●●町(村)特定個人情報保護条例施行規則(モデル施行規則 ) 1 (趣旨) 第1条 この規則は、●●町(村)特定個人情報保護条例(平成・・年条例第・・ 号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。 (開示請求書) 第2 条 条例 第1 2 条 第 1項 の 開 示請 求 書は 、 保 有特 定個 人 情報 開示 請求 書 (第1号様式)とする。 (開示請求における本人確認手続等) 2 第3条 条例第11条第1項の規定による開示請求をする者は、実施機関に対 し、次に掲げる書類のいずれかを提示し、又は提出しなければならない。 ⑴ 開 示請 求書 に 記載 され てい る開 示 請求 をす る者 の氏 名 及び 住所 又は 居 所と同一の氏名及び住所又は居所が記載されている運転免許証、健康保険 の被保険者証、住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)第30条の4 4第1項に規定する住民基本台帳カード、出入国 管理及び難民認定法(昭 和26年政令第319号)第19条の3に規定する在留カード、日本国と の平 和 条約 に 基づ き 日本 の 国籍 を 離脱 し た者 等 の出 入 国管 理 に関 す る特 例法(平成3年法律第71号)第7条第1項に規定する特別永住者証明書 その他法律又はこれに基づく命令の規定により交付された書類で あって、 当該開示請求をする者が本人であることを確認するに足りるもの ⑵ 前号に掲げる書類をやむを得ない理由により提示し、又は提出すること ができない場合にあっては 、当該開示請求をする者が本人であることを確 認するため実施機関 が適当と認める書類 2 開示請求書を実施機関に送付して開示請求をする場合には、開示請求をす る者は、前項の規定にかかわらず、次に掲げる書類を実施機関 に提出すれば 足りる。 1 2 本 モデ ル施 行 規則 は、 行 政機 関 個人 情報 保 護法 施 行令 を ベー スと し て、 モ デル 条 例( 書 起 型 、以 下 で は 単に 「 条例 」 とい う 。 ) に対 応 する 施 行規 則 とし て作 成 した も ので あ る。 も っ とも 、 様式 等の 具 体的 規 律に つ いて は、 基 本条 例 施行 規 則 ( 基本 条 例に 対 応す る 施行 規 則 )と 調 和的 な 規 定 とす る こと が 望ま しい 。 本 条は 、 番 号 法施 行令 3 2条 1 項に よる 読 替後 の 行政 機 関個 人情 報 保護 法 施行 令 11 条 を 参 考に 規 定し たも の であ る が、 実 務上 の無 用 な混 乱 を回 避 する べく 、 基本 条 例施 行 規則 と 調 和的 な 規定 とす る こと が 望ま し い。 特に 、 本条 3 項( 代 理人 が開 示 請求 を する 場 合に お け る本 人 確認 手続 等 )に つ いて は 、脚 注3 記 載の 点 に留 意 され たい 。 1 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) ⑴ 前項各号に掲げる書類のいずれかを複写機により複写したもの ⑵ そ の者 の住 民 票の 写し その 他そ の 者が 前号 に掲 げる 書 類に 記載 され た 本人であることを示すものとして実施機関が適当と認める書類であって、 開示請求をする日前30日以内に作成されたもの 3 条例第11条第2項の規定により代理人が開示請求をする場合には、当該 代理人は、戸籍謄本、委任状その他代理人の資格を証明する書類(開示請求 をする日前30日以内に作成されたものに限る。)を 実施機関に提示し、又 は提出しなければならない。 3 4 開示請求をした代理人は、当該開示請求に係る 保有特定個人情報の開示を 受ける前にその資格を喪失したときは、直ちに、書面でその旨を当該開示請 求をした実施機関に届け出なければならない。 5 前項の規定による届出があった場合において、当該代理人が法定代理人で あるときは、当該開示請求は、取り下げられたものとみなす。 