進歩記録帳 - 日本ボーイスカウト兵庫連盟

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Booklet
ベンチャースカウト 進歩記録帳 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 所属 ⽒氏名 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 1 CONTENTS CONTENTS
1. この冊子の使い方
03 ページ
2. 三年間のプランを立てる
04 ページ
・ 進級課題一覧
・ 三年間のプランを立てる
3. ベンチャー章への挑戦
・ ベンチャー章の課題
4. 限られた期間で課題をこなすには?
課題の履修計画と管理ページ
2 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 09 ページ
11 ページ
12 ページ
14 ページ
16 ページ
課題の履修計画と管理ページ
17 ページ
課題の履修計画と管理ページ
任意の技能章を選択して記入しよう
6. 参考情報
・ 技能章考査について
・ その他
07 ページ
09 ページ
富士スカウトへの挑戦
・ 富士スカウト章の課題
・ 技能章④ 野営管理章
・ 技能章⑤
04 ページ
05 ページ
07 ページ
課題の履修計画と管理ページ
隼スカウトへの挑戦
・ 隼スカウト章の課題
・ 信仰奨励章
・ 技能章① 炊事章
・ 技能章② 野営章
・ 技能章③ 救急章
5. 進級課題の全体像を把握しよう
17 ページ
19 ページ
20 ページ
21 ページ
考査を受けるための準備やルールを解説
各種情報など
21 ページ
22 ページ
1.この冊⼦子の使い⽅方 1.この冊子の使い方
この冊子は、スカウトの皆さんの計画的な進歩への取り組みを、支援するためのツールです。
ベンチャー章・隼・富士、それぞれの課程の課題内容が書かれた表が用意されており、
取り組みの計画と履修認定の記録を書き込むことができるようになっています。
この冊子の使い方
各課題には次のような表が用意されています。
(例)
進級課題の内容
取り組み計画
いつまでに
履修認定
どうやってやるか
②
1
基本
ア
「ちかい」と「おきて」の意味を理
②
レポートを作成し、隊長
解しその実践に努力する。
2015.10 末
に提出後、内容について
話し合う。
4
信仰
ア
信仰奨励章を取得するか、その
取得に努力する
④
④
日付・サイン
③
2015.10.31
〇〇〇〇
④
進級目標年月
①
2015 年 12 月
進級日
⑤
2015 年 12 月 23 日
履修認定者
⑤
隊長
〇〇〇〇
(使い方)
①
履修する課程(ベンチャー章・隼・富士)の「進級目標年月」欄に目標を記入します。
②
取り組む課題について、進級目標年月と隊の年間プログラムを考慮しながら履修計画を立て、
「取り組み計画」欄に時期と具体的な方法を記入します。
③
課題に取り組み、履修認定を受けます。(認定者に「日付」と「サイン」を記入してもらう)
ただし、技能章は技能章考査員が合格を認定する必要があるので、欄は履修認定ではなく
「自己チェック」という名称になっています。
④
履修認定欄にサインのない項目は未履修の課題です。②と同様に計画を立て履修します。
⑤
すべての課題を履修した時点で、隊長が進級を認定します。(進級日と履修認定者を記入する)
(ご注意)
本冊子では、各課程の課題内容は、見やすさを優先させるために、原文の文意は変えずに簡潔な表現に
アレンジしています。
スカウトの皆さんは、ベンチャースカウトハンドブックで原文を確認しておいてください。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 3 2.三年年間のプランを⽴立立てる 2.三年間のプランを立てる
皆さんがベンチャースカウトでいられる期間は約3年間です。
進級計画を考える際、この3年間を俯瞰し、いつ頃までにどのような課題を終える必要があるのか、
長期的な視点でプランを立てることが重要です。
進級課題一覧
隼や富士を目指すにあたり、どのような課題に取り組む必要があるのか、全容を一覧にしました。
ピンク色で塗られた課題は、その気さえあれば、実はボーイ隊で履修できるものです。
すでにベンチャースカウトになってしまった皆さんは、
