山 中 魂 【全校朝会の話(授業再開日)】 「努力しながら春を待つ

平成27年1月
「~『正義』・『勇気』・『土根性』~」
山
中
魂
~『ひろい知識』・『豊かな情操』・『逞しい実践』~
9日
平成26年度 第 17
新潟市立山の下中学校
号
「努力しながら春を待つ・・・!一人一人に『春』はきっと来る!」
【全校朝会の話(授業再開日)】
新年明けましておめでとうございます。
冬休み中,大きな事故もなく全員が元気に今日を迎えることができました。気をつけて生活
してくれた君たち一人一人に,そして見守ってくださった保護者の皆様,地域の皆様に感謝し
たいと思います。
午年(天を翔ける馬のように過ぎた1年)が去り,未年(穏やかで温かく優しい羊,のんび
りと群れる羊は,家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされている。「羊」は,ヒツジを正面
から見たときの角と上半身を表した形。後ろ足までの全体を表した形が「美」で成熟したヒツ
ジの美しさを表している。)を迎えました。
今日は,イソップ物語の「ウサギとカメ」の話をします。
ある日,足の速さに自信のあるウサギが,カメを見てからかいました。「カメさん,おはよ
う。それでも歩いているのかい。世界中で一番のろいのは君だな。アハハッ・・。」バカにさ
れてもカメは卑屈になりませんでした。「じゅあウサギさん。ぼくと競争しようよ!」「えっ
本気かい。僕に勝てると思っているのかい!」「やってみないと分からないじゃないか!」「そ
こまで言うならば,受けて立とう!」・・・・「足の速い僕が,負けるはずがない。どうせカ
メは,のろのろ歩いてくるんだ。天気もいいし,一休みするか。」自惚れていたウサギは,と
うとういびきをかいて眠ってしまいました。
自分の力をよく自覚していたので,休まず,無理せず,歩き続けています
一方,カメは,
。 ウ
サギが目を覚ました時,太陽は,かなり西に傾いていました。「いけない。寝過ごしてしまっ
た。」あわてて走り出しましたが,もう手遅れです。カメは先にゴ-ルして待っていました。
ウサギのように,生まれながらに才能・能力に恵まれた人も時にはいると思います。しかし,
高校・大学への合格が人生のゴ-ルではありません。現在の社会状況が物語っているように,
どこを出たかではなく,「何をしてきたか。」「何ができるか。」が大切なんですね。人生は,
学校を終えてからの生き方の方が大事であり,時間もずっと長いはずです。ウサギさんのよう
に他を見下したり,油断したりすると,取り返しのつかない失敗をすることもあります。油断
大敵ということでしょうか。
足は遅いが,コツコツと努力を続けるという長所があります。悲観する必要
はありません。たとえすぐには芽が出なくても,その結果は,必ず自分のところに返ってきます。
カメのような人は,
人生のゴ-ルは,幸せをつかむことだと思います。カメがウサギに勝ったように,才能や能
力の有無とは,別の所に幸せの鍵があるように思うのですが,君たちはどう思いますか。
新年にあたり,もう一度
「自分の好きなことは何なのか。」「自分はどうしたいのか。一番望んで
いることは何なのか。」を考え,前を向いて歩いて行きましょう。
厳しい冬の季節が続きますが, やりたいことを決めて,努力しながら春を待ちましょう。君たち
一人一人に春はきっと来ます。
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○《授業力の向上に努めています!》
12月15日(月)2限:芳賀勇雄教諭(国語),12月17日(水)1限:林田清子教諭
(英語),12月19日(金)3限:井狩民子教諭(国語),12月22日(月)2限:牛膓
俊樹教諭(技術)が研究授業を行いました。
(芳賀勇雄教諭:国語)
(国語:話し合い活動)
(林田清子教諭:英語)
(英語:話し合い活動)
(井狩民子教諭:国語)
(国語:音読・暗唱)
(牛膓俊樹教諭:技術)
(技術:ファシリテ-ション)
(国語:発表)
(英語:かかわり合い)
(国語:話し合い活動)
(技術:発表)
