平成 27 年度学校法人創志学園事業計画書

平成 27 年度学校法人創志学園事業計画書
(平成 27 年 4 月１日～平成 28 年 3 月 31 日)
【高等教育部門】
１．環太平洋大学
＜事業計画概要＞
教育方針として、就職採用試験で役立つ一般教養及び専門知識を身に付けさせるため、各学部・学
科における教養教育及び専門教育に関する授業科目の見直しを行うとともに、正課外の就職支援対
策講座の充実を図る。また、平成 28 年 4 月より開設予定の経営学部現代経営学科(入学定員 200 名)
のＰＲ活動を推進し、学部設置認可後より学生募集を行うほか、新講義棟の建築、図書・雑誌・備
品等の整備を行う。その他、中期目標・中期計画に基づく年次計画に沿って、事業計画を推進する。
＜主な事業計画＞
１．学部・学科の主な取り組み
(1) 次世代教育学部国際教育学科
１年間留学から帰国した学生(2 年生)の TOEIC スコアアップを目指し、エクステンションクラスの
質・量を一層向上させる。また、１期生(3 年生)への就職サポート体制、外国人留学生の受入サポ
ート体制の整備、充実を図る。
(2) 次世代教育学部こども発達学科
IPC 長期留学を取り入れた「国際幼児教育コース」のカリキュラムを整備するとともに、学内外活
動、地域貢献として「子育て支援事業」活動を軸に地域活動を展開する。
(3) 次世代教育学部教育経営学科
英語教育・理科教育に強い小学校教員及び ICT 活用指導に強い小学校教員の育成を目指し、学校
支援ボランティア、研究授業等への積極的に参加させ、実践力を身に付ける教育活動を行う。
(4) 次世代教育学部教育経営学科通信教育課程
認定こども園法改正に対応した教員養成のための幼児教育専攻について募集強化を図る。
(5) 体育学部体育学科
「スポーツビジネスコース」及び「公安公務員養成コース」の専門科目を新設し、教育内容の充
実を図るとともに、募集活動の充実に向けた環境整備を推進する。
(6) 体育学部健康科学科
柔道整復師国家試験対策授業等の整備・拡充を図るとともに、就職セミナー及び企業訪問を実施
し就職支援を行う。
２．就職率向上への取り組み
(1)採用試験に向けて、キャリアセンター、初年次教育部、キャリア教育部が連携し、正課外講座や
模擬試験の更なる充実を図る。
(2)２年次より大志会に入会させ、公立学校教員採用試験の二次試験 60 名以上の合格と、常勤講師
を含めた教員就職希望者 85％以上の教員就職を目指す。
(3)公務員合格者増(合格目標 70 名以上)に向け、卒業生支援と国公立保育士対策を強化する。
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３．学生支援に関する取組み
(1)学習状況、部活動、就職活動等に関する情報を一元的に管理する新システムを導入し、指導担当
者間で情報共有して、よりきめ細かな学習指導、生活指導を行う。
(2)１・２年生はメンター、3・4 年生はゼミ担当教員を中心として学生サポートを行う。
(3)体育会では「五訓で生きる」ことを徹底し「教育とスポーツの融合」を推進するとともに、医科
学、心理・栄養サポート等を含めた「チーム IPU」の意識をもって競技力を向上できる環境を創出
する。
４．募集戦略
(1)経営学部の新設に伴い、平成 28 年度入学試験における出願目標 1,200 名に向け、効果分析に基
づくアドミッションセンターでの改善と費用対効果を意識した募集活動を遂行する。
(2)地方入試の開催回数増加に向けて、地方入試開催地区での広報活動を充実する。
(3)優秀な外国人留学生を確保するため、外国人留学生の年間受入数 100 名を目標とする。
(4)通信教育課程は、スクーリング会場の充実を図るとともに、広報等の抜本的な改革を図る。
５．研究に関する取り組み
(1)「学術研究支援委員会」を中心として、科学研究費申請のための研修会や説明会の開催、申請書
作成に関する個別相談等の充実を図る。
(2)科学研究費以外の公的研究費及び民間団体による研究助成の獲得増を目指す。
(3)国際科学・教育研究所を中心として、学外の研究機関や民間企業等との共同研究や受託研究を推
進する。
６．施設設備等の整備計画
(1)学習講義棟の整備計画を推進するとともに、既存の教室及び研究室の再編・整備を行う。
(2)収容定員増及びキャンパスアメニティ向上を目的としたカフェテリアの整備計画を推進する。
(3)外国人留学生の受入体制整備として、留学生寮を確保する。
７．評価及び業務の合理化等に関する取り組み
(1)大学予算の節約及び業務の合理化の観点から、管理経費の節約、省エネルギーの徹底、更なる外
注化の推進、IT 化の推進及び新システム導入等の取組みを実施する。
(2)コンプライアンスの徹底を図るため、公的研究資金の不正使用防止、個人情報の保護及びハラス
メント防止対策等に関する額内研修や啓発活動を充実を図る。
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２．環太平洋大学短期大学部
＜事業計画概要＞
教育方針として、ヨコミネ式教育の体系化及び発育発達の研究成果を附属幼稚園と共有し、学生の
実践力向上に努める。経営方針として、保育士給付金を活用したアプローチを行うとともに、系列
校プロモーションの強化中や外国人留学生の募集強化を図る。
＜主な事業計画＞
１．社会人学生の入学促進と地元高校へのアプローチ強化
(1)離職者等職業訓練として県から委託を受けている保育士養成コース定員枠の拡大と、教育訓練給
付金の指定校として申請し、社会人の入学を促進する。
(2)地元高校生に向けて「保育士職業体験プログラム」を実施する等、地元高校へのアプローチを強
化する。
２．外国人留学生募集の強化・受入整備