「もっと早く言ってくれれば・・」と思っているか
もしれませんね。
同じ轍を踏まないよう、後輩にアドバイスしてあげてください。
ご覧のように、非常に多くの課題が待ち構えています。
学業や部活動などで多忙な中学生・高校生が、3年間という限られた時間でこれらをクリアするためには、
「計画的に取り組む」ことが必須であることが理解できればOKです。
4 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 2.三年年間のプランを⽴立立てる 三年間のプランを立てる
ベンチャースカウトでいられる期間は、満18歳を迎えた年度末(3月31日)までです。
ここから逆算して、以下のフォームで進級目標年月のシミュレーションをしてみましょう。
各級の間は最低6ヶ月の期間を空ける必要があることをお忘れなく。(つまり最短でも1年半強必要)
末尾に記入例を掲載しますので、参考にしてください。
◆ 満15歳(中学3年)
・ 上進時点で1級スカウトなら、3月末まで菊スカウトへの挑戦が可能です。
・ 2級以下のスカウトは、ベンチャーバッジをつけて、ベンチャー章を目指します。
月
9
10
11
12
1
2
3
菊
ベンチャー章
隼
◆ 満16歳(高校 1 年)
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
5
6
7
8
9
ベンチャー章
隼
富士
月
ベンチャー章
隼
富士
◆ 満17歳(高校 2 年)
月
4
ベンチャー章
隼
富士
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 5 2.三年年間のプランを⽴立立てる 月
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
ベンチャー章
隼
富士
◆ 満18歳(高校 3 年)
月
ベンチャー章
隼
富士
月
ベンチャー章
隼
富士
(記入例)
スカウト A 君の進級計画(中3∼高1)
・ 中3の9月に上進、12月から受験準備による休隊期間に入るので、休隊前に菊スカウトに進級
・ 4月に復帰後、3ヶ月でベンチャー章を取得する(多くの項目をBSで履修済みのため)
・ 9ヶ月かけて課題をクリアし、3月に隼スカウトに進級する
◆中3
月
9
10
11
菊
上進
信仰奨励章
進級
ベンチャー章
12
1
2
3
休隊
休隊
休隊
活動復帰
◆高1
月
4
5
ベンチャー章
6
8
9
進級
隼
月
7
探検旅行
10
11
野営章
パイオニアリング
12
炊事章
1
2
3
救急章
書類作成
進級
ベンチャー章
隼
6 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 3.ベンチャー章への挑戦 3.ベンチャー章への挑戦
ベンチャースカウトの目標
ベンチャースカウトは、自ら考えて行動することを基本とし、積極的に活動へ参加し、
自身とグループの成長のため、適切な評価と、責任を果たすことができるスカウトである。
ベンチャー章の課題
進級課題の内容
ア
取り組み計画
いつまでに
履修認定
どうやってやるか
日付・サイン
「ちかい」と「おきて」の意味を理
解し、その実践に努力する。
B-P の大要を知る。
1
基本
イ
ターゲットバッジ A8:B-P(細
目1,3,4)履修でOK
ベンチャースカウトとして取り
ウ
組みたい活動と将来の抱負を、
指導者と話す。
ターゲットバッジ E1「キャンプ企画」
ア
の6細目をすべて修得する。
マスターバッジ取得でOK
2
スカウト
技能
隊長及び保護者の同意の下に、
イ
キャンプを計画・実施する。
1級章課目「⑴ キャンピング」
細目エの履修でOK
隊・団・その他の活動に対して
3
スカウト
精神
ア
積極的に奉仕する。
ターゲットバッジ A9:リーダー
シップ(細目2,6)履修でOK
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 7 3.ベンチャー章への挑戦 進級課題の内容
4
信仰
ア
取り組み計画
いつまでに
信仰奨励章を取得するか、その
取得に向けて努力する。
進級目標年月
進級日
履修認定者
8 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 どうやってやるか
履修認定
日付・サイン
4.隼スカウトへの挑戦 4.隼スカウトへの挑戦
