第1686号 教 育 通 信 2015年8月10日(毎月10・25日発行) 昭和27年12月9日第三種郵便認可 「平和をひろげる国に」意思表示運動 高知弁護士会主催 (7/31現在) 県下で69校769人参加 ご協力、ありがとうございました 講演&公開討論会 定価10円(組合費に含む) 発行所 高知県教職員組合 〒780-0850 高知市 丸ノ内2-1-10 【全教声明 2015年7月15日】 「戦争法案」の衆議院特別委員会での強行採決に強く抗議する 7 月 15 日、安倍自公政権は衆議院平和安全法制特別委員会において、与党の多数をた のんで「国際平和支援法案」及び「平和安全法制整備法案」の採決を強行しました。全教 は、安倍内閣による強行採決に強く抗議し、両法案の廃案を求めます。 という地理的制限をなくして、世界中の「どこでも」自衛隊を派兵できるようにする「戦 争法案」そのものです。(中略)憲法研究者の 9 割以上が「違憲」と判断し、全国の 292 自治体が「慎重」「反対」の立場の意見書を衆院に提出し、そのうち 113 の自治体は法案 の違憲性を指摘しています。さらに、政府が持ち出してきた砂川事件最高裁判決や72年 の政府見解、「安全保障環境の変容」も、「合憲」の根拠とはまったくならないことが研究 者からもマスコミからも指摘され、国会の論戦でも明らかになっています。朝日新聞が実 施した世論調査(7 月 11 ~ 12 日)では、安保法案について「反対」が 56 %と過半数を超 え、「憲法に違反していると思う」が 48 %と、「違反していない」(24 %)の2倍になって います。採決の前の質疑で、安倍首相自ら「残念ながらまだ国民の理解が進んでいる状況 ではない」と言わざるを得ませんでした。 (中略)憲法の 60 日規定を担保として戦後最長の会期延長を行うなど、そのなりふり 構わないやり方は、国民の声を無視した暴走政治そのものです。国民の疑問にまともに答 えず、理解も全く進んでいない中での強行採決はさらに国民の怒りを広げ、「戦争法案」 廃案の声は強く大きくなることは必至です。 (中略)憲法を踏みにじり、「教え子を再び戦場に送る」ことにつながるこの法案は廃 案にする以外ありません。全教は、(中略)今後職場や地域で「戦争法案」の中身を知ら せ、さらに共同のたたかいを広げ、廃案に向けて全力でとりくむ決意です。 全教職員配付 日本が直接武力攻撃を受けなくても、自衛隊が「いつでも」武力行使でき、「日本周辺」 編集 大鳥 克人 印刷 西村謄写堂 TEL088-822-4135 FAX088-823-2355 http://hb2.seikyou.n e.jp/home/kochiken kyouso/index.htm 1~3面は、「平和をひろげる国へ」意思表示運動の結果と みなさんからの声を特集しました。4面は、18歳選挙権に関 わっての高知弁護士会の学習会をお知らせしています。 集団的自衛権の行使を可能にする「国際平和支援法案」「平和安全法制整備法案」は、 子どもの権利イベント 18歳選挙権が変える 10代の○○○ 圧倒的多数が賛成! 全日本教職員組合(全教)の提起を受けて7月初旬に高知県教 組・高教組がとり組んだ「『戦争する国』ではなく『平和をひろげ る国』に」全国教職員意思表示運動には、高知県では769人が 参加。県教組で確認する範囲では、賛同の回答ばかり。全国では 4万0376人が参加!3万9636人が賛同の意思表示をして います。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。 (2・3面に声を載せました) 【全面広告】 成年と扱われる年齢が引き下げられたらどうなる? 何ができるの?できないの? 選挙運動できるの? 高校での授業、どんな風になるの? バイクで事故。裁判で罰せられる?実名報道? カレとの結婚、親の反対を押し切ってできるの? えっ、消費者金融でお金が借りられる? 成人年齢が引き下げられると、子どもたちの身の回りにどんなことが起こるのでしょうか。 “未成年”だった子ども達はどうなるのか。教育現場はどう変わっていくのか。 子どもも大人も教員も一緒に、成人年齢の引き下げについて考えてみませんか? 入場 定員 無料 8月29日(土) 14:00~17:00(13:30開場) 高知大学朝倉キャンパス (高知市曙町2-5-1) 講演: 谷脇和仁 弁護士 討論会: 高知弁護士会会員 共催:日本弁護士連合会 共通教育棟 2 事前 80名( 申し 先 込み 着順) 不要 2号館 212教室 *会場には駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用下さい。 選挙権年齢の引き下げによる効果や影響、それによって生じる可能 性のある他の法律(少年法、民法など)の成人年齢引き下げの効果に ついて、わかりやすく解説します。 また、成人年齢引き下げで生じる問題点やメリット・デメリットについて 討論します。 後援:高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知大学 【お問い合わせ】高知弁護士会 〒 780-0928 高知市越前町1-5-7 (℡:088-872-0324) *主催団体・高知弁護士会担当者と相談の上、いただいたデータを下に、白黒印刷対応など若干の加工をしています。 -1- -2-
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