自治労八王子市職員組合 ●No.10 3月5日発行 執行委員会レポート 第10回執行委員会について(2月15日開催) 【議 題】 1.エキスパート選考について 1)新たな主査選考の導入 ア.導入の目的 ①職員個々の専門性や能力を活かし、適材適所の任用及び人事配置を図る ②職員自身による自己の適正・能力を踏まえた複線型人事ルートの選択 ③技能労務職の職域や働き方「現場サービススペシャリストへの転換」 これらを踏まえ、職員の能力や専門知識の活用、働き甲斐や意欲の向上、また、 継承すべき高度な知識や技術を高めるため試験選考制度に加え主査職にエキス パート選考を導入する。 イ. 主査の位置づけ(役割) 主査として、各部局内担当課のプレイングマネージャー、チームリーダーとし ての職責を担う。 ウ.昇任対象範囲を技能労務職に拡大 技能労務職の職域の見直しに対応し、主査職に承認する仕組みを構築する。 主査職昇任後は行政職と同等な権限を付与するとともに、現場のスペシャリス トとしてのチームリーダーに位置づける。その後の昇任コースは行政職と同等な 選択を可能とする。 エ.選考方法 日常の勤務状況 面接試験(プレゼンテーション含む) オ.判定能力 リーダーシップ、コミュニケーション 仕事を通じて得た「専門性・能力・スキル又は経験値」 プレイヤーとしての力に重点 エキスパート選考は、行政職にとって選択肢を広がる利点があり、現業職に選 考制度を導入することは、公共サービスに現業職場が必要であることを認めさせ ることになる。一定の成果として導入を確認する。 1 2.昇任昇格制度見直しの確認 1)行政職 ①5級昇格の廃止(現 5 級各付者(課長補佐職以外)の各付け変更を含む) ②副主査昇任の廃止 2)技能労務職 ①5級昇格の廃止(現 5 級各付者の各付け変更含む) ②業務主査昇任制度の廃止 3)期末勤勉手当の役職加算制度の見直し 給料表の級による支給から役職におうじた支給に変更する 具体的には 1)当局提案は一職二級の廃止 一職二級の意味 生涯賃金補償 2)格付け変更 5 級副主査 (行政職) ⇒ 4 級主任 5 級業務副主査(現業職) ⇒ 4 級業務副主査 3)一時金の勤勉手当の役職加算制度の見直し 行政職(行一) 課長補佐 10% 主査 7% 4級副主査7% 4級主任 5% 現業職(行二) 業務主査 7% 業務主任 5% 主任 5% 99 年の任用制度変更の際、昇任昇格をすることで生涯賃金を確保してきた。今回 廃止される 5 級副主査、5 級業務副主査は経過措置の実施等により生涯賃金の補償と 現給補償がされていることが確認でき、5 級副主査、5 級業務副主査の廃止を判断す る。 3.確認すべき事項 ① 賃金任用制度検討会のまとめ ② エキスパート選考の導入 ③ 昇任昇格制度の見直し 上記 3 点について文書で確認を交わす。 4.学習会の開催 各協議会で部会役員を中心に学習会を開催することを確認。 本庁協議会 2 月 19 日(火) 午後 3 時 ● 執行委員会レポートの問い合わせ先 組合事務所(書記次長・岡本) 内線4451 2
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