14.画像診断料 70 画像診断料 1.○ P.155 算定の基準② ① 15 円まで ② 1 算定の基準③ ③ 胸部 ④ 腹部 ⑤ 1.1 P.156 算定の基準④ ⑥ 110 算定の基準⑦ ⑦ 0.3 ⑧ 0.15 P.157 2.エックス線診断料 1.⑨ X-D 2.⑩ X-P ⑪ 単純撮影 ⑫特殊撮影 ⑬ 造影剤使用撮影 ⑭ 乳房撮影 P.162 2.⑮ 96 ⑯ 260 ⑰ 270 P.163 3.⑱ 306 ⑲ 192 ⑳ 202 P.170 5.画像診断管理加算 ① 画像診断管理加算 (1)② 地方厚生局長等に届出 (2)③ 画像診断 ④ 算定できる (3)⑤ できない (4)⑥ 2 14.画像診断料 ⑦ 1 ⑧ 2 ⑨ 写画1 1 雅企画株式会社 14.画像診断料 ◆ 単純撮影 点数表、早見表を使って確認をさせる。 「診断料」、「撮影料」、 「フィルム料」などによって算定する。 ※ 診断料は撮影する部位によって異なる。 画像診断における診断料の内訳 ◆ 同一部位、同一方法の算定 2 枚目(2 回目)から 5 枚目(5 回目)までの診断料、撮影料については、所定点数の 1/2 になる。 1 枚目 5 枚目 2枚目 ~ (1 回目) (2回目) 6 枚目以降 ~ (5 回目) (6 回目以降) 診断料 所定点数 + 所定点数×1/2(×4) 算定不可 撮影料 所定点数 + 所定点数×1/2(×4) 算定不可 フィルム料 使用枚数全て算定可。 ✐ 練習問題 ✐ (1) 胸部 次の撮影を行った場合の診断料、撮影料を計算してみよう。 X-P(アナログ撮影) (大四 × 撮影部位 撮影 撮影方法 フィルムの大きさ×枚数 診断料 85+85×0.5=127.5 撮影料 60+60×0.5=90 フィルム料 83 円×2 枚=166 円÷10=17 点 X-P 128+90+17=235 点 14.画像診断料 2) 患者様は 30 歳 → 2 128 点(小数点第一位四捨五入) 雅企画株式会社 14.画像診断料 (2) 膝関節 ※ X-P (デジタル撮影)(六 × 4) 患者様は 2 歳 デジタル撮影の場合は特に記載がなくても、画像記録用フィルムを使用する。 診断料 (43+43×0.5×3)=107.5 → 撮影料 (68×1.15)=(78.2+78.2×0.5×3)=195.5 フィルム料 132 円×4=528 円÷10=53 点 X-P 108+196+53=357 点 108 点 → 196 点 ※ 点数表、早見表を使って確認をさせる。 (計算(合計)されたものが表になっているので何でこの 点数になるのか、時間があったら計算させてみる。 ) ◆ 「方向」と「分画」 「方向」とは、1 つの部位をそれぞれ別々の方向から撮影することをいう。 (R) ・ 1枚使用 頭部 X-P(四 × 部位 撮影 1 ・ 、2 方向) 1枚のフィルムを2つに分けて撮影する。 頭部 X-P(四 × 部位 撮影 ・ ② ・ 頭部 X-P(四 × 部位 撮影 2 2 方向撮影 、2 方向) フィルムの大きさ 2 枚のフイルムに 1 方向ずつ撮影する。 ① 2 回撮影 1枚使用 ・ 2 枚使用 フィルムの大きさ ① ・ 2 方向撮影 ② 2 回撮影 4 方向撮影 2 枚使用 1 、4 方向) 頭部 X-P(四 フィルムの大きさ 部位 1 枚のフィルムを 4 つに分けて撮影する。 ・ 撮影 × 4 方向撮影 2 、4 方向) フィルムの大きさ 2 枚のフィルムに 2 方向ずつ撮影する。 ① ② ① ③ ③ ④ ② ④ 4 回撮影 ・ 4 回撮影 ※ 「方向」と「分画」の違いについて説明する。1枚 2 方向と1枚 2 分画は、フィルム枚数、撮影 回数が同じだが、2 枚 2 方向と 2 枚 2 分画、2 枚 4 方向と2枚4分画は、撮影回数が異なるので注 意する。 14.画像診断料 3 雅企画株式会社 14.画像診断料 「分画」とは、1枚のフィルムをいくつかに分けて撮影することをいう。 1枚使用 頭部 X-P(四 × 部位 撮影 1 2 分画撮影 2 枚使用 、2 分画) フィルムの大きさ ・ 1枚のフィルムを2つに分けて撮影する。 ① ・ X-P(四 × 部位 撮影 2 、2 分画) フィルムの大きさ ・ 1 枚のフィルムを2つに分けて2枚撮影する。 ① ③ ② ④ ② 2 回撮影 ・ 1枚使用 頭部 X-P(四 × 部位 撮影 ・ 頭部 2 分画撮影 4 回撮影 4分画撮影 1 、4 分画) フィルムの大きさ 1 枚のフィルムを 4 つに分けて撮影する。 ・ ① ② ③ ④ 4 回撮影 2 枚使用 頭部 X-P(四 × 部位 ・ ・ 撮影 2 4 分画撮影 、4 分画) フィルムの大きさ 1 枚のフィルムを4分画し、2 枚撮影する ① ② ⑤ ⑥ ③ ④ ⑦ ⑧ 8 回撮影(但し、算定できるのは 5 回目まで) 14.画像診断料 4 雅企画株式会社 14.画像診断料 ✐ 練習問題 ✐ 次の各問の条件にて画像診断料を算定し、レセプトに記入しなさい。 (特に記載がない場合は 6 歳以上とする。) (1)胸部単純X-P(大角×1) (アナログ)点数表、早見表で確認。 診・撮料 145 点 + フィルム料 11.4 → 11 点 = 156 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 156 薬剤 70 1回 156 画像 診断 70 ○ 胸部X-P(大角×1)(アナログ) 156×1 ※ 単純の記載は省略可。 薬剤 (2)右上腕単純X-P(四×1、2 分画)(アナログ)点数表、早見表で確認。 診・撮料 155 点 + フィルム料 6.4 → 6点 = 161 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 161 薬剤 70 1回 161 画像 診断 70 ○ 右上腕X-P(四×1、2 分画)(アナログ) 161×1 ※ 単純の記載は省略可。 薬剤 デジタル撮影の場合、フィルムは画像記録用フィルムになる。 (3)胸部単純X-P(画像記録用大四×1)(デジタル) 診・撮料 153 点 + フィルム料 19 × 1.1 = 3 歳児 点数表、早見表で確認。 20.9 → 21 点 = 174 点 6 歳未満の胸部単純X-Pなのでフィルム料は 1.1 倍になる。 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 174 薬剤 70 1回 画像 診断 薬剤 14.画像診断料 174 70 ○ 胸部X-P(画像記録用大四×1) (デジタル)※ フィルム省略可 174×1 ※ 単純の記載は省略可。 5 雅企画株式会社 14.画像診断料 ※ 乳幼児の表示不要。 立った状態と寝た状態で撮影する。 デジタル撮影なのでフィルムは画像記録用を使用する。 (4)胸部単純X-P(立位・臥位)大角 2 枚(デジタル) 診・撮料 230 点 + フィルム料 42.6 → 43 点 = 273 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 273 薬剤 70 1回 273 画像 診断 70 ○ 薬剤 胸部X-P(画像記録用大角×2) (デジタル) ※ 273×1 単純の記載は省略可。 (5)胸部単純X-P(2方向) 画像記録用半切1枚 1枚のフィルムに2つの方向から撮影。 診・撮料 フィルム省略可 230 点 + 電子画像管理加算 電子画像管理加算 フィルム代 57 点 = = 25.8 → 26 点 287 点 ※ 電子画像管理加算を算定した場合、フィルム代は算定不可。ただし、フィルム代が高い場合はフ ィルム代を算定する。 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 273 薬剤 70 1回 画像 診断 薬剤 287 70 ○ 胸部X-P(デジタル) (2 回撮影) 電画 273×1 ※ 単純の記載は省略可。 ※ 撮影回数を記載。 電画 と記載。フィルム代は算定しないので記入不 要。 14.画像診断料 6 雅企画株式会社 14.画像診断料 ◆ 特殊撮影 点数表、早見表を使って確認をさせる。 診断料 特殊撮影(一連につき) 96 (スポット・断層撮影など) トモ 48 乳房撮影(一連につき) 306 (マンモグラフィー) 153 撮影料 他の撮影方法と同時に行 アナログ デジタル 260 270 った場合は、診断料は 1/2 になる。 (点数表P. 192 通則 2) 202 ☝「一連につき」とは。 同一部位に同一方法で同時に何回撮影しても 1 回の所定点数で算定という意味。 ただし、フィルム代は使用した枚数すべて算定できる。 ✐ 練習問題 ✐ 次の各問の条件にて画像診断料を算定し、レセプトに記入しなさい。 (特に記載がない場合は 6 歳以上とする。 )点数表、早見表を使って確認をさせる。 (1) 右肺トモX-P(アナログ)(六×5) 診・撮料 356 点 + フィルム料 31.2 → 31 点 = 387 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 387 薬剤 70 1回 画像 診断 383 70 ○ 右肺トモX-P(アナログ)(六×5) 387×1 薬剤 14.