4 (保有特定個人情報開示決定通知書等) 第4条 条例第17条第1項の規定による通知は、保有特定個人情報開示決定 通知書(第2号様式)により行う。 2 開示請求書に求める開示の実施方法が記載されている場合にあっては 、前 項の規定にかかわらず、条例第17条第1項の規定による通知は、保有特定 個人情報開示決定通知書(第3号様式) により行う。 3 3 4 前2項の規定にかかわらず、開示請求に係る保有特定個人情報の一部を開 本 項は 、条 例 12 条2 項 の委 任 によ る規 定 であ り 、番 号 法施 行令 3 2条 1 項に よ る 読 替 後 の 行政 機 関個 人情 報 保護 法 施行 令 11 条3 項 を参 考 に規 定 した もの で ある 。本 項に よ り、 代 理 人に よ る開 示請 求 手続 に おい て は、 ①代 理 人に 関 する 運 転免 許証 等 本条 第 1項 に 掲げ る 書 類、 及 び、 ②代 理 人の 資 格を 証 明す る書 類 (戸 籍 謄本 、 委任 状等 ) の提 示 又は 提 出 が 必 要 とな る 。 こ の 点、 代 理人 によ る 開示 請 求に お いて 、上 記 ①及 び ②に 加 え、 ③開 示 請求 に 係る 保 有 特 定 個人 情 報の 本人 の 運転 免 許証 等 の書 類の 提 示又 は 提出 を 求め るか 否 かは 、 基本 条 例施 行 規 則と の 調和 も考 慮 した う えで 、 各町 村 に お いて 判 断さ れ たい 。 も っ とも 、 条例 12 条 2項 は 、上 記 ③の 書類 の 提 示 又 は提 出 を求 める こ とを 想 定し た 規 定 で はな い ため 、 代 理 人に よ る開 示 請求 にお い て 上 記 ③の 書 類の 提示 又 は提 出 を求 め る場 合 に は、 条 例1 2条 2 項に お いて 、 この 旨規 定 する 必 要が あ る 点 に留 意 され た い。 本 項は 、 読 替 後の 行政 機 関個 人 情報 保護 法 施行 令 11 条 5項 を参 照 した 規 定で あ る 。 保 有 特 定個 人 情報 の開 示 請求 に あっ て は、 条例 1 1条 2 項に よ り、 法定 代 理人 の みな ら ず任 意 代 理人 も 開示 請求 を する こ とが で きる とこ ろ 、任 意 代理 人 によ る開 示 請求 に おい て 、開 示 請 求後 に 任意 代理 人 の代 理 人の 資 格が 喪失 し た場 合 にも 取 下げ が擬 制 され る こと に なれ ば 、 開示 請 求人 の利 益 を制 約 して し まう こと に 鑑み 、 本モ デ ル施 行規 則 にお い ては 、 法定 代 理 人に よ る開 示請 求 の場 合 に限 り 、取 下げ を 擬制 す る旨 の 規定 とし た 。 2 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) 示する場合にあっては、条例第17条第1項の規定による通知は、保有特定 個人情報(一部)開示決定通知書(第4号様式(開示請求書に求める開示の 実施方法が記載されている場合には保有特定個人情報(一部)開示決定通知 書(第5号様式)) により行う。 4 条例第17条第2項の規定による通知は、保有特定個人情報不開示決定通 知書(第6号様式) により行う。 (開示決定等に要する期間延長 決定通知書) 第5条 条例第18条第2項の規定による通知は、開示決定等に要する期間延 長決定通知書(第7号様式)により行う。 (開示決定等の期限の特例適用通知書) 第6条 条例第19条の規定による通知は、開示決定等の期限の特例適用通知 書(第8号様式)により行う。 (開示の請求に対する第三者の意見聴取 ) 第7条 条例第20条第1項又は第2項の規定による通知は、保有特定個人情 報の開示請求に係る意見聴取依頼書(第9号様式)により行う。 2 実施機関は、前項の通知をするに当たっては、開示請求に係る 保有特定個 人情 報の 本 人の 権利 利益 を不 当 に侵 害し ない よう に 留意 しな けれ ばな ら な い。 5 (開示の実施) 第8条 次の 各号 に 掲げ る電 磁的 記録 に つい ての 条例 第2 1 条第 1項 の規 則 で定める方法は、それぞれ当該各号に定める方法とする。 