コーティング性能比較表

コーティング性能比較-1508
コーティング性能比較表 1(AIP法)
PVDコーティング
TiN
TiCN / TiCN-G
ゴールド
グレー
ゴールド
耐熱PVD
TiAlN
CrN
Acro
バイオレット
シルバー
グレー
外観色
構造
TiN
TiN+Ti(C,N) / TiN+Ti(C,N)+TiN
(Ti,Al)N
CrN
(Al,Cr)N系
ビッカース硬さ
Hv 1,600~1,800
Hv 1,800~2,000
Hv 1,800~2,000
Hv 1,400~1,600
Hv 2,000~2,200
塑性変形硬さ
25~30 Gpa
30~40 GPa
30~40 GPa
20~25 GPa
40~50GPa
剥離臨界荷重(※母材SKH)
60N以上
60N以上
60N以上
80N以上
60N以上
耐熱温度
~600℃
~600℃
~800℃
~700℃
~1000℃
摩擦係数(SUJ2)
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
膜厚
2~4μm
2~4μm
2~4μm
2~4μm
2~4μm
処理温度
450~500℃
450~500℃
450~500℃
450~500℃
450~500℃
表面粗さ
Ra:0.040~0.060
Rz:0.500~0.800
Ra:0.040~0.060
Rz:0.500~0.800
Ra:0.040~0.060
Rz:0.500~0.800
Ra:0.040~0.060
Rz:0.500~0.800
Ra:0.040~0.060
Rz:0.500~0.800
耐摩耗性
☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆
☆☆☆
母材との密着性
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆
耐熱性
☆☆
☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆☆
切削工具
金属成形金型
(プレス、打ち抜き)
切削工具
推奨する用途
切削工具
金属成形金型
樹脂成形金型
機械部品
銅切削工具
樹脂成形金型
機械部品
鋼切削工具
難削材切削工具
銅切削工具
ダイキャスト金型
Ra:0.005~0.010、Rz:0.060~0.090の
SKH51 TPにコーティングした場合
(ドリル、エンドミル)
ダイキャスト金型
コーティング性能比較-1508
コーティング性能比較表 2(UBMS法)
DLCコーティング
スムースコーティング
DLC
DLC-i
スムースMX
スムースCX
スムースCXD
D
ブラック
レインボー
シルバー&クリーム
シルバー
シルバー
構造
密着層+a-C:H
ta-C(:H)
密着層+(Ti,Mo)N
密着層+CrN
密着層+CrN
ビッカース硬さ
Hv 2,000~2,200
Hv 2,500~
Hv 1,800~2,000
Hv 1,700~1,900
Hv 1,700~1,900
塑性変形硬さ
40~50 Gpa
60~70 Gpa
30~40 GPa
30~40 GPa
30~40 GPa
剥離臨界荷重(※母材SKH)
50N以上
-
80N以上
60N以上
60N以上
外観色
耐熱温度
~400℃
~500℃
~500℃
~800℃
~800℃
摩擦係数(SUJ2)
0.1
0.1
0.5
0.5
0.5
膜厚
1.0~2.0μm
0.2~0.4μm
2~4μm
2~4μm
4~6μm
処理温度
180~230℃
150~200℃
450℃~500℃
450~500℃
450~500℃
表面粗さ
Ra:0.005~0.010、Rz:0.060~0.090の
SKH51 TPにコーティングした場合
Ra:0.010~0.015
Rz:0.100~0.200
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
耐摩耗性
☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆☆
母材との密着性
☆☆
☆
☆☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
耐熱性
☆
☆
☆☆
☆☆☆
☆☆☆
推奨する用途
Al切削工具
粉末焼結金型
高精度摺動金型
高精度摺動部品
(シャープエッジ)
超高精度摺動金型
超高精度摺動部品
高精度金型
冷間加工金型
(衝撃が大きい)
樹脂成形金型
耐食性機械部品
打錠杵
樹脂成形金型
高耐食性機械部品
Al切削工具
コーティング性能比較-1508
コーティング性能比較表 3(HCD法)
ファインコーティング
ファインFT
ファインFC
ファインFG / FG-G
ゴールド
グレー
ゴールド
シルバー
外観色
構造
TiN
TiN+Ti(C,N) / TiN+Ti(C,N)+TiN
CrN
ビッカース硬さ
Hv 2,000~2,200
Hv 2,000~2,200
Hv 1,800~2,000
塑性変形硬さ
40~50 Gpa
40~50 Gpa
30~40GPa
剥離臨界荷重(※母材SKH)
60N以上
60N以上
40N以上
耐熱温度
~600℃
~600℃
~700℃
摩擦係数(SUJ2)
0.5
0.5
0.4
膜厚
2~4μm
2~4μm
2~4μm
処理温度
450~500℃
450~500℃
450℃~500℃
表面粗さ
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
Ra:0.015~0.025
Rz:0.200~0.300
Ra:0.005~0.010
Rz:0.060~0.090
耐摩耗性
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
母材との密着性
☆☆☆
☆☆☆
☆☆
耐熱性
☆☆
☆☆
☆☆☆
推奨する用途
冷間鍛造金型
金属成形金型
樹脂成形金型
機械部品
切削工具
金属成形金型
(プレス、打ち抜き)
Ra:0.005~0.010、Rz:0.060~0.090の
SKH51 TPにコーティングした場合
樹脂成形金型
耐食性機械部品
コーティング性能比較-1508
AIP法
(アークイオンプレーティング)
UBMS法
(アンバランスドマグネトロンスパッタ)
HCD法
(ホロカソードイオンプレーティング)
プラズマガン
ターゲット
Ti+
ターゲット
Ti+
N+
N+
Ti+N+
Ti+
N+
Ti+
N+
ターゲット上の
アーク放電
Ti+
Ti+
N+
Ti+
N+
N+
溶解Ti
N+
N+ Ti+ Ti+
Ti+
N+
ワークN+ プラズマ Ti+ ワーク
Ti+ N+ Ti+
Ti+
Ti+
Ti+
Ti+
Ti+
ドロップレット
ワーク
溶解Ti
ルツボ
ルツボ
窒素ガス雰囲気中で、アーク放電
によりターゲット金属を蒸発させ、窒
化物をワークに堆積させます。
緻密で密着性の高い硬質膜が得
られます。
Arイオンでターゲット金属を叩き出し、
ワークに硬質膜を生成させます。
ターゲットとワークの間に高密度プラ
ズマを形成し、イオンアシスト効果を増
大させることで、緻密で密着性の高い
硬質膜が得られます。
〒930930-0106 富山県富山市高木西115
富山県富山市高木西115
http://www.hokunetsu.com/
HCD法は、金属を真空中で溶解、
イオン化させ蒸着させるため、AIP
法で発生するドロップレットの発生
がなく、平滑で光沢のある密着性
の高い硬質膜が得られます。
TEL(076)471TEL(076)471-7251 FAX(076)471FAX(076)471-7252
EE-mail:
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