平成26年12月図書室だより(420.4KB)

能勢町生涯学習センター
TEL 072-734-3365
FAX
072-734-3376
図書室だ より
平成 26 年 12 月発行
開館 午前9時~午後5時
休館日 毎週火曜日
(火曜祝日の場合は開館
木曜休館になります)
一人6冊 2週間
能勢町の町立図書室は、昭和 43 年に「能勢町中
央公民館図書室」として生まれました。能勢町役
場南館 2 階の小さな部屋からのスタートでした。
冊数も少なく、部屋もそれほど広くはありません
でしたので、利用する方も少なかったと聞いてい
ます。
その後、昭和 62 年に 1 階に移転しました。当時
は火・木・土曜日、9:30~16:30 の開館でした。
1 階に移転してからは以前より広くなり、冊数も増
えました。開館日も利用者の増加に伴って増えて
ゆきました。
ースがありますので、ゆっくりと時間をかけて読
書をしたり、調べ物や受験勉強をしたりする姿も
見かけられます。
現在の場所には平成 21 年 10 月に移転し、名前
も「生涯学習センター図書室」に変わりました。
元森林組合の建物に移転したため、開館当初は「家
の裏の木を切ってください。」「チェンソーの目立
てをしてください。
」と図書室カウンターを訪れる
方があり、驚いたこともありました。
平成 24 年 6 月からは豊能地区 3 市 2 町(箕面市・
豊中市・池田市・豊能町・能勢町)による広域利
用サービスが始まりました。各図書館に行って登
録をすれば、各市町の図書館が利用できます。貸
出・返却は直接ご自身で各図書館に行っていただ
くことになりますが、このサービスによって、読
みたい本を選ぶ幅が広がったと考えています。
現在は「能勢町生涯学習センター図書室」の存
在を広く知っていただくようになり、多くの方に
利用していただいています。蔵書数は 33.500 冊ほ
どで、まだまだ十分ではありませんが、
「図書室に
来るのが楽しみです。
」という声をいただくことが
多くなりました。小さなお子さんとお母さんの姿
もよく見られます。毎日の読み聞かせに図書室の
本を利用していただいているようです。
小学校が終わる時間になると、近くの小学校か
らにぎやかな声が聞こえてきて、図書室にも「こ
んにちは!」と元気に入ってきてくれます。読み
たい本を一生懸命さがしたり、友達に紙芝居を読
んであげたりという光景が繰り広げられています。
また、閲覧室には読書や勉強をするためのスペ
週末になると、能勢町に観光にきた方から「大
ケヤキ」や「棚田」をはじめ、いろいろな場所へ
の道順を聞かれることも少なくありません。間違
った道案内をすることはできないので、そういう
時は少し緊張します。最近は能勢の歴史に興味を
持つ方が増えているようで、歴史についての質問
を受けることも増えてきました。
現在、能勢町生涯学習センター図書室の図書利
用カードを登録されている方は 5500 名ほどです。
能勢町人口の約半数ほどですので、まだまだ図書
室を利用していない方がたくさんいるようです。
小説だけでなく、さまざまなジャンルの本を揃
えています。雑誌も「きょうの料理」
「クロワッサ
ン」
「オレンジページ」
「現代農業」
「天然生活」な
ど 12 種類ほど置いています。
一度も来たことがない方もぜひ一度足を運んで
いただきたいと願っています。
新しく入った本
一般書
分
類
タイトル
著 者
出版社
000 総記
「18歳の読書論 正・続」
「誰がタブーをつくるのか?」
「木内かつの絵本あそび」
和田 渡
永江 朗
木内かつ
晃洋書房
河出書房新社
福音館書店
100 哲学
「理想にとらわれない生き方」
金子由紀子
KADOKAWA
「心を見つめる言葉」
ダライ・ラマ法王 14 世
飛鳥新社
「嫌われる勇気」
岸見一郎
ダイヤモンド社
200 歴史・地理
「図解 近畿の城郭 1」
中井 均
戎光祥出版
「レンズが撮らえた外国人カメラマンの見た幕末日本 1」三井圭司編集
