JPBD NEWS LETTER 日本業務部ニュースレター 。 2015 年 4 月号 SGS CONSUMER TESTING SERVICES 【Company Profile】 環境保護法律立法最新情報 2015 年 第 3 期 【会社紹介】 SGSグループ 中国 グリーン製品推進のため電池及び塗料製品に対し消費税 の徴収を開始 先日、財政部、国家税務総局は《電池、塗料に対する消費税徴収通知》を 発表した。省エネと環境保護を促進するため、2015 年 2 月 1 日から電池、塗 料に対する消費税の徴収を開始し、生産、委託加工と輸入部分の適用税金 率を 4%と規定した。また、通知によると、無水銀電池及び運行状態下で発揮 性有機物(Volatile Organic Compounds, VOC)の含有量が 420g/l の塗料で あれば消費税の徴収が免除される。本規定は生態環境と消費者の健康の ため、国家が政策手段の採用による企業の環境保護にやさしい製品の開発 と生産の促進への重視を示しており、グリーン製品の製造企業にとっても間 違いなく良いニュースといえる。 イギリス ハイエンド電子玩具 RoHS 及び電池指令符合性の調査 報告を発表 2015 年 2 月、イギリス法律執行機関 NMO(National Measurement Office) は 2014 年ハイエンド電子玩具 RoHS 及び電池指令符合性の調査報告を発 表した。この調査は売価 30 英ポンド以上のハイエンド電子玩具製品に対す る調査であり、RoHS 指令と電池指令の要求に基づき製品中 RoHS 有害物 質の含有量、標識、電池有害物質含有量の検査を行った。ランダム検査に より、15 種類の製品中、6 種類の製品が指令の要求を満たしてないことが発 見された。NMO はこれらの不合格の製品に対し更に調査を行い、また今後 の市場管理中継続的に電子玩具製品に大きな関心を寄せていくと示した。 SGSは1878年に設立され1世紀以 上の歴史を持つ世界最大の認証・ 検査・分析機関です。 公認の品質と信頼のグローバル スタンダードです。現在、世界に 1,500ヶ所以上の事業所と実験室、 80,000人を超える従業員を有し、グ ローバルなサービスを提供していま す。 通標標準技術服務有限公司 SGS-CSTC 通標標準技術服務有限公司は 1991年10月にSGSのスイス本部と 前国家質量技術監督局に属する 中国標準技術開発公司(CSTC)と の合資による検査・分析・認証機関 として設立されました。現在、中国 全 土 に て 50 ヶ 所 以 上 の 事 業 所 、 100ヶ所以上の実験室、14,000人以 上の従業員を有しています。 SGSは国内外のお客様と政府・ 国際機関に対し農産物、鉱物、石 カリフォルニア州プロポジション 65 BPA の物質リストへの追加を 提案 油化学、工業、コンシューマ製品、 正式名称《1986 年飲用水安全及び毒性物質法案》であるカリフォルニア 州プロポジション 65 は、BPA の物質リストへの追加を提案した。カリフォルニ ア州プロポジション 65 主管機構環境健康危害評価事務室(OEHHA)は今年 の 5 月 7 日に会議を召集し、BPA の物質リストへの追加について討論を実 施した。プロポジション 65 は、製品中に物質リストのいずれかの物質を含有 した場合、メーカー及び取次販売店は 1 年以内に標識をつけ警告要求を満 たさなければならないと規定ている。 関連する検査・検品・分析のワンス 環境、自動車、ライフサイエンスに トップ・サービスを提供しています。 SGS-CSTC 日本業務部 SGS日本業務部は2006年10月に 日系企業様向けに設立した日本語 サービス窓口です。 中国各地に日本人スタッフを配 カリフォルニア州プロポジション 65 警告標識の要求修正を提案 置し、日系企業様に安心と信頼の 2015 年 1 月 12 日、カリフォルニア州 OEHHA はカリフォルニア州プロポジ ション 65 の警告標識要求に対し修正方案を提出した。公聴会は 2015 年 3 月 25 日に行われたが、関連意見については 2015 年 4 月 8 日が締め切りと なる。今回の修正方案では標識中に感嘆符の付いた黒縁の黄色い正三角 サービスを提供しています。 検査・検品・認証についての日本 語でのお問い合わせは下記までご 連絡下さい。 