Vol.1 木造筋かい用接合金物 岡部株式会社 〜 もくじ 〜 1. 筋かい小口のカット寸法について(内使い対応の準備として) 3 2. 土台アンカーボルトの埋設位置について 5 3. コーナー⾦物等との取合いについて 6 4. 羽子板ボルト等の納まりについて 7 5. ⼟台・梁の継⼿位置について 8 6. 納まり例 9 7. 施⼯事例 10 1 製品寸法 2 1. 筋かい小口のカット寸法について (内使い対応の準備として) すべての筋かいは、下記に示す要領にて加工してください。 間柱に設ける『筋かい用切欠き』に影響しますので、調整をお願いします。 (A)プレカットにて筋かい加⼯を⾏う場合 【カット寸法の補正値:α寸法のご指示のお願い】 横架材内法寸法・柱内法寸法を下記の表と照らし合わせて、α寸法をプレカット業者様に、 指示してください。 ※下記表の数値以外の施工につきましては、弊社にお問合せください。 ◆筋かいが45×90mmの際のαの値 横架材内法寸法[mm] 柱内法寸法[mm] 〜1300 〜1400 〜1500 〜1600 〜1700 〜1800 2550〜3500 30 30 30 30 30 30 2500〜 30 30 30 30 30 30 2450〜 30 30 30 30 30 30 2400〜 30 30 30 30 30 30 2350〜 30 30 30 30 30 0 2300〜 30 30 30 30 30 0 2250〜 30 30 30 30 0 0 2200〜 30 30 30 30 0 0 2150〜 30 30 30 30 0 0 2100〜 30 30 30 0 0 0 2050〜 30 30 30 0 0 0 2000〜 30 30 30 0 0 0 1950〜 30 30 0 0 0 0 1900〜 30 30 0 0 0 0 1850〜 30 30 0 0 0 0 1800〜 30 0 0 0 0 0 横架材内法寸法 筋かい 45×90mm 柱内法寸法 ◆筋かいが45×105mmの際のαの値 柱内法寸法[mm] 筋かい 45×105mm 横架材内法寸法[mm] 2550〜3500 〜1300 - 〜1400 〜1500 〜1600 〜1700 〜1800 30 30 30 30 30 2500〜 30 30 30 30 30 30 2450〜 30 30 30 30 30 30 2400〜 30 30 30 30 30 30 2350〜 30 30 30 30 30 30 2300〜 30 30 30 30 30 30 2250〜 30 30 30 30 30 30 2200〜 30 30 30 30 30 0 2150〜 30 30 30 30 30 0 2100〜 30 30 30 30 30 0 2050〜 30 30 30 30 0 0 2000〜 30 30 30 30 0 0 1950〜 30 30 30 0 0 0 1900〜 30 30 30 0 0 0 1850〜 30 30 30 0 0 0 1800〜 30 30 0 0 0 0 3 (α,0) α すべての筋かいは、下記に示す要領にて加工してください。 間柱に設ける『筋かい用切欠き』に影響しますので、調整をお願いします。 (B)現場加⼯(⼿刻み)にて⾏う場合 ◆筋かいが45×90mmの場合 現場加工にて筋かいをカットする場合は、柱に接する 80mm程度にて加工願います。 部分の寸法を、 ※筋かい幅:910mmの場合 横架材内法寸法が、2,400~3,000mmの場合 B寸法は、70~75mm程度になります。 ◆筋かいが45×105mmの場合 現場加工にて筋かいをカットする場合は、柱に接する 90mm程度にて加工願います。 部分の寸法を、 ブレスターZ 立上り寸法 ※筋かい幅:910mmの場合 横架材内法寸法が、2,400~3,000mmの場合 B寸法は、80~90mm程度になります。 柱に接する部分の寸法 A寸法 B寸法 筋かい45×90mm 80mm 70〜75mm 筋かい45×105mm 90mm 80〜90mm 4 2. 土台アンカーボルトの埋設位置について アンカーボルトの埋設位置は、柱芯から135mm以内としてください。 また、床合板用の座付きナットΦ45mm程度のものを使用してください。 アンカーボルト位置 柱芯から135mm以内 Φ45mm程度の 座付きナットを使用してください 5 3. コーナー⾦物等との取合いについて 各種金物と が取合う場合、 を内使いにて使用して、 干渉を避けて下さい。(筋かい小口のカット寸法は、3~4ページをご参照ください) コーナー⾦物 ブレスターZと干渉 内使いにて対応 6 4. 羽子板ボルト等の納まりについて が取付く箇所に、引きボルトや羽子板ボルト・またそれに付随する 金物類を配置する場合は、 に干渉しない位置に設けてください。 またザボリ等の位置も同様に、 を避けてください。 梁天端 柱側 座掘りの位置 柱芯から300mm以上 柱側の座掘り位置 梁下から250mm 以上 梁下端 羽子板ボルトの取付け位置 柱芯から300mm以上 梁下端 座掘りの位置 柱芯から300mm以上 梁天端 座掘りの位置 柱芯から300mm以上 7 5. ⼟台・梁の継⼿位置について の取付く箇所の土台・梁に継手を設ける場合は、柱芯から350mm 以上離れた位置に設けてください。 梁の継⼿位置 柱芯から350mm以上 梁の継⼿位置 柱芯から350mm以上 8 6. 納まり例 柱に取付ける専用ビスは、L=55mm品(ブルー)を使用します。 隣り合うビスがお互いに干渉しないように取付けを行ってください。 (1)筋交いが柱の左右(外面合せ)に連続する場合 取付けビス(L=55mm品) (2)柱の左右と直⾏⽅向にある場合① (4)隅柱で直⾏する場合① (3)柱の左右と直⾏⽅向にある場合② (5)隅柱で直⾏する場合② 9 7. 施⼯事例 10 問合せ先 岡部株式会社 本社営業部 ⽊造⼾建部材グループ 〒131-8505 東京都墨田区押上2-8-2 TEL:03-3624-5401 FAX:03-3624-5154 ※この書類に記載している内容は、予告なく変更することがあります。 20150629 vol.1
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