笑顔31号 3年修学旅行

笑 顔 [え が お ]
校長 だ より
H27.6.12
No31
【 修 学旅 行 を終 え て】
2泊3日の奈良・京都の校外学習の中で、一人ひとりの居場所があり誰とでも仲良く
ルールとマナーを守って旅をすることができ、学年目標である「おこしやす」への到達
が で きる よ う、 精 一杯 頑 張れ た 修学 旅 行で し た。
一人ひとりがその役割を果たし、時間を意識し、仲間の体調を考えながら班別行動を
したり、マナー良く平城京・平安京の都(世界遺産を含む)を見学することができ、大
変良かったです。宿舎においても、多くの生徒が時間を守り、落ち着いて行動しマナー
を守り就寝出来ました。これにより、元気に3日間の日程を過ごすことができました。
特 に 2日 目 は、 8 :0 0 に班 毎 出発 し 一日 京 都市 内 の班 別 行動 で した 。 各班 の 計画 に
従って仲間と協力し、バスを乗り継ぎながら京都の歴史と文化を学び、観光を楽しみす
ばらしい思い出ができました。また、1日目の奈良でできなかった学年行動(2列で並
んで移動する・マナーを守った歩行)は、3日目の学年行動の中で少しずつ解消され頑
張ることができました。課題もありましたが終わってみると、課題に対する対応策を生
徒が考え意識して取り組み、少しずつ改善されていきました。このように、課題を受け
止 め 改善 す る努 力 を今 後 も継 続 して 学 年み ん なで 頑 張っ て いき ま しょ う 。
最高学年としての自覚を持ち、修学旅行の成果を自信を持って今後の日常生活に生か
し 、 最高 の 思い 出 深い 1 年に し てい き まし ょ う。 期 待し て いま す 。
【 1 日目 ・ 奈良 方 面( 東 大寺 ・ 興福 寺 ・平 等 院・ 伏 見稲 荷 等 )】
< 写真 ↑ 東大 寺 金堂 約 50m 四 方 の木 造 建築 >
< 写真 ↑ 約 15m の 座像 ・ 手 2.5m >
< 写真 = 伏見 稲 荷>
「稲荷大神様」のお使い(眷族)はきつねとされてい
ます。但し野山に居る狐ではなく、眷属様も大神様同
様に我々の目には見えません。そのため白(透明)狐
=“びゃっこさん”といってあがめます。勿論「稲荷
大 神様 」 はき つ ねで はあ り ませ ん 。
伏 見稲 荷 大社 は 、全 国3 万 社の 稲 荷神 社 の総 本 山で す 。
< 写 真← 平 等院 鳳 凰堂 >
永 承 7 年 ( 1052)、時 の 関白 藤 原頼 通 が、 父 道
長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院とし
ました。この年は末法初年に当たるとされ、末法
思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願
う浄土信仰が社会の各層に広く流行していまし
た 。その 翌 年の 天 喜 元年( 1053 )には 阿 弥陀 堂( 鳳
凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏
師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像
が安置され、華やかさを極めたとされています。
【 2 日目 ・ 京都 一 日班 別 行動 】
<写 真 ←金 閣 寺・ 三 階建 て >
金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあら
わしたと言われ、有名な一休禅師の父である後小松天皇を
招いたり、中国との貿易を盛んにして文化の発展に貢献し
た舞台で北山文化といいます。義満の遺言によりお寺とな
り 、夢 窓 国師 を 開山 と し、 鹿苑 寺 と名 づ け られ ま した 。
<写 真 =二 条 城二 の 丸御 殿 唐門 ・ 本 殿>
≪ 2日 目 の、 主 な見 学 場所 ≫
・ 北野 天 満宮
・金 閣 寺
・ 龍 安寺
・ 広 隆寺
・ 南禅 寺
・仁 和 寺
・ 白峰 神 宮
・銀 閣 寺
・ 二 条城
・ 龍 安寺
・ 哲学 の 道
・本 能 寺
・ 平安 神 宮
・広 隆 寺
・ 正 伝寺
・ 西 本願 寺
・ 八坂 神 社
・祇 園
2日目は、前日の課題を解消しようとしっかり取り組めました。計画した班別行動をこ
なし、アクシデントは本部に連絡しながら解決し、16:30~17:00に全班宿に
安 全 に戻 る こと が でき 立 派で し た。
【 2 日目 夜 ・体 験 学習 扇 子作 り 】
<写真=扇子作り・一人ひとりの個性が見えます>
【 3 日目 ・ 学年 行 動・ 徒 歩知 恩 院か ら 二年 坂 ・三 年 坂~ 清 水寺 】
三 十三 間 堂 本堂
地上16m、奥行き22m、南北120mの長大なお堂。和様、入母屋造り本瓦葺
で す 。手 前 から 遥 か彼 方 へ一 点 透視 的 に漸 減す る 眺 めは 、胸が す くよ う な壮 快 さ です 。
・ 国宝
千手 観 音坐 像 ( せ んじ ゅ かん の んざ ぞ う)
・ 重文
千体 先 手観 音 立像 ( せん た いせ ん じゅ か んの ん りゅ う ぞう )
等身 大 の1 0 00 体 の観 音 立像 は 圧巻 で す。
3 日目 の 見学 で した が 、静 か にお 顔 を拝 見 して い まし た 。< 写 真無 し >
≪写 真 ↑知 恩院 三 門≫
≪ 写真 ↑ 清水 寺 仁王 門 ≫
≪学 年 全員 で 写真 撮 影≫
≪ 学級 毎に 写 真撮 影 ≫
【 京 都駅 よ り帰 路 につ き まし た 。】
最 後の 京 都駅 ( 帰り た くな ~ いと 口 々に ) ⇒そ し て新 幹 線へ