画像診断料 7 雅企画株式会社 14.画像診断料 (2) では、同日(同時)に(1)を単純撮影後に行うと、同日(同時)なのでまとめて算定。 胸部単純X-P(大角×1) 単純撮影後影等が写った為、引き続き断層を行った場合。 右肺トモX-P(アナログ)(六×5) 胸部単純 診・撮料 145 点+フィルム料 11.4→11 点=156 点 右肺トモ 診・撮料 308 点+フィルム料 31.2→31 点=339 点 他の撮影方法と同時に行った場合は、診断料は 1/2 になる。 156 点+339 点=495 点←合計 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 495 薬剤 70 1回 495 画像 診断 70 ○ 薬剤 胸部X-P(アナログ)(大角×1) 右肺トモX-P(アナログ)(六×5) 495×1 ※ 単純の記載は省略可。 ※ 2つの撮影方法の合計を出す。 (3) 乳房撮影(デジタル)(マンモグラフィー用フィルム 24×30) 診・撮料 508 点 + 13.0 → 13 点 = 521 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 521 薬剤 70 1回 画像 診断 521 70 ○ 乳房撮影(デジタル) (マンモグラフィー用フィルム 24×30) 521×1 薬剤 14.画像診断料 8 雅企画株式会社 14.画像診断料 ◆ 造影剤使用撮影 点数表、早見表を使って確認をさせる。 造影剤使用撮影とは、上部消化管、下部消化管、心臓、血管、尿路、胆道などに造影剤を使用して 撮影する方法である。撮影には薬剤を使用する。使用する薬剤には、造影剤、造影補助剤、撮影時 に行う注射薬、撮影後の下剤などがある。これらはすべて合算し薬剤料として算定する。 15 円まで(1 点) 算定不可。 15 円超(2 点以上) 五捨五超入 造影剤注入手技料 ・ ※ 算定できないものもあるので注意!(点数表、早見表で確認。) 点滴注射 左記量未満(外来のみ) 6 歳以上(500ml 以上) 95 47 6 歳未満(100ml 以上) 137 89 ・ 動脈注射 (内臓) 155 (その他) 45 ・ 静脈カテーテル法 ・ 3,600 内視鏡下注入 気管支鏡 500 気管支ファイバー 2,500 ・尿管カテーテル法 1,000 (ファイバースコープによるもの)(両側) ・ 腔内注入及び穿刺注入 ・ 腰椎穿刺注入 ・ 関節腔内注入 ・ 上顎洞穿刺注入 ・ 膀胱内注入 ・ 子宮卵管内注入 ・ 腎盂内注入等 120 ・ 注腸 300 ・ 嚥下造影 240 14.画像診断料 9 雅企画株式会社 14.画像診断料 ✐ 練習問題 ✐ 次の各問の条件にて画像診断料を算定し、レセプトに記入しなさい。 (特に記載がない場合は 6 歳以上とする。) (1) 大腸X-D、X-P(アナログ)(四×4)造影剤使用撮影 注腸注入手技料 バリトゲートR 300ml(10ml=¥25.4)造影剤 X-D 110 点 X-P 診・撮料 注入手技料 432 点+19.2→19 点=451 点 300 点 110点 + 451 点+300 点=861 点 薬剤料 25.4 円÷10×300=762 円÷10=76.2→76 点 1ml の価格 使用量 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 861 76 薬剤 70 1回 861 画像 診断 ※ 薬剤 70 ○ 大腸X-D X-P(アナログ)(四×4) 76 861×1 注腸 バリトゲートR 手技料と薬剤料は別々に算定。 300ml 76×1 (2) 腎盂X-P(アナログ)(四×2) 尿管カテーテル法 ウログラフィン 診・撮 76% 20ml(20ml=¥802)802 324 点+フィルム料 + ÷ 10 = 80.2 → 80 点 12.8→13 点 造影剤注入手技料(尿管カテーテル法) 1,000 点=1,337 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 薬剤 70 1,337 80 1回 1,337 画像 診断 ※ 薬剤 80 70 ○ 腎盂X-P(アナログ)(四×2) 尿管カテーテル法 ウログラフィン 1,337×1 76% 20ml 80×1 注入手技料は画像手技料に合算。 14.画像診断料 10 雅企画株式会社 14.画像診断料 (3) 胃X-D、X-P(アナログ) (四×3、六×2) スポット(アナログ) (六×2、4 分割) 注意! ブスコパン 1ml 他法(造影剤撮影)と同時。