(1)入学定員 100 名の充足に向けて教育内容の充実等を図るとともに、生活環境の充実を図る。
３．創立 50 周年に向けた準備
(1)創立 50 周年(平成 28 年)に向けて準備委員会を設置し、プロモーション活動及び同窓会等を準備
する。
４．SNS 等を活用した広報活動
(1)幼稚園及び保育園で日常的に行っている実践的教育の様子をフェイスブック等で発信し、本学独
自の充実した教育内容をアピールする。
５．幼保短連携による幼児体力測定の経年調査
(1)附属幼稚園・元気の泉保育園の園児及び鹿児島ヨコミネ園で幼児体力測定を行い、特別支援を必
要とする幼児の運動能力の縦断的な実態調査と支援プログラムの確立を行う。
【その他の設置校】
３．環太平洋大学短期大学部附属幼稚園
環太平洋大学短期大学部の教育実習先として教育法実演の早期達成を目指す。附属幼稚園・IPU 短
大・元気の泉保育園と連携した行事運営のほか、ヨコミネ式導入園(4 年目)として指導法の確立を目
指し、元気の泉保育園との人材交流と人員補完が可能な体制づくりを推進する。その他、IPU 短大・
元気の泉保育園と連携して、南海トラフ地震等の災害に対する避難訓練、及び集合場所への避難経
路確保のための柵改修や防災用頭巾等の備蓄品購入といった防災対策を実施する。
４．クラーク記念国際高等学校
大学進学率の向上及び国際教育の推進を教育方針として、習熟度別クラス編成による授業の実施と
基礎学力診断テストの活用、及び留学プログラムの拡充等を行う。また、教員の指導力向上のため、
人材育成委員会を設置し、教科指導・生活指導・危機管理のテーマ別研修等を行う。さらに「教育
のクラーク」としての認知を広げるため、クラーク関連書籍の発刊等による PR 活動も行う。
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５．専修学校クラーク高等学院天王寺校
全学年(英・数・国)の習熟度別授業を展開し、難関大学進学コース、及び総合進学コースの特色を
生かしたカリキュラム編成を行い、大学進学率 60％以上を目標とする。また、これまでの「小論文
指導」に加えて、
「面接指導」も行い、推薦入試に対応できる自己プレゼン力を養成し、進学実績の
向上を目指す。
６．専修学校クラーク高等学院名古屋校
大学進学に必要な学力の定着を図り、在籍生の 70％以上が大学進学することを目標とする。また、
ネイティブとバイリンガル教員による会話中心の語学教育の拡充と商業系・情報系資格取得に特化
した選択制授業も展開する。さらに、出席管理体制の強化を図るため、出席管理システムを導入し、
生徒の日々の生活状況を把握した上で、きめ細かなサポートを学校全体でできる体制を整える。そ
の他、産学連携授業やインターンシップ強化のため、地元企業等との連携を強化し、生徒の社会力
育成を図る。
７．専修学校クラーク高等学院大阪梅田校
コース別・進路別選択授業の展開によるきめ細かな進路指導を行う他、基礎学力オールチェック及
び習熟度別授業、外部模試の実施等により大学進学率(目標 60％)の向上を目指す。また、平成 28
年度からの収容定員増(240 名から 420 名)に向けて校舎の増築等を行うとともに、「声優・パフォー
マンスコース」の開設に向けて脅威課程の改定を行う。
８．創志学園高等学校
普通科においては、自習室に「放課後オンライ予備校」を開設する特別進学コース、及び大学進学
に適合した授業とクラス編成を実施する総合進学コース、ともに教育内容の更なる充実を図り、進
学実績を向上させるとともに、その進学実績をアピールして学力の高い生徒の募集活動に繋げる。
看護科においては、「英語のできる国際看護師」の養成を目指して、「メディカルイングリッシュ」
授業の導入や短期留学の実施等を行う。
９．日本健康医療専門学校
「一医専心」をコンセプトとする専門職養成機関として、鍼灸・柔道整復学科は国家試験の合格率
100％の達成を、ライフケア学科は就職率 100％の維持、ライフデザイン学科は大学合格実績の対前
年比を上回ることを目標として教育活動の充実を図る。また、教育力を前面に打ち出したブランド
力の強化も図る。また、鍼灸・柔道整復学科においては高い教育水準を維持するために、年 2 回の
講義アンケート結果を教員にフィードバックするとともに、定期的に教員研修会を実施する。他学
科では各種資格取得と医療系の人材育成と、難関大学等への合格指導に重点を置いて、教育力・実
績力・広報力アップを目指した学校運営を行う。
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10．専門学校東京国際ビジネスカレッジ
「Heart-Touching Education」をコンセプトとした教育体制を構築し、各学科の特色ある教育目標
を確立するとともに国内外における認知度の向上に努め、希望進路ニーズに則したカリキュラム展
開及びきめ細かな教育活動を行う。学生募集では、ベトナム、ネパール以外へのアプローチを強化
するため、卒業生のネットワークを活かし、中国、タイ、ミャンマー、スウェーデン、イタリアな
どをターゲットに広報活動を展開する。
11．専門学校東京国際ビジネスカレッジ福岡校
専門課程においては、非漢字圏出身者の大学進学希望者に向けたカリキュラム改善を行うとともに
大学進学体制の充実を図る。また、
「年間１つ以上の資格取得」を目標に資格試験対策を行う。高等
課程においては、総合進学コースを柱として角力向上等に向けた教育活動の充実を図る他、声優コ
ースやコミックコースで表現力・コミュニケーション力を向上に重点を置いた教育活動を展開する。
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