「小さいもの」展開幕!宮脇センム抱腹絶倒の講演会

<小さいもの通信>第3回
宮脇センムの講演会開催
「小さいもの」展開幕!宮脇センム抱腹絶倒の講演会
7 月 17 日(金)
、ついに企画展「小さいもの見~つけた!―海洋堂のニッポン・ミニチュアカ
タログ―」が開幕しました。高知県立歴史民俗資料館(南国市岡豊町)には連日、親子連れやご
夫婦など大勢のお客様にお越し頂いています。
開幕2日目の18日(土)には、海洋堂代表取締役の宮脇修一さんが「小さいものを作り続
けて―海洋堂の50年―」と題して講演をされました。
フィギュアの意味に始まって、造形師のデフォルメの重要性、今清水コレクションの一部が
映画スタッフの作品であったことなど、本論に入る前に貴重なお話しが続出。
本題の海洋堂の歴史編に入ると、
「大魔神」を造った高山良策、ウルトラマンをデザインした
成田亨などその筋では有名なクリエイターたちの名前を挙げ、日本では作家を大事にしない、海
洋堂は原型製作者の名前を出すようにしているとのお話しをされ、すごく共感しました。
最後に、近年では個人が集めた模型が、高齢化などのために捨てられたり、散逸したり、と
いう話になり、民俗資料とまったく同じ状況であることを知りました。宮脇さんは、「価値が無
いと思われているそれらのコレクションにどのように価値をもたせられるか」と話されました。
これは地域の民俗文化財とまったく同じことです。頑張らねば。
最初から全力疾走のようなノンストップでエネルギッシュなご講演に、海洋堂のパワーのも
とに接した気分でした。宮脇さん、有り難うございました!
8月8日(土)には、今度は世界的な造形師、あのチョコエッグの中身の動物フィギュアを
生み出した松村しのぶさんの講演会を行ないます。こちらもぜひご参加下さい。
宮脇さんの講演会