ポータルサイト・統合開発環境プラグイン Windows アプリケーション 取扱い説明書 ジョブスケジューラである ShareTask を簡単に利用できるように、ポータルサイトと統合開発環境 (Eclipse,Netbeans) のプラグインと Windows アプリケーションを用意しました。これらの利用方法を説明します。 1 ポータルサイト Web ブラウザを用いることで、簡単に ShareTask を利用できます。OD 教室のトップページにリンクがあります。 ポータルサイトで利用できる機能を説明します。普段 OD 教室で利用している ID とパスワードを入力し、ログイン を行ってください。(https://www-comp.od.eng.kansai-u.ac.jp/st helper/) 図 1: ログイン画面 機能は、メニューから選択することで利用できます。 図 2: メニュー 1 • ジョブ状況確認・結果取得 ログインユーザが実行したジョブの状況を一覧表示します。ジョブ ID をクリックすると詳細が表示されます。 右上の「表示を更新」をクリックすると最新のジョブ状況を表示します。 図 3: ジョブ状況一覧画面 下図 (図 4) は、ジョブ詳細画面です。ファイル名をクリックするとファイルをダウンロードすることができま す。右上の「すべての入出力ファイルをダウンロード」をクリックすると表示されているすべてのファイルをダ ウンロードすることができます。 図 4: ジョブ詳細画面 2 • ジョブ実行 ジョブ実行画面です。exe 形式の計算ジョブを実行します。 入力できる総ファイル数は最大 10 個です。ジョブ実行時に引数を入力する必要があります。 複数の引数の場合、区切り文字として半角スペースを使用します。 図 5: ジョブ実行画面 • ジョブ強制停止 ジョブ強制停止実行画面です。ジョブ ID を指定することで現在実行中のジョブを停止することができます。 ログインユーザが実行したジョブのみ停止することができます。 図 6: ジョブ強制停止画面 • Java コンパイル&実行 Java コンパイル&実行画面です。入力されたソースファイル、データファイルにて計算ジョブを実行します。 入力できる総ファイル数は最大 10 個です。 コンパイル機能を備えているため、実行ファイルではなくソースファイルの選択でジョブの実行が可能です。 図 7: Java コンパイル&実行画面 3 • メール通知登録 ジョブ実行結果メール通知指定画面です。計算ジョブの結果を受けとるメールアドレスを登録します。メールア ドレスを登録すると、ジョブの正常終了時、異常終了時にメール通知が行われます。メールアドレスが正しい かチェックを行いません。メールアドレスを空欄で登録することで、実行結果メール通知を停止することができ ます。 図 8: ジョブ実行結果メール通知指定画面 • ダウンロード 統合開発環境のプラグインと Windows アプリケーションをダウンロードすることができます。 図 9: ダウンロード画面 • ShareTask MPI へのログイン ShareTask MPI のログイン画面を開きます。 • お問い合わせ ポータルサイトの管理者に問い合わせを行う場合は、こちらの画面より問い合わせメールを送信することができ ます。 • ログアウト ログインしている状態で、メニューのログアウトリンクをクリックすると、ログアウトします。 30 分画面操作がない場合、自動的にログアウトします。 4 プラグイン 2 統合開発環境のプラグインについて説明します。Eclipse と Netbeans のプラグインがあります。 プラグインの導入方法を説明します。 2.1 導入方法 Eclipse の導入方法を説明します。 1. Eclipse のプラグインをダウンロードし、解凍します。 2. Eclipse がインストールされたフォルダを参照します。 図 10: Eclipse フォルダ 3. 解凍したプラグインを plugins フォルダにコピーします。 4. Eclipse を再起動すると、導入完了です。 5 Netbeans の導入方法 1. Netbeans のプラグインをダウンロードします。 2. Netbeans を起動し、ツールバーからプラグインを選択します。 図 11: Netbeans 導入方法 1 3. ダウンロード済みのタブを選択し、「プラグインの追加」を選択します。 図 12: Netbeans 導入方法 2 6 4. ダウンロードしたプラグインを選択します。 図 13: Netbeans 導入方法 3 5. プラグインのインストーラが起動します。 図 14: Netbeans 導入方法 4 7 6. ライセンス契約に同意し、インストールを行います。 図 15: Netbeans 導入方法 5 7. Netbeans を再起動すると、導入完了です。 8 2.2 機能説明 導入が終わりますと、統合開発環境のツールバーにプラグインが表示されます。 もし表示されない場合は、ツールバーのカスタマイズを選択し、追加してください。 機能や画面は共通のため、今回は Netbeans を用いて説明します。 