隼スカウトの目標
隼スカウトは、自己の確立のために健康を築き、高度な野外活動に挑戦することで技術の向上を
図るとともに、積極的な奉仕活動の実践を通じて公共心を身につけることができるスカウトである。
隼スカウト章の課題
進級課題の内容
取り組み計画
いつまでに
履修認定
どうやってやるか
日付・サイン
ベンチャー章取得後、最低6か
1
基本
ア
月間「ちかい」と「おきて」の実
践に最善をつくす。
2泊3日以上の探検旅行を計画
し、隊長の承認を得て実施・報
ア
告する。
(条件)
・2人以上のVSと共に実行
・安全,衛生,環境に配慮する
2
スカウト
技能
筏・軽架橋・信号塔など、大型
イ
の構築物1つを作製する。
(パイオニアリング)
次のスカウト技能のいずれかを
ウ
ボーイスカウト隊で指導する。
・計測
・通信
・ロープ結び
他部門の活動へ6か月以上にわ
3
スカウト
精神
ア
たり奉仕するか、 地区・県連
盟・日本連盟の行事などに奉仕
し、その実績を報告する。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 9 4.隼スカウトへの挑戦 進級課題の内容
4
信仰
ア
取り組み計画
いつまでに
信仰奨励章を取得する。
炊事章を取得する。
5
技能
章
ア
野営章を取得する。
救急章を取得する。
成長
6
と
貢献
ベンチャープロジェクトを実施
ア
し、プロジェクトバッジを1個
以上取得する。
進級目標年月
進級日
履修認定者
10 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 どうやってやるか
履修認定
日付・サイン
4.隼スカウトへの挑戦 取得目標年月
信仰奨励章
取得日
1
2
考
査
細
目
初級以上のボーイスカウト、またはベンチャー
スカウトである。
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
済
済
済
隊集会やキャンピング・ハイキングでスカウツ
オウンサービスに参加する。
スカウツオウンサービスで、自分ができる役割
3
を果たし、ちかいとおきてを日常で実践したこ
と、感じたことを発表する。
4
隊集会やキャンピング・ハイキングでのスカウ
ツオウンサービスで主要な役割を果たす。
「アンノウンスカウト」の逸話を調べ、適切な
5
表現形式(劇・紙芝居など)で隊の仲間や他の
人々に伝え、自分の「日日の善行」の実践のよ
うすについて話す。
6
班で年間を通じて行える奉仕活動を考え、隊長
の指導のもとに実施する。
ターゲットバッジ G3:近隣奉仕(細目5)と
共通
自分の家の宗教(派)か、興味を持った宗教(派)
7
の宗教儀礼、宗教行事、またはスカウツオウン
サービスに参加する。
8
9
自分の家の宗教(派)か、興味を持った宗教(派)
の教導職から信仰や宗教について話を聞く。
B-P のラストメッセージを読んで、班集会で
話し合う。
ターゲットバッジ A8:B-P(細目6)と共通
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 11 4.隼スカウトへの挑戦 技能章① 炊事章
取得目標年月
取得日
考
査
細
目
戸外であり合わせの材料を用いて、地面を掘ら
ない方法で、3種以上のかまどを作る。
(1種類目)
戸外であり合わせの材料を用いて、地面を掘ら
1
ない方法で、3種以上のかまどを作る。
(2種類目)
戸外であり合わせの材料を用いて、地面を掘ら
ない方法で、3種以上のかまどを作る。
(3種類目)
2
樹木の種類によって、材の硬軟・火つきの難易
火持ちの良否・火力の強弱があることを知る。
ホワイトガソリン・灯油・ガスを使用するキャ
ンピングストーブ(コンロ)と自然保護の関係
について理解している。
3
1機種以上のキャンピングストーブを使用し
て炊事をした経験があり、取り扱い上の注意事
項・特徴・手入れの方法を説明できる。
4
マッチを防水加工し、携帯用の防水容器に入れ
て提出する。
次の野外料理を作る。
ア
食用野草を含む野菜料理3種以上
5
次の野外料理を作る。
イ
牛、豚、鶏などの肉料理2種以上
12 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
4.隼スカウトへの挑戦 考
査
細
目
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
