総合計画審議会の設置について (2) 総合計画及び総合戦略策定について (3) 久万高原町を取り巻く現状について (4) 両計画の策定スケジュールについて (概要) 事務局より、総合計画と総合戦略を並行して策定するにあたり、本審議会にて両計画 の審議を行うことを説明した。また、本町の人口や産業に関する近年の動向について、 説明を行った。 1 (5) 久万高原町のとるべき方針について自由意見交換 (意見要旨) 委 員 農業委員会 事務局 これからのまちづくりの話なので、若い柔軟な知恵の積み上げが必要で ある。若い住民が意見を十分に言えるよう取り組んでほしい。 本計画スケジュールにもある通り、住民に意見を求めるさまざまな取り 組みを考えており、多くの年代に意見をいただけるよう努めます。 委 員 久万広域森林 組合に若い方が来てくれることが少なくなっている。若い世代に来ても らえるような取り組みの必要性を感じている。 組合 委 員 久万高原町商 人が集まりやすい拠点の創出など、町内においても問題意識を持って、 流動人口を増やす取り組みを行っている。 工会 委 員 商工会女性部 女性も働かなければならない環境の家庭が多くなっているが、町内に働 くところがない。町民税も高くなっているという声も聞く。これでは町か ら出て行く方も多くなってしまう。 また、町外から通っている役場の職員もいると聞くが、やはり町内に住 んでもらいたい。 委 員 東雲女子大学 町の現状の資料の中に、観光に関するデータがなく、本町の議論には必 要ではないかと思う。 地域そのものの魅力が人を呼ぶと思うので、女性が暮らしやすいまちを つくることがポイント。子育て世代の女性の就業率が全国値より高く、女 性が働きやすい状況のあらわれと思う。町のよさを把握し、久万高原町ら しい目標達成をしていければいいと思う。 委 員 町議会議員 委 員 町議会議員 流動人口の増加には、色んな手法がありうる。若い人の意見をなるべく 聞いた方がいい。 流動人口を取り込むには、この山里をどう売るかという徹底したビジョ ンが必要。観光立町を考えるのであれば、もっと売り方を考えるべき。 どの地域も、若い人に住んでもらおうと募集をしているが、なかなか難 しいのが現状。本町は目線を変えて、高齢者の定住の地として人を呼び込 2 むのもよいのではないか。 委 員 伊予銀行 最近の事例として、他県の不動産業者が本町の物件を購入し、720 万円ほ どで販売している。一定の価値が見込まれる地域であるというあらわれか もしれない。 委 員 愛媛銀行 委 住民が本町の高齢化についてどのように考えているか、しっかりととら えた計画づくりをお願いしたい。 員 人口減少対策には、しごとを作って若者に定住してもらうのが基本だと 教育委員会 思うので、若い方の意見を収集できるような体制づくりをしてもらいたい。 委 員 松山市農協 委 員 農家は高齢化しているし、JAも機構改革が進められている中、この計 画(戦略)策定も一体で進めていければいいと思う。 若い人がまちに残っていけるような、まちづくりが必要である。 農業委員会 委 員 教育委員会 去年度をもって柳谷中学が閉校となったが、住民にとって地元の学校が なくなるというのは、教育面で不安を抱いてしまう。若い方が地元に残っ ていけるようなまちづくりが必要と思う。 委 員 町議会議員 人口減少対策にあたり、ワークライフバランスが重要になってくると考 えている。昔は長時間労働をするのは普通であったが、それをどう変えて いくかが課題である。 委 員 町議会議員 地域に住んでもらうという視点では、町営住宅の家賃が高いことに疑問 を持っている。 (地域に仕事がなく)久万地区に働きに出るのにバス代もか かるので、最終的には地域から出ていってしまう。町営住宅をもっと安く すべきである。さらに、魅力を出すために、入居者に野菜畑を与えてもよ い。 また、空き家についてもどうしていくか、考えていくべきだ。 オブザーバー まずは第一次総合計画の総括を提示してもらいたい。 愛媛新聞社 本町の魅力は自然豊かなところであり、もっとPRするとよい。 本日は、流動人口を増やす議論が多々あったが、定住人口を確保する視 3 点も大切だ。また、本計画策定においては、子育てをしている住民の意見 を聴く場があってもいいと思う。 オブザーバー しごとの創出にあたっては、やはり正規雇用する雇用者の確保、子育て 松山公共職業 期や子育て後の雇用の確保が重要になってくる。そのためには、既存の事 安定所 業の拡張、町内の方の起業を中心に考えていくべき。 若い方は、農林業を(収入が)不安定な仕事と考え敬遠する傾向がある ので、安定的な面のPRを行っていくべき。たとえば、農業法人であれば 安定のイメージを持ちうると思うが、本町にはそれはないので、設立を検 討するのもよいと思う。 高齢者や障害者をいかに労働力と見ていくかも重要。すべての人が働け る環境の整備を進めていくべき。 ハローワークには、雇用者負担を減らす制度もあるので、必要に応じ活 用いただきたい。 4 閉会 4
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