山川出版
「マッサンとリタ」
オリーヴ・チェックランド
NHK 出版
300 社会科学
「奇祭」
杉岡幸徳
有楽出版社
「世界が驚いた科学捜査事件簿」
ナイジェル・マクレリー
河出書房新社
「禁忌習俗事典」
柳田国男
河出書房新社
「独居老人スタイル」
都築響一
筑摩書房
「和食とはなにか」
原田信男
KADOKAWA
「うわさとは何か」
松田美佐
中央公論新社
「怖ろしすぎる中国に優しすぎる日本人」
坂東忠信
徳間書店
「アメリカと中国はどう日本を『侵略』するのか」
西尾幹二
ベストセラーズ
「韓国人による沈韓論」
シンシアリー
扶桑社
400 自然科学
「宇宙について知りたい 68 項目」
ニュートンプレス
「大人でも答えられない!宇宙のしつもん」
荒舩良孝
すばる舎
「『脱水症』と『経口補水液』のすべてがわかる本」
谷口英喜
日本医療企画
「誕生死」
流産・死産・新生児で子をなくした親の会
三省堂
「ブラックホールに近づいたらどうなるか?」
二間瀬敏史
さくら舎
「オオカミが日本を救う!」
丸山直樹編著
白水社
500 技術
「野菜のチップス果実のチップス」
藤田承紀 文化学園文化出版局
「極上ハンバーグと絶品オムライス」
絶品レシピ研究会
日東書院本社
「パンケーキ&エッグベネディクト」
若山曜子
主婦の友社
「おいしい新調味料塩レモン・塩ゆずレシピ」
高橋雅子
池田書店
「お金が貯まるのは、どっち?」
菅井敏之
アスコム
「作ってあげたい!かわいい知育おもちゃ」
ブティック社
600 産業
「日本人は『食なき国』を望むのか」
山下惣一
家の光協会
「東京ディズニーリゾートレストランガイドブック 2014-2015」ディズニーファン編集部編
講談社
「図解でよくわかる土・肥料のきほん」
日本土壌協会監修
誠文堂新光社
「世界遺産〈富岡製糸場と絹産業遺産群〉建築ガイド
富岡製糸場世界遺産伝道師協会編
上毛新聞社
「緑肥作物とことん活用読本」
橋爪 健
農山漁村文化協会
「猟師になりたい!」
北尾トロ
信濃毎日新聞社
「美味しい田舎のつくりかた」
「市民がつくる半自給農の世界」
「『地元』の力」
「『農』と『食』の女性起業」
「『村』の集落ビジネス」
700 芸術・スポーツ
「おわらない音楽」
金丸弘美
深澤竜人
金丸弘美
関 満博 編
関 満博 編
学芸出版社
農林統計協会
NTT 出版
新評社
新評社
小澤征爾
日本経済新聞出版社
「辞書になった男」
佐々木健一
文学・小説
「産む、産まない、産めない」 甘糟りり子
講談社
「遺譜 上・下」
内田康夫
KADOKAWA
「怪談」
小池真理子
集英社
「シャーリーホームズと緋色の憂鬱」高殿 円 早川書房
「小森谷くんが決めたこと」
中村 航
小学館
「すえずえ」
畠中 恵
新潮社
「修羅走る関ヶ原」
山本兼一
集英社
「闇に香る噓」
下村敦史
講談社
「かたづの!」
中島京子
集英社
「緋の天空」
葉室 麟
集英社
「阿蘭陀西鶴」
朝井まかて
講談社
「仁術先生」
渡辺淳一
集英社
「吉原暗黒譚」
誉田哲也
文藝春秋
「大幽霊烏賊」
首藤瓜於
講談社
「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎
幻冬社
「フォルトゥナの瞳」
百田尚樹
新潮社
「ダブル・フォールト」
真保裕一
集英社
「プロット・アゲンスト・アメリカ」フィリップ・ロス集英社
「時限紙幣」
ロジャー・ホッブズ 文藝春秋
文藝春秋
800 語学
900・F
2011 年
第 7 回出版甲子園グランプリ受賞
「世界一の紙芝居屋
ヤッサンの教え」
やすのゆうし
安野侑志 髙田真理
著 ダイヤモンド社
「枠をぶっ壊して、ワクワクすることを考える。ワクワクすることに枠はない!」
2012 年惜しまれながら亡くなられたヤッサンの言葉を、弟子の高田さんがまとめた
本です。能勢でも楽しい紙芝居を見せてくれていたヤッサンの生き様が、たくさん
の言葉の中から生き生きと見えてきます。