次の野外料理を作る。
ウ
塩干魚および生魚の料理3種以上
5
次の野外料理を作る。
エ
6
小麦粉を用いたダンパーかツイスト
川などの自然水を使用するときの簡易ろ過装
置を図解し、滅菌ができる。
食品の携行時の腐敗防止法(簡易加工を含む)
とキャンプ地における貯蔵法を知る。
ア
米飯
食品の携行時の腐敗防止法(簡易加工を含む)
7
とキャンプ地における貯蔵法を知る。
イ
生肉
食品の携行時の腐敗防止法(簡易加工を含む)
とキャンプ地における貯蔵法を知る。
ウ
生魚
青少年期における発育成長に必要な栄養素の
8
種類と、これらを多量に含有する代表的な食糧
品を例示する。
9
非常応急炊き出し 30 人前の献立表、および所
要材料表、ならびにその作業計画書(器材、人
員、所要時間)を提出する。
10
非常食(簡易食品を含む)5種をあげ、その扱
い方を知る。
11
炊事用具の正しい使用と管理ができる。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 13 4.隼スカウトへの挑戦 技能章② 野営章
取得目標年月
取得日
考
1
炊事章を有する。
査
細
目
入団以来通算 10 夜以上のキャンプに参加して
2
いる。(3泊以上のキャンプに2回参加したこ
とを含む)
3
キャンプ地を選ぶときの基本的な条件と自然
環境を保護するための注意点を説明できる。
代表的なテントを3種類以上張り、特徴・用途、
理想的な配置を説明できる。
(1種類目)
代表的なテントを3種類以上張り、特徴・用途、
4
理想的な配置を説明できる。
(2種類目)
代表的なテントを3種類以上張り、特徴・用途、
理想的な配置を説明できる。
(3種類目)
テントを正しく張り、昼と夜・晴天と雨天・強
風時に応じた綱の張り方、ならびに支柱・ソド
クロス・換気窓・扉の取り扱いができる。
5
ドームテントの理想的な張り方について説明
できる。
木・竹などの材料を用い、正しい結び方を用い
てキャンプ生活に必要な用具や設備3種以上
を製作する。
(1種類目)
6
木・竹などの材料を用い、正しい結び方を用い
てキャンプ生活に必要な用具や設備3種以上
を製作する。
(2種類目)
14 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
4.隼スカウトへの挑戦 6
考
査
細
目
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
木、竹などの材料を用い、正しい結び方を用い
てキャンプ生活に必要な用具や設備3種以上
を製作する。
(3種類目)
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
ア 湿気防止と乾燥作業の必要性とその方法
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
イ 便秘と水の飲みすぎの害とその防ぎ方
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
ウ 日射病の予防法と害虫の駆除法
7
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
エ 昼間着た下着のまま床に入らない理由
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
オ 寝るテント内での食品貯蔵が有害な理由
キャンプの衛生について、次の各項にわけて説
明できる。
カ サイトにハエを発生させないための対策
夜の野営地における正しい灯りのとり方を理
解している。
8
ホワイトガソリン・灯油・ガス・乾電池・ロー
ソクを使用するキャンピング灯火を3種類以
上使用した経験があり、取扱上の注意事項・特
徴・手入れの方法を説明できる。
炊事用コンロの正しい取扱いを説明できる。
9
2泊以上のキャンプに必要な個人携行品を身
につけて点検を受ける。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 15 4.隼スカウトへの挑戦 技能章③ 救急章
取得目標年月
取得日
考
査
細
目
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
ボーイスカウト救急法講習会を修了する。
