「全国大会を支援する会」が発足しました! 2月26日に“発足の集い”を開催、賛同団体関係者が集う 全国大会の成功には、県内のいろいろな団体からのバックアップが欠かせません。そこ で 、今回の奈良大会では 、大会準備事務局とは別に「 全国大会を支援する会 」を立ち上げ 、 県内の障害者団体が集まる組織を作りました(実は、この「支援する会」は20年前に行 . われた前回の奈良大会で初めて組織され、他の府県での全国大会ではあまり例を見ない奈 ..... 良ならではの取り組みなのです! )。呼びかけ人として大久保哲夫氏(全障研奈良支部前 支部長、奈良教育大学名誉教授・前学長)ほか、県内の各方面 の方々になっていただき、社会福祉法人、障害当事者団体、関 係団体、自主サークルなどに支援の協力を呼びてかけいます。 その「支援する会発足の集い」が、2月26日に共済会館や まと(奈良市)にて、大盛況のうちに行れました。 奈良大会への期待が高まっています 支援する会代表 大久保哲夫(奈良教育大学名誉教授・前学長) 毎年全国回り持ちで開催されている全障研全国大会では、開 催地の県や市など行政機関が「後援」団体として名を連ね、全 障研と友好関係にある全国的な障害者関係団体が「協賛」団体 として名を連ねていますが、奈良大会ではそれに加えて県内の 障害者関係を中心とした諸団体で「 全障研第40回全国大会( 奈 良 )を支援する会 」 ( 略称「 支援する会」)が組織されています 。 「支援する会」の発足にあたり各界を代表するような方に呼びかけ人になっていただこ うと、障害児教育関係では西の京養護学校(現 奈良東養護学校)や高等養護学校の校長 を歴任され、現在は白鳳女子短期大学の教授をしておられる小西藤司さん、障害者福祉関 係では働く広場・高円の施設長で奈良県障害者施設連合協議会代表でもある山本亮さん、 保健・医療関係ではLD ,ADHD関係ご指導いただいている奈良県立医科大学教授の飯 田順三さん、障害のあるお子さんを持つ親の立場から奈良県高等学校PTA協議会障害児 教育部会会長の稲田博子さん、それに奈良ですから宗教界から、しかも障害者福祉とも関 係が深いお寺として東大寺長老の守屋弘斎さんにお願いしたところ、皆さん快く呼びかけ 人を引き受けてくださいました。 以上5人の方に加えて、大会準備が奈良教育大学のスタッフや場所を中心に進められて いますので、私(大久保哲夫)が奈良教育大学名誉教授・前学長という肩書きで呼びかけ 人に加わり、呼びかけ人代表として大会準備委員会事務局の方々の協力をいただきながら 発足に向けて取り組んできました。 まず昨年末に、6名の呼びかけ人の連名で県内の障害者関係団体や障害者福祉施設、医 療機関や医療関係団体、教育研究サークルや文化サークルなど300を超える団体に、全 障研第40回大会のご案内と「支援する会」ご参加の呼びかけの文書をお届けしました。 ここで「支援」といっても具体的には精神的な支援もあれば大会要員派遣やボランティ ア活動などの人的支援、大会の広報宣伝活動への協力などいろいろで(ただしこの会は金 銭的な支援は求めていません )、それぞれの団体の立場や事情もありますので可能な範囲 でご支援いただきたいと、具体的な項目をあげてなにをしていただけるかお尋ねしました 。 併せて2月26日に「支援する会発足の集い」を持つと予告をしていましたので、年が 明けて1月末に 、「支援する会」への賛同の返事をいただいた団体に「発足の集い」への 案内状を出すとともに、まだ返事をいただいていない団体に再度のお願いをしました。 2月26日の「発足の集い」には、大変な雨のなか40名を 超える方々に参加いただきました。当日は全障研全国委員長の 品川さんにもきていただき、約1時間講演をしていただきまし た。全障研とはどういう会か、とてもわかりやすくお話くださ いました。また呼びかけ人の小西さん、山本さんもご出席くだ さり、大会への心強い励ましのお言葉をいただきました。フロ アからの発言の時間はあまり取れませんでしたが次から次へと手があがり、大会への期待 とできる限りの協力をするという力強い発言が続きました。 ここで、当日事務局から報告のあった「支援する会」への賛同および具体的な協力の回 答について紹介しますと、賛同いただいた団体は全部で105団体あり、そのうち団体名 を公表してよいという回答は68団体でした。具体的な協力として、ポスターを貼る:8 2団体、チラシを配る:67団体、ボランティアを派遣する:20団体、大会でレポート 発表をする:7団体、その他:7団体となっています。 「団体名の公表」は大会要項に「支援する会」参加団体として名前を載せるということ ですが、そのことが十分伝わっていなかったようですので、いま改めて団体名の公表をお 願いしているところです。また「支援する会」への賛同呼びかけは2月の「発足の集い」 をもって終わるのではなく7月の大会まで続けますので、大会支援の輪はさらに広がって いきますし、広げていかなければなりません。 奈良大会が中身の濃い大会になるよう準備をすすめていくことが大会支援の輪を広げて いくことになり、支援の輪の広がりが期待にこたえてしっかり準備をしようという力にも なります。お互いにがんばりましょう。 問い合わせ先 第40回全国障害者問題研究会奈良大会準備委員会事務局 奈良教育大学 越野研究室 TEL 0742-27-9274 FAX 0742-27-9274
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