高松機械工業 新製品発表展示会 報告書

高松機械工業 新製品発表展示会 報告書
2015 年 9 月 10 日
滋賀営業所 小野正也
日時:2015 年 9 月 8 日(火)
場所:高松機械工業(石川県金沢市)
スケジュール
13:00 高松機械工業㈱着
昼食
13:30 展示機 確認
14:00 工場見学
15:00 ホテルへ出発
18:00 夕食懇親会
展示内容
(新製品)
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-60M
・CNC1 スピンドル 1 スライド精密旋盤 新型J-WAVE
(既存)
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-30PLUS
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-130
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-130M
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-200
・CNC2 スピンドル 2 スライド精密旋盤 XW-60
・CNC 複合精密旋盤 XY-120PLUS
・CNC1 スピンドル 1 タレット精密旋盤 XL-150
・CNC1 スピンドル 1 タレット精密旋盤 XL-100←連結→CNC1 スピンドル 1 タレット精密
旋盤 XC-100
・CNC1 スピンドル 1 タレット精密旋盤 6SL-10
・TAKAMAZ コレットブース
・立型ターニングマシン VTL-600M
見学して感じた高松機械の強み
・ 量産加工へのこだわり
・ 自社生産のローダーシステム
・ 省スペース
所感
今回、高松機械工業の新製品発表展示会に参加させてもらいました。私自身、高松機
械についてはあまり知識がなく、これまで競合メーカーとして相対することはありまし
たが、特に引き合いを頂く機会もなかったので、今回しっかりと見学させて頂きました。
まず展示ルームで実機を見せてもらいましたが、やはり自動車業界向けの機械という
ことで、専用機に近いような機種が多く見受けられました。私のユーザーでは量産加工
されているところもあるので、提案してみようと思います。
また、高松機械が提携している EMAG という海外機械メーカーの機種も、主に立型旋盤
ですが、国内メーカーではないような方式で興味深かったです。販売、アフターサービ
スは合弁会社のタカマツエマグがされているので、自動車部品 CVT 向けのシャフト加工
機は、一度ユーザーに提案してみようと思います。
工場見学にも参加させてもらいましたが、生産性を上げる為、大型機械を数多く使用さ
れており、何十時間も連続運転できるような方式を取っておられました。また、機械加
工・組立工程も全て 1 フロアでされており、機械加工で発生するミストなどが組立場へ
行かないよう気流調整もされていました。
その後行われた懇親会は、高松機械でも初めての試みでもある金沢城を貸し切っての
立食パーティーで、ライトアップされた金沢城は、加賀百万石の歴史を感じさせてくれ
ました。そのような中、色々な方々と有意義な時間を過ごさせて頂けたことは、とても
貴重な経験になりました。
全体を通して、これまで高松機械というと、引き合いが出た際、まず 1 番手で持ってい
くことはなかったのですが、量産加工されているユーザーにはもってこいのメーカーと
いうことがわかりました。また、EMAG という今まで知らなかった機種(メーカー)のこ
とも勉強できたので、ユーザーへ提案しようと思います。