『小松地区ボランティアの会』復興視察へ “若い力”が感じられた『まちづくり

平成27年10月号
小松地区地域振興協議会
☎:42-6681
【まんまる通信・NO. 201510】
0.
◆ホームページ:http://komatsu-manmaru.com/
◆フェイスブック・小松の最新情報を発信しています(小松地区交流センターで検索)
『小松地区ボランティアの会』復興視察へ
◎期日
◎時間
◎場所
9月30日(水)
7:00~
宮城県方面
小松地区ボランティアの会では2年に一度、意識高揚のための視察研修会を実施しています。今
回 25 名の参加をいただき、宮城県の新名所として今年 7 月にオープンしました『仙台うみの杜水
族館』と奥松島三大渓『奥松島嵯峨渓』見学と東日本大震災で寛大な被害を受けた野蒜海岸周辺を
震災語り部の案内で視察してきました。最初に『仙台うみの杜水族館』を訪れ、三 陸 の 海 が 再 現
さ れ た 巨 大 水 槽 の 中 を た く さ ん の 魚 が 優 雅 に 泳 い で い る 様 子 や 美 し さ に 感 銘 し 、ま
た アシカやイルカショーのパフォーマンスでは、愛らしさと力強い演出を垣間見ることができ、あ
たりからは大きな歓声と拍手喝采で盛り上りました。その後、東日本大震災後の野蒜海岸周辺を“奥
松島ボランティアの会”さんの案内により、震災当時の様子と復興の様子をバスの中からお聞きし
歌いながら”書”を彩る日本唯一のシンガーソングライター。(愛媛出身、東京在住)
“若い力”が感じられた『まちづくりフェスタ』(過疎事業)
◎期日
◎時間
◎場所
10月4日(日)
10:00~
川西町中央公民館大ホール・まんまるスタジオ(旧ピッコロ3F)
NPO 法人えき・まちネットこまつが主催(共催 小松地区地域振興協議会)で、講師に東京大学大学院
教授 牧野篤氏、東北芸術工科大学教授 松田道雄氏をお迎えして開催しました。午前の第一部は『まち
づくり若者アイディアコンペティション』で、置賜農高・東北芸大・一般の 6 チームにより、高校生や大
学生の現在の活動内容や将来の自分や地域に掛ける夢や希望を発表していただきました。また、・米沢商
業高の丸山充先生に「米沢商業高校におけるまちづくり活動」の事例発表をいただきました。どの発表も
とても生き生きと充実したもので私たち大人が圧倒される内容でした。
(発表結果は下記の通りです。)そ
の後、今年 9 月に総務省『過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業』の採択を受け完成しました『ま
んまるスタジオ』でミニライブ(アコーディオン・ギター演奏・ブレークダンス)を芋煮と紅大豆ご飯を
(川西町食生活改善推進協議会小松支部の皆さんが準備)食べながら楽しみました。第二部は、公民館長
会の研修会も兼ねて牧野氏の講演と 3 つの分科会に分かれてディスカッションを行い、地域の問題に対し
て自ら取り組もうと大人も学生も思い思いに未来の川西町を考えた意見が交わされとても有意義な時間
となりました。ご参加いただきました皆さん、一日ありがとうございました。
少しずつ復興へと向かっている町の様子などを実際に肌で感じる事が出来ました。反面、仮設住宅
で生活されている方がまだまだ大勢いる現状で問題点もありますが、明日への希望を胸に前を向い
東日本大震災の被災地ライブを経て、
「日本一周!笑顔届ける施設ライブ」と題し、全国各地の福祉施設に出向いて、年間 150 施設以上(約 1 万人)
て頑張っていらっしゃる様子を伺うことができ、とても勉強になり有意義な研修となりました。
28 歳から音楽活動開始。2009 年(29 歳)CD デビュー。書家として美術年鑑にも登録されている。
≪まちづくり若者アイディアコンペティション≫
①酪農の6次産業でまちおこし 置農高 3 年 鈴木将大さん ・・・最優秀賞
②カフェのあるまちづくり
置農高 3 年 木村優花さん
③若者のカタリバとタマリバを拠点にした町なか創生“ル・リアンプロジェクト”
(仙台うみの杜水族館 巨大な水槽)
小松翠松塾 高橋佳久さん(社会人)
④置農生が観光の牽引車になるまちおこし
(野蒜海岸前で記念写真)
置農高 2 年 遠藤有華さん
⑤豆の駅で地域活性化
置農高 2 年 安彦光さん ・・・・優秀賞
⑥東北芸大におけるまちづくりの取り組み
東北芸工大 小沼百合子さん他 3 名
≪事例発表≫
「米沢商業高校におけるまちづくり活動」 山形県立米沢商業高校 教論
丸山充氏
≪ミニ講演会≫
(仙台うみの杜水族館 牡蠣養殖の様子)
(仙台うみの杜水族館の正面)
(野蒜海岸周辺の震災地をガイド頂いている様子)
「全国におけるまちづくり優秀事例」
東京大学大学院 教授 牧野篤氏