2015 年度第３回公開講演会生き方が困難な人を理解する講座講師小林信篤氏（社会福祉法人横浜やまびこの里）と　き： 2015 年９月４日（金）18:30 ～参加費 500 円ところ：日本聖書神学校（目白駅下車徒歩 8 分）　申込不要最近、日本では障害者の権利条約が批准され、差別禁止法が成立し、障害者の人権が尊重される時代となってきました。しかし、私たちは、障害についてどれだけのことを知っているでしょうか？ＷＨＯ（世界保健機構）は、世界の全人口における障害者人口の割合を 10％と推定していますが、これを多いと思われますか、少ないと思われますか？一口に「障害」といっても、その概念は様々ですが、「見て解る障害」と「見て解り難い障害」という一つの分け方があるように思います。本講座では、「見て解り難い障害」のうちでも、特に、教育や福祉の現場や社会において注目され始めている「発達障害」についてお話ししていこうと思います。その特徴（私たちとの違い）について理解を深めていただき、同じ社会の中で尊重し合い、助け合い、共存していくことについて考える一つの機会としていきたいと思います。小林信篤（こばやしのぶあつ）日本キリスト教団六ツ川教会員。社会福祉法人横浜やまびこの里理事、法人障害福祉部門事業部長。1971 年東京都立大学人文学部心理学科卒。その後、知的障害者入所更生施設職員、社会福祉法人横浜やまびこの里法人設立に参加。自閉症者通所更生施設東やまた工房支援職員、社会福祉法人横須賀たんぽぽの郷設立に参加。自閉症者通所更生施設わたげ施設長、和泉短期大学非常勤講師、川崎医療福祉大学医療福祉学部准教授を歴任し、2011 年横浜市発達障害者支援センター所長就任。2014 年より現職。これまでに、自閉症者支援に関する多数の研究事業に参加。また、全国数か所の知的障害者の事業所で自閉症支援を主としたアドバイザーを行っている。主な編著書として、『TEACCH プログラムによる日本の自閉症療育』（学習研究社）、『TEACCH による成人期自閉症者への支援―+2 人の当事者の声』（エンパワメント研究所）など。主催日本聖書神学校アクセス：ＪＲ目白駅下車徒歩 8 分東京都新宿区下落合 3-14-16　電話 03-3951-1101　FAX03-3951-3044