平成27年 9月 下妻小学校 私たちが毎日生きていくために「食べること」は欠かせません。毎日食べている 食べ物は,多くの動物や植物の命をいただくことで成り立っています。そんな食べ ることの一つである「学校給食」ですが,下妻小学校の給食の残量はとても多い のが現状です!! 下のグラフは,国の調査に基づいて,6月の第3週 3・4年生で1週間残量調査を行 った結果です。 主食は,10%以上残っています。ご飯 (%) 30 は,ビビンバやカレーの時だけは残量が少 なく,残りは10%以下になっています。 18 20 13 牛乳はよく飲んでおり,10%以下の日が 12 多い傾向です。寒くなると,牛乳の残量は多 6.4 10 くなります。 0 (%) 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 ご飯 パン 麺 41.2 33.5 残量がとても多く,摂取エネルギ 牛乳 32.5 ーは,平均すると幼稚園生くらいし か摂れていません。 38 おなかが空いてしまい,お家に帰 ってからすぐ食べているお子さんも いるのではないでしょうか? 14.5 肉料理に比べて魚料理の残量 は多く,ご飯も多く残りがちです。 野菜の和え物は常に残量が多 くあります。 汁ものは特に葉もののスープ や味噌汁が多く残りがちです。 残量の傾向として・・・・ 食べ慣れていないものは,給食でも食べない傾向があります。やはり,煮物や魚 料理などの和食は残りやすい傾向です。 給食での工夫や給食指導もしていきたいと思いますが,ご家庭でも言葉かけなど を行っていただけたらと思います。 子どもたちが健やかに育つために,感謝の気持ちを持って食べられるようになる ために,一緒に取り組んでいけたらと思います。 世界に目を向けると,飢えやそれが原因の病気で毎日多くの人が命を落としてい ます。今この時も秒単位で亡くなっています。日本では昔から「もったいない」という 言葉があります。これは日本ならではの考え方で,まだ食べられるものを無駄にし てしまった時などに使います。食品ロスについて1人1人が考えてみることも大切な ことだと思います。ぜひご家庭でも話していただけたらと思います。 夏休みに親子で保健センターの湯本さん,田々辺さん,食 生活改善員の皆さんをお招きして,おやつについてのお話や おやつ作りを行いました。 お話の中では,おやつのカロリーについてやガムを使ってカ ミカミチェックを行いました。 おやつ作りでは「じゃがいものおやき」,「寒天とカラフル白 玉の黒蜜かけ」を作りました。とても暑い中でしたが,みんな 頑張って作っていました。
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