形を取り入れ、更に“警告”( “WARNING”)の字句を必ず標識で表さなけれ ばならないと規定するほか、警告語句中“含有”( “contains”)を“露出可” ( “can expose”)に変更するよう提案している。 EU 玩具製品中六価クロム遷移量についての制限要求の引き締 めを提案 2015 年 1 月 22 日、EU 健康及び環境科学委員会(SCHER)は第 10 回の 全体会議で玩具製品中六価クロム遷移量制限値の引き締めの最終建議を 通過させた。この最終建議では、六価クロム遷移量の制限値が EU 玩具安 全指令 2009/48/EC に規定される要求より 15-21 倍厳しくされ、第一類(乾 性、粉末状もしくは強靭性)材料中六価クロムの遷移量を 0.02mg/kg から 0.0008mg/kg に;第二類(液体もしくは粘着性)材料中六価クロムの遷移量を 0.005mg/kg から 0.0002mg/kg に;第三類(こすり落とし可)材料中六価クロム の遷移量を 0.2mg/kg から 0.0094mg/kg に引き締めるよう調整した。 【上海本部】 ダイレクト:+86 (0)21-6107 -2991 (古川) ダイレクト:+86 (0)21-6107 -2989 (齋藤) ダイレクト:+86 (0)21-6064 -5071 (MAYA) ダイレクト:+86 (0)21-6107 -2868 (菅沼) 【蘇州支部】 ダイレクト:+86 (0)512-629 9-0289 (住吉) 【天津支部】 ダイレクト:+86 (0)22-5980 -2404 (竹原) 【広州支部】 ダイレクト:+86 (0)20-8215 -5514 (須川) 【深セン支部】 ダイレクト:+86 (0)755-253 2-6370 (本城) SGS CONSUMER TESTING SERVICES 通報期日:2015 年 2 月下旬から 2015 年 3 月上旬(一部) 通達された国 イタリア イタリア イタリア イタリア 製品 リコール原因 通達された国の 扱い方 製品:玩具車 原産国:中国 化学関係 1.5%の DEHP を含有していたため、REACH 法 規に違反。 販売禁止 製品:オーブン網 原産国:中国 化学関係 ニッケルの排出量が 0.29mg/kg となっており、 EU 食品接触材料法規(EC)№1935/2004 に違 反。 輸入禁止 製品:ステンレスナイフ 原産国:中国 化学関係 クロム、ニッケルとマンガンそれぞれの遷移量 が 28.7mg/L、0.30 mg/L、0.90 mg/L となってお り、EU 食品接触材料法規(EC)№1935/2004 に違反。 法律執行部門に 通知 製品:食品トレー 原産国:中国 化学関係 ホルムアルデヒドの遷移量が 15.8、17.4、38.9 と 17.6 mg/kg となっており、EU 食品接触材料 法規(EC)№1935/2004 に違反。 市場から撤退 イタリア 製品:酒瓶 原産国:中国 化学関係 製品全体的遷移量が 518 mg/kg となっており、 EU 食品接触材料法規(EC)№1935/2004 に違 反。 スウェーデン 製品:ネックレス 原産国:中国 化学関係 製品に 8.9%のカドミウムを含有してたため、 REACH 法規に違反。 市場から撤退 スウェーデン 製品:ネックレス 原産国:中国 化学関係 製品に 37%の鉛を含有してたため、REACH 法 規に違反。 市場から撤退 ドイツ 製品:ホーローびきコップ 原産国:中国 再出荷 化学関係 カドミウムの遷移量が 0.27、0.2 mg/L となっており、EU 市場から撤退 食品接触材料法規(EC)№1935/2004 に違反。 ドイツ 製品:ピアス 原産国:中国 化学関係 ニッケルの排出量が 3.2ug/cm2/week となって おり、REACH 法規に違反。 その他 スペイン 製品:魔法瓶 原産国:中国 化学関係 断熱層にアスベストを含有していたため、 REACH 法規に違反。 市場から撤退 製品:ナイロンスプーン 原産国:中国 化学関係 初級芳香族アミンの遷移量が 0.044、0.021、 市場から撤退 0.094 mg/kg となっており、EU 食品接触材料法 規(EC)№1935/2004 に違反。 ポーランド
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