ただし、次の講習会の場合では、ボーイスカウ
1
ト救急法講習会の一部細目(下図)を履修する
ことができる。
これらの講習会で履修できなかった項目につ
いては、別途考査を受け合格すること。
隊の救急箱を整備し、そのチェックリストを提
2
出する。(未整備品・充足/不足物品のリスト
アップを含む)
県連盟・地区単位で設置される救護所での奉仕
3
や隊活動・キャンプでの救護係を通算5日以上
担当し、その報告書を提出する。
【他講習会受講者が、別途考査を受けるべき項目】
○はボーイスカウト救急法講習会の細目のすべてを履修したものとし、数字で示すものは該当番号の
細目のみを履修したものとみなします。
16 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 5.富⼠士スカウトへの挑戦 5.富士スカウトへの挑戦
富士スカウトの目標
スカウトの最高位である富士スカウトは、ベンチャースカウト活動の目標を達成し、
社会の一員としての自律と責任、公共心を備えた、より良き公民となれるスカウトである。
富士スカウト章の課題
進級課題の内容
取り組み計画
いつまでに
履修認定
どうやってやるか
日付・サイン
隼スカウトとして、最低6か月
ア
間「ちかい」と「おきて」の実
践に最善をつくす。
1
基本
現在の自分の考えと将来の進路
イ
についてまとめ、その内容につ
いて指導者と話し合う。
「スカウティング・フォア・ボー
ア
イズ」のキャンプファイア物語
21,22,26 を読み、内容について
指導者と話し合う。
2
スカウト
精神
地域社会や学校等での奉仕活動
イ
を企画し、隊長の承認を得て実
施・報告する。
3
信仰
ア
宗教章を取得するか、その取得
に向けて努力する。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 17 5.富⼠士スカウトへの挑戦 進級課題の内容
取り組み計画
いつまでに
野営管理章を取得する。
4
技能
章
ア
すでに取得した技能章と野営管
理章を含め、合計5個以上の技
能章を取得する。
隼スカウトになった後、個人ま
たはグループのチーフとしてベ
ンチャープロジェクトを計画
成長
5
と
貢献
ア
し、隊長の承認を得て実施する。
プロジェクト終了後、評価を含
めた報告書を提出してプロジェ
クトバッジの認定を受ける。
進級目標年月
進級日
履修認定者
18 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 どうやってやるか
履修認定
日付・サイン
5.富⼠士スカウトへの挑戦 技能章④ 野営管理章
取得目標年月
取得日
考
1
野営章を有する。
査
細
目
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
野営において次の点検をし、各項目について評
価表と点検報告書を作成して提出する。
2
3
4
5
ア
キャンプ地の選定(水質調査を含む)
イ
食糧と燃料の貯蔵
ウ
便所とごみ捨ての衛生処理
エ
炊事場の設計と工作
オ
炊事、工具の手入れと整頓
カ
キャンプにおける安全と秩序保持
キ
役割分担とチームワークの良否
朝と夜の点検の重要性と心がまえについて説
明できる。
キャンプ中に起きるかも知れぬ突発事故(例え
ば急病・火災・盗難・虫害・風水害など)がお
きた場合の措置について説明できる。
次のキャンプ用具の格納・保管にあたり、行う
べき処置を知る。
ア テント、フライシート
イ グランドシート
ウ ペグ
エ 工具
オ 炊具
カ 毛布
キ
ロープ類
6
水辺または水泳プログラムを有するキャンプ
の安全管理について、特に注意する点を説明で
きる。
7
キャンプにおける儀式・儀礼とキャンプファイ
アの意義について説明できる。
8
隊・地区または県連盟など1個隊以上の規模で
行われるキャンプ、または常設キャンプ場の管
理に通算3昼夜以上奉仕した経験があり、その
奉仕記録または報告書を提出する。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 19 5.富⼠士スカウトへの挑戦 技能章⑤ (
)章
取得目標年月
取得日
考
査
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
20 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 細