8 回撮影してい 1A(1A=¥64)るが特殊撮影は一連につきなので診・撮は 1 回のみ。 バリトゲンゾル 120 300ml(10ml=22.5)10 で割って 1ml の価格を出してから使用量でかけ ガストラストT 40T(1T=¥3.4) 1P(1T=¥6.4)注射薬、内服薬、屯服薬に関係なく全て○ 70 薬剤で算定。 ラキセード 2T X-D 110 点 X-P 診・撮 フィルム代 る。 648 点 19.2+10.4=29.6→30 点 (2 種類以上使用した場合は、小数点のまま合計し最後に四捨五入する。四捨五入してから足し てはいけない。) スポット 診・撮 308 点 フィルム代 10.4 → 10 点 110点 + 648 点 + 30 点 薬剤料 64 M+ M+ 22.5 ÷ MR 887.8 ÷ + 308 点 10 × 10 = 300 + 10 点 M+ 88.78 → = 1,106 点 3.4 × 40 M+ 6.4 × 2 89 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 1,106 89 薬剤 70 1回 1,106 画像 診断 薬剤 89 70 ○ 胃X-D X-P(アナログ)(四×3、六×2) スポット(アナログ)(六×2、4 分割) ブスコパン 1ml 1A バリトゲンゾル 120 ガストラストT ラキセード 14.画像診断料 1,106×1 11 300ml 89×1 40T 2T 雅企画株式会社 14.画像診断料 3.コンピュータ断層撮影 CTとは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)の略である。身体にエックス線を照射 し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理することによって身体の内 部を画像化する検査のこと。エックス線は、肺のように空気のたくさんあるところは通過しやすく、骨 は通過しにくいという性質を有している。そのため、身体の組織や臓器によってエックス線の通過しや すさ(透過性)は異なり、この差を利用して画像を作りだすことができる。CT検査によって病変が描 出されるのは、エックス線の透過性が病変と正常部位とで異なるからである。 MRI は Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の名の通り、人体に磁気を当て画像を撮像する装 置。体内にある水素原子核が磁気に共鳴して微弱な電波を発生する。 MRI はその電波を受信して画像を 作成する。 CT検査 MRI検査 造影剤使用撮影などで使用した薬剤が 15 円以下(1 点)の場合、薬剤料は算定できない。 15 円を超えた場合(2 点以上)の場合は、五捨五超入し、別途算定できる。 ※ 点数表、早見表で確認。 14.画像診断料 12 雅企画株式会社 14.画像診断料 ✐ 練習問題 ✐ 次の各問の条件にて画像診断料(CT、MRI)を算定し、レセプトに記入しなさ い。(特に記載がない場合は 3 歳以上とする。) (1) 腹部単純CT(画像記録用フィルム 撮影料 600 点+フィルム料 CT診断料 大角×2)CT、MRIに使用するフィルムは画像記 42.6→43 点=643 点 録用フィルム。 450 点(月 1 回しか算定できないので別に算定する。) ※ 特に記載がない場合は、一番点数の低いもので算定する。 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 643+450 薬剤 70 2回 1,093 画像 診断 70 ○ 腹部CT「1」 「ニ」 (画像記録用大角×2) 643×1 CT診断料 450×1 薬剤 (2) 頭部造影CT(画像記録用フィルム 六×2) イオパミロン 300 診 61.24% 100ml(100ml=¥12,469) 600 点+フィルム CT診断料 薬剤料 26.4→26 点+500 点=1,126 点 450 点 12,469 ÷ 10 = 1,246.9 → 1,247 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 1,126+450 1,247 薬剤 70 2回 1,076 画像 診断 薬剤 70 ○ 1,247 頭部造影CT「1」 「ニ」 (画像記録用六×2)1,126×1 イオパミロン 300 61.24% 100ml CT診断料 1,247×1 450×1 (3)4/8 頭部単純CT(画像記録用フィルム 大四×3)※ 日にちごとに算定する。 