6 ⑴ イ 録音テープ又は録音ディスク 次に掲げる方法 当該録音テープ又は録音ディスクを専用機器により再生したものの 聴取 ロ 当該録音テープ又は録音ディスクを録音カセットテープ(日本工業規 格C5568に適合する記録時間120分のものに限る。)に複写した ものの交付 5 6 行 政機 関個 人 情報 保護 法 施行 令 13 条を 参 照し た 規定 で ある 。 行 政機 関個 人 情報 保護 法 24 条 1項 は、 電 磁的 記 録 の 開 示の 実施 方 法に 関 する 規 定を 各 行 政 機関 に 委任 して い るた め 、同 法 施行 令に お いて は 、こ れ に関 する 規 定が な い。 そ れゆ え 、 本項 は 、情 報公 開 法1 4 条1 項 が委 任す る 同法 施 行令 9 条3 項が 規 定す る 電磁 的 記録 に つ いて の 開示 の実 施 方法 に 関す る 規定 (同 項 3号 へ 規定 に かか る 電 子 開示 請 求の み に認 め ら れる 開 示方 法を 除 く。 ) を参 照 して 規定 し た。 も っと も 、電 磁的 記 録の 開 示の 実 施方 法 に つい て は、 各町 村 にお い て、 基 本条 例施 行 規則 と 調和 す るよ う留 意 する 必 要が ある。 3 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) ⑵ イ ビデオテープ又はビデオディスク 次に掲げる方法 当該ビデオテープ又はビデオディスクを専用機器により再生したも のの視聴 ロ 当該ビデオテープ又はビデオディスクをビデオカセットテープ(日本 工業規格C5581に適合する記録時間120分のものに限る。以下同 じ。)に複写したものの交付 ⑶ 電磁的記録(前2号又は次号に該当するものを除く。) 次に掲げる方 法であって、実施機関がその保有する処理装置及びプログラムにより行う ことができるもの イ 当該電磁的記録を日本工業規格A列 3番(以下「A3判 」という。) 以下の大きさの用紙に出力したものの閲覧 ロ 当該電磁的記録を専用機器(開示を受ける者の閲覧又は視聴の用に供 するために備え付けられているものに限る。)に より再生したものの閲 覧又は視聴 ハ 当該電磁的記録をA3判以下の大きさの用紙に出力したものの交付 (ニに掲げる方法に該当するものを除く。) ニ 当該電磁的記録をA3判以下の大きさの用紙にカラーで出力したも のの交付 ホ 当該電磁的記録をフレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格 X6223に適合する幅90ミリメートルのものに限る。)又は光ディ スク(日本工業規格X0606及びX6281又はX6241に適合す る直径120ミリメートルの光ディスクの再生装置で再生することが 可能なものに限る。 別表2の項において同じ。)に複写したものの交付 ⑷ 電磁的記録(前号ホに掲げる方法による開示の実施をすることができな い特性を有するものに限る。) 次に掲げる方法であって、実施機関がそ の保有する処理装置及びプログラムにより行うことができるもの イ 前号イからハまでに掲げる方法 ロ 当該電磁的記録を幅12.7ミリメートルのオープンリールテープ (日本工業規格X6103、X6104又はX6105に適合する長さ 731.52メートルのものに限る。)に複写したものの交付 ハ 当該電磁的記録を幅12.7ミリメートルの磁気テープカートリッジ (日本工業規格X6123、X6132若しくはX6135又は国際標 4 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) 準化機構及び国際電気標準会議の規格(以下「国際規格」という。)1 4833、15895若しくは15307に適合するものに限る。)に 複写したものの交付 ニ 当該電磁的記録を幅8ミリメートルの磁気テープカートリッジ(日本 工業規格X6141若しくはX6142又は国際規格15757に適 合するものに限る。)に複写したものの交付 ホ 当該電磁的記録を幅3.81ミリメートルの磁気テープカートリッジ (日本工業規格X6127、X6129、X6130又はX6137に 適合するものに限る。)