目
いつまでに
どうやってやるか
自己チェック
6.参考情報 6.参考情報
技能章考査について
技能章は現在69種類が定められており、スカウトの皆さんが自由に選択して取得することができます。
(各章の詳細はベンチャースカウトハンドブックを確認してください)
ただし、取得のためには、技能章考査員が行う考査に合格する必要があります。
また、隼や富士への進級には、定められた特定の技能章(炊事章、野営章、救急章、野営管理章)を取得
しなければなりません。
この小冊子には、技能章考査を受けるまでの準備を計画的に進めるためのページが用意されています。
スカウトの皆さんは次の流れで考査の準備を進めてください。
隊によって手続きが異なる場合がありますので、詳細は隊長に相談してください。
(考査の準備)
① 取得を目指す技能章の考査細目に定められた課題に取り組み、レポートを完成させてください。
この冊子の技能章ページは、その際の進捗管理に活用してください。
② 考査を受ける準備ができたら、隊長に考査を受けたい旨を申告します。(下図①)
③ 隊長は技能章考査員に考査を依頼し、スカウトに技能章考査員を紹介します。スカウトは紹介され
た技能章考査員に連絡を取り、考査の日時調整とレポートの事前提出を行います。(下図②)
④ 考査を受けます。(下図③)
この時、スカウトは考査結果を記録する「技能章考査記録票」を持参し、技能章考査員にお渡しす
ることがエチケットです。考査記録票は兵庫連盟ホームページからダウンロードできます。
(http://www.bs-hyogo.gr.jp/scout/progress.html)
⑤ 技能章考査員は隊長に合否を通知し(下図④)、合格の場合は技能章が授与されます。
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 21 6.参考情報 (補足)
考査記録票には細目ごとに考査方法が示されています。用語の意味は次の通りです。
用語
考査の方法
実演
その場で実際に行う
口述・記述
その場で口頭又は筆記により説明する
作品の提出
自作の作品を提出する
報告書の提出
調査・研究の経過とまとめた成果とを報告書を提出する
証明書の提示
すでに得た資格・実績などを提示する
その他
◆ 各種データのダウンロード先について
データ名
ダウンロード先
隼・富士
兵庫連盟ホームページよりダウンロードできます。
面接申請書類
http://www.bs-hyogo.gr.jp/council/format/index.html
技能章
兵庫連盟スカウト委員会ホームページよりダウンロードできます。
(WORD および PDF データ)
考査記録票
技能章
http://www.bs-hyogo.gr.jp/scout/progress.html
兵庫連盟スカウト委員会ホームページよりダウンロードできます。
レポート表紙
(WORD および PDF データ)
http://www.bs-hyogo.gr.jp/scout/progress.html
◆ 富士スカウトを讃える会について
兵庫連盟では、毎年3月に「富士スカウトを讃える会」を開催しています。
参加資格は、前年2月1日∼本年1月31日の間に誕生した富士スカウトとその関係者です。
会の内容は、顕彰・記念品の授与・記念撮影・慰労会などです。
◆ 菊・隼・富士スカウトの紹介ページについて
兵庫連盟ホームページで、菊・隼・富士スカウトの紹介を行っています。
http://www.bs-hyogo.gr.jp/scout/fuji_hayabusa_kiku/index.html
写真の掲載を希望する菊・隼スカウトは、兵庫連盟事務局(info@bs-hyogo.gr.jp)まで
画像データをお送りください。
富士スカウトの写真撮影は授与式で行いますので、個別にお送りいただく必要はありません。
22 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 6.参考情報 ノート
⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 23 6.参考情報 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 24 ⽇日本ボーイスカウト兵庫連盟 2015.09.01 R1.0