4/30 腹部造影CT(画像記録用フィルム 大角×2) イオパーク 300 注 4/8 撮影料 4/30 撮影料 600 点+ 14.画像診断料 M+ 57 点=657 点 フィルム料 500 点 M+ MR CT診断料 42.6→43 点 1,023 点 450 点 M+ ※ 同月 2 回目なので×0.8 同月 2 回目なのでCT診断料は算定不可。 薬剤料 日付 50ml 1 瓶(64.71% 50ml 1 瓶=¥3,662) フィルム料 600 点×0.8 造影剤使用加算 ※ 64.71% 3,662 8日 ÷ 10 =366.2→366 点 30 日 13 雅企画株式会社 14.画像診断料 70 画像 657+450 1,023 薬剤 366 70 3回 2,130 画像 診断 薬剤 頭部CT「1」「ニ」 (画像記録用大四×3) 70 ○ 腹部造影CT「ニ」 (画像記録用大角×2) 1,023×1 366 イオパーク 300 注 64.71% 50ml 1V 366×1 CT診断料 (4)頭部MRI(画像記録用フィルム 半切×1)※ 撮影料 950 点+フィルム料 CT診断料 450×1 特に記載がない場合は、一番点数の低いもので 25.8→26 点=976 点「3」算定する。 450 点 70 2回 1,426 70 ○ 画像 診断 657×1 頭部MRI「3」(画像記録用半切×1) 976×1 CT診断料 450×1 薬剤 (5)4/1 頭部CT(画像記録用フィルム 大四×2)※ 日にちごとに算定する。 4/16 頭部・頸部CT(画像記録用フィルム 半切×4) 4/25 頭部MRI(画像記録用 大角×3) 4/1 撮影料 600 点+フィルム料 4/16 撮影料 600 点×0.8 M+ フィルム料 4/25 撮影料 950 点×0.8 M+ フィルム料 63.9→64 点 38 点=638 点 CT診断料 103.2→103 点 450 点 M+ M+ MR MR 583 点 824 点 ※ 同月 2 回目以降は撮影方法、部位に関係なく×0.8。 ※ 同月 2 回目なのでCT診断料は算定不可。 日付 70 画像 1日 638+450 16 日 583 25 日 824 薬剤 70 4回 画像 診断 薬剤 2,495 70 ○ 頭部CT「1」「ニ」 (画像記録用大四×2) 4/1 638×1 頭部・頸部CT「1」「ニ」 (画像記録用半切×4)4/16 583×1 頭部MRI「3」(画像記録用大角×3) 4/25 824×1 CT診断料 450×1 ※ 同月にCT、MRI撮影を 2 回以上撮影行った場合は、それぞれ撮影を行った日にちを記載する。 (6)肝シンチグラム(静態)(画像記録用フィルム 四×4)画像を電子化保存・管理 テクネゾール 130MBq(10MBq=¥274) 14.画像診断料 14 雅企画株式会社 14.画像診断料 テクネフチン酸キット 1 回分(1 回分=¥2,474) 撮影料 1,300 点+ 薬剤料 274÷10×130 核医学診断料 電画 120 点=1,420 点 M+ 2,474 M+ MR 6,036÷10=603.6→604 点 370 点 【外来】【入院】共通 《会計欄》 70 画像 1,420+370 604 薬剤 70 2回 1,790 画像 診断 薬剤 14.画像診断料 604 70 ○ 肝シンチグラム(静態) 電画 1,420×1 テクネフチン酸キット 1 回分 604×1 核医学診断料 370×1 テクネゾール 130MBq 15 雅企画株式会社 14.画像診断料 4. 画像診断管理加算 施設基準届出医療機関において、画像診断を専ら担当する医師が画像診断を行い、結果を文書で 主治医に報告した場合に ・ 月1回 算定できる。 点数算定(レセプト)作成時の注意点 ① 施設基準届出医療機関であること。(標榜 ② 常勤の画像診断担当医(主に 放射線科 放射線科医 ) )が、画像診断の結果を文書にて 主治医に報告した場合。(お勉強、試験時はカルテに記載がある場合に算定する。 ) ③ 画像診断管理加算 1 と 2 は併せて算定できない。 ④ 画像診断管理加算の 2 の届出を行っていれば、 (施設の概要等に画像診断管理加算 合は、 写画 1 2 1 も算定できる。 のみ記載されている場合に、X-Pを行った場 を算定する。 ) ※ 点数表、早見表で確認 ✐ 練習問題 ✐ 次の各問の条件にて画像診断料(画像診断管理加算)を算定し、レセプトに記入し なさい。(特に記載がない場合は 6 歳未満とする。) (1) 画像診断管理加算 1.2 届出 2 回撮影 右前腕単純X-P(デジタル) (四×1、2 方向) (