に複写したものの交付 2 条例第21条第2項の規定による申出は、保有特定個人情報の開示の実施 方法等申出書(第10号様式)により行う。 3 開示 請求 書に 記 載さ れた 開示 の実 施 の方 法に よる 保有 特 定個 人情 報の 開 示を 実施 す るこ とが でき る旨 の 条例 第1 7条 第1 項 の規 定に よる 通知 が あ った場合において、開示の実施の方法を変更しないときは 、条例第21条第 2項の規定による申出は、することを要しない。 (写しの交付の額) 7 第9条 条例第22条第2項の規定により開示請求者が負担する費用は、別表 に定める額とし、前納とする。 (訂正請求書) 第10条 条例第24条第1項の訂正請求書は、保有特定個人情報訂正請求書 (第11号様式)とする。 (訂正請求に関する開示請求における本人確認手続等に係る規定の準用) 第11条 第3条(第4項及び第5項を除く。)の規定は、条例第23条第1 項の規定による訂正請求について準用する。この場合において 、第3条第3 項中「第11条第2項」とあるのは「第24条第2項 」と読み替えるものと する。 (保有特定個人情報訂正決定通知書等) 第12条 条例第26条第1項 の規定による通知は、保有特定個人情報訂正決 定通知書(第12号様式)により行う。 2 7 条例第26条第2項の規定による通知は、保有特定個人情報不訂正決定通 写 しの 交付 の 額に つい て は、 各 町村 によ っ て規 定 が異 な るた め、 別 表は 一 つの 例 を示 し た に すぎ な い。 した が って 、 別表 に つい ては 、 基本 条 例施 行 規則 に従 っ て規 定 され たい。 5 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) 知書(第13号様式)により行う。 (訂正決定等に要する期間延長 決定通知書) 第13条 条例第27条第2項 の規定による通知は、訂正決定等に要する期間 延長決定通知書(第14号様式)により行う。 (訂正決定等の期限の特例適用通知書) 第14条 条例第28条の規定による通知は、訂正決定等の期限の特例適用通 知書(第15号様式)により行う。 (利用停止請求書) 第15条 条例第31条第1項 の利用停止請求書は、保有特定個人情報利用停 止請求書(第16号様式)とする。 ( 利用 停止 請求 に 関す る開 示請 求に お ける 本人 確認 手続 等 に係 る規 定の 準 用) 第16条 第3条(第4項及び第5項を除く。)の規定は、条例第30条第1 項の規定による利用停止請求について準用する。この場合において、第3条 第3項中「第11条第2項」とあるのは「第30条第2項」と読み替えるも のとする。 (保有特定個人情報利用停止決定通知等) 第17条 条例第33条第1項 の規定による通知は、保有特定個人情報利用停 止決定通知書(第17号様式)により行う。 2 条例第33条第2項の規定による通知は、保有特定個人情報の利用停止を しない旨の決定通知書(第18号様式)により行う。 (利用停止決定等に要する期間延長決定通知書) 第18条 条例第34条第2項 の規定による通知は、利用停止決定等に要する 期間延長決定通知書(第19号様式)により行う。 (利用停止決定等の期限の特例適用通知書) 第19条 条例第35条の規定による通知は、利用停止決定等の期限の特例適 用通知書(第20号様式)により行う。 附 則 この規則は、条例の施行の日から施行する。 6 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成) 別表(第9条関係) 保有特定個人情報の種類 1 文書、図画及び写真 写しの作成の方法 金額 複写機により複写したも 1面につき△△円 の(A3判までの大きさ の用紙を用いたものに限 る。)(単色刷り) (※以下、省略) 2 電磁的記録 光ディスクに複写したも 1枚につき□□円 の (※以下、省略) 7 全国町村会(平成 27 年 2 月 6 日作成)
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