図 16: ツールバー • ジョブ実行 ジョブの実行を行います。 実行したいソースを選択し、必要があればデータファイルを選択してください。 入力できる総ファイル数は最大 10 個です。 データファイルは Shift キーを押しながら選択することで、複数選択できます。 ジョブの投入が完了した場合、ジョブ ID が表示されます。 注意点として、javac でのコンパイルのため、Eclipse 特有の API を用いたソースはコンパイルはできません。 図 17: ジョブ実行 • ジョブ停止 ジョブの停止を行います。 ログインユーザが投入したジョブの ID のみ表示されます。 停止したいジョブの ID を選択してください。 図 18: ジョブ停止 9 • ジョブ確認 ジョブの状態を確認します。 ログインユーザが投入したジョブの ID のみ表示されます。 ジョブの ID を選択し、確認ボタンを押すことで状態を確認することができます。 また、詳細画面ボタンを押すことでポータルサイトのジョブ詳細画面を開きます。 図 19: ジョブ確認 • ジョブ常時確認 統合開発環境を使用している間、ジョブの状態を定期的に確認します。 ログインユーザが投入したジョブの内、新しいもの 3 つの状態を表示します。 図 20: ジョブ常時確認 • ジョブ確認ビューア Netbeans では、専用のビューアでジョブを確認することができます。 統合開発環境を使用している間、ジョブの状態を定期的に確認します。 ログインユーザが投入したジョブの内、新しいもの 3 つの状態を表示します。 メニューバーからウィンドウを選択し、st viewer を選択してください。 図 21: ジョブ確認ビューア 10 • 通知設定 計算ジョブの結果を案内するメールアドレスを登録します。 メールアドレスを登録すると、ジョブの正常終了時、異常終了時にメール通知がメール送信されます。 メールアドレスが正しいかチェックを行いません。 メールアドレスを空欄で登録することで、実行結果メール通知を停止することができます。 図 22: 通知設定 • ユーザ登録 ユーザのログイン ID とパスワードを登録します。 上の入力欄に普段 OD 教室で利用しているログイン ID を、下の入力欄に普段 OD 教室で利用しているパスワー ドを入力してください。 ポータルサイトに自動でログインを行うため必要です。 最初に登録してください。 一度登録をすると、次回から登録は不要です。 ユーザの情報を削除したい場合、空白で登録を行うことで情報を削除することができます。 図 23: ユーザ登録 11 Windows アプリケーション 3 exe ファイルのジョブ計算を行う Windows アプリケーションです。 3.1 導入方法 ダウンロードページに Windows アプリケーションがあります。 ダウンロードしたファイルを実行すると、すぐに利用できます。 3.2 機能説明 ダウンロードしたファイルを実行すると、メニューが表示されます。 Windows アプリケーションで利用できる機能を説明します。 図 24: st helper • ジョブ実行 ジョブの実行を行います。 実行したい実行ファイルを選択し、必要があればデータファイルを選択してください。 入力できる総ファイル数は最大 10 個です。 データファイルは Shift キーを押しながら選択することで、複数選択できます。 ジョブの投入が完了した場合、ジョブ ID が表示されます。 図 25: ジョブ実行 12 • ジョブ停止 ジョブの停止を行います。 ログインユーザが投入したジョブの ID のみ表示されます。 停止したいジョブの ID を選択してください。 図 26: ジョブ停止 • ジョブ確認 ジョブの状態を確認します。 ログインユーザが投入したジョブの ID のみ表示されます。 ジョブの ID を選択することで状態を確認することができます。 また、詳細画面のボタンを押すことで、ポータルサイトのジョブ詳細画面を開きます。 図 27: ジョブ確認 • ジョブ常時確認 Windows アプリケーションを使用している間、ジョブの状態を定期的に確認します。 ログインユーザが投入したジョブの内、新しいもの 3 つの状態を表示します。 図 28: ジョブ常時確認 13 • 通知設定 計算ジョブの結果を案内するメールアドレスを登録します。 ポータルサイトの機能と同じです。 メールアドレスが正しいかチェックを行いません。 メールアドレスを空欄で登録することで、実行結果メール通知を停止することができます。 図 29: 通知設定 • ユーザ登録 ユーザのログイン ID とパスワードを登録します。 上の入力欄に普段 OD 教室で利用しているログイン ID を、下の入力欄に普段 OD 教室で利用しているパスワー ドを入力してください。 ポータルサイトに自動でログインを行うため必要です。 最初に登録してください。 一度登録をすると、次回から登録は不要です。 ユーザの情報を削除したい場合、空白で登録を行うことで情報を削除することができます。 図 30: ユーザ登録 14
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