○《山中生徒頑張っています!!》
◇吹奏楽部:西関東アンサンブルコンテスト(1月24日)に出場します!-金管八重奏
◇新潟県中学生新人ソフトテニス大会--男子団体:第5位
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○《みなと学級:クリスマスパーティー》
12月16日(火)の午後,みなと学級では保護者の方々をお招きして,クリスマスパ-テ
ィ-を開催しました。詩の朗読,アルトリコ-ダ-とハンドベルの演奏,親子レクリェ-ショ
ン,茶話会等が行われました。楽しいひと時を過ごしました。
(詩の朗読)
(アルトリコ-ダ-の演奏)
(茶話会)
○《生徒会幹部交換会に参加!》
12月25日(木)黒埼市民会館で開催された新潟市中学校生徒会幹部研修会に新本部役員
が参加してきました。
(
幹
部
交
換
会
の
様
子
)
○《美術部員が山の下地区:子どもの居場所「ホットプレイス」冬のイベント・展示に協力!!》
中地区公民館:山の下まちづくりセンタ-主催,子どもの居場所「ホットプレイス」:冬の
イベント・展示開催に山中美術部が協力しました。①山中美術部員が講師となって,ホットプ
レイスの子どもたちと交流しながら「雪の結晶」を作り,1階フリ-スペ-スに展示しました。
(12月26日)②山中美術部員がイベント告知ポスタ-を作成しました。(12月初旬)
(
雪
の
結
晶
づ
く
-3-
り
の
様
子
)
○《2年生・3年生が確認テストを実施しました!》
12月24日(水)は2年生が,1月5日(月)には,3年生が確認テスト(実力テスト)
を実施しました。ご苦労様でした。3年生は,いよいよ受検です。健康管理をしっかりし,体
調を整えて臨んでください。
1 年はあっという間に過ぎてしまいます。2年生の皆さんには,今から少しずつ来年の受検
に向けて準備してほしいと思います。準備万端整えるのに早すぎるということはありません。
ご家庭でも早めに話し合ってみてください。
○《私立高等学校受検は1月20日(火)・21日(水)!公立特色化選抜は2月12日(木)!!》
私立高等学校の推薦・専願・併願(一般)の入学試験が1月20日(火)・21日(水)の
両日に実施されます。当日は,天候に恵まれることを期待しますが,荒天で道路状況がよくな
い場合があります。トラブルのないよう早めに受検会場に向かってください。
受検終了後,推薦・専願で合格した生徒諸君は,入学後の目標をしっかり立て,中学在学時
にやるべきことをきちんとやって,高校入学に備えてください。
また,公立高校の特色化選抜入試が,2月12日(木)に実施されます。
山の下中学校では,
◆出願資格における実績要件を満たしていること。
◆明確な目的意識・適性・興味関心があること。
◆学習態度・生活態度が良好(普通)であること。
の3点を主な判断基準として,希望した生徒について,校内推薦委員会で慎重に検討し,推
薦しました。合否については,あくまでも高等学校側が判断するもので,中学校が推薦したからといって全員が合格するとい
うわけではありません。特色化選抜入試では,中学校が作成する「調査書」や「推薦書」に加えて,
「面接」と「各高等学校が定める検査」が課せられ,総合的に判断されます。
[面接指導を実施しています!!]
1月8日(木)から14日(水)の4日間の日程で,私立高等学校入試に臨む生徒に面接指
導を実施しています。(特色化選抜入試に臨む生徒には,別の日に行います。)
◆姿勢・所作(姿勢・目線・身だしなみ・入室時や退出時の動きなど所作の基本)
◆質問に対する応答(応答の内容・言葉遣い・声の大きさや明瞭さ・話し方の速さ)
について指導しています。
面接試験は,受検生の
発表力を見るとともに,ものの見方・考え方等,人物・人間性を観るた
めに行われます。日ごろから,時と場や相手に応じた言葉遣いや行動を心がけているとよいで
しょう。2年生・1年生も気をつけて生活していくとよいと思います。
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