金2L宗教学概論B

宗教学概論B
(2015年 度 .金 2 講 時 )
【サブタイトル】世界の諸宗教について学ぶ
(前 期 )宗 教 学 概 論 A ( 宗 教 を 理 解 す る 学 び ) Study of Religion
(後 期 )宗 教 学 概 論 B ( 世 界 の 諸 宗 教 を 学 ぶ ) Religions in the World
【目的・ねらい】
世界にはさまざまな宗教、ユダヤ教・キリスト教・イスラーム・仏教・ヒンドゥー教・
儒教・道教・神道・天理教などなど、さまざまな宗教(実定宗教)が在る。それらに
ついて、学んでいく。
3つの到達目標
1.教えや儀礼、神話を含む宗教文化の意味について理解ができる
2.キリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教、仏教、神道などの宗教伝統の基本的な
事実について、一定の知識を得ることができる
3.現代人が直面する諸問題における宗教の役割について、公共の場で通用する見方が
できる
【講義概要】
現代は、宗教への関心が強い/弱いのだろうか。宗教はコワイもの/スバラシイもの
だろうか。宗教の姿はさまざまであるが、それらに対する研究も多様である。
a)現存する(した)諸宗教の事実性(歴史的存在態)を記述的に語ろうとする宗教史
b)文化事象としての宗教現象を関心事として「宗教」を語ろうとする宗教[科]学
c)歴史的実定性(教団や教義など)から離れて(理性により)宗教を語る宗教哲学
「 宗 教 文 化 士 」 ( 宗 教 文 化 教 育 推 進 セ ン タ ー http://www.cerc.jp- 「 宗 教 学 」 で
「 3 つ の 到 達 目 標 」 を 修 得 し た こ と の 証 (アカシ)と な る も の )
取 得 希 望 者 [認 定 試 験 の 受 験 を 希 望 す る 者 ]に 、 ア ド バ イ ス す る 機 会 も 設 け る 。
【講義方法】
前期[宗教学概論A]
1.「 宗 教 」 概 念 に つ い て 、
2.宗 教 研 究 の 歩 み ( 17、 8世 紀 、 19世 紀 、 20世 紀 )
--「宗教の発見」「宗教理論の提案」の歴史---
3.「 宗 教 現 象 」 の 研 究 ( 様 々 な 宗 教 理 論 )、
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後期[宗教学概論B]
4.宗 教 史 ( 諸 宗 教 、 さ ま ざ ま な 宗 教 )
--ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、インドの宗教、仏教、アフリカの宗教、
中国の宗教、民俗宗教、日本の宗教、天理教、等々について学ぶ。
【授業時間外における予・復習等の指示】
課 外 学 習 の 場 と し て 、 「 自 主 ゼ ミ <宗 教 文 化 士 >( 月 曜 日 5 講 時 、 16:45~ ) を 予 定 し て
いる。そこにも参加して「宗教文化」についての学習を深めてもらいたい。
【成績評価の方法】
平常点
20%:随時のミニレポートなど(出席は前提)
小テスト
レポート
80%:学期末レポート(もしくは、定期試験期間の試験)
【テキスト】
棚次正和・山中弘編
『宗教学入門』 (ミネルヴァ書房)
特定の1冊を指定する意味でのテキストはなし。ただし、棚次・山中編『宗教学入門』の
枠組みコンセプトにしたがって学ぶ意味で、テキスト欄に記載しておく。
【講義計画】
(世界の諸宗教を学ぶ)
1.世界の諸宗教
2.ユダヤ教
3.キリスト教-イスラエルの宗教とナザレのイエス
4.キリスト教-歴史的展開
5.イスラーム-ムハンマドの活動
6.イスラーム-歴史的展開
7.インドの宗教-ヒンドゥー教など
8 . 仏 教 - ゴ ー タ マ ・ シ ッ ダ ー ル タ 、 仏 陀 (覚 者 ) と な る
9.仏教-歴史的展開:テーラヴァーダ、マハーヤーナ
10.仏教-中国にて、日本にて
11.中国の宗教--儒教、道教
12.日本の宗教--神道
13.先住民の宗教、民俗宗教、新宗教
14.現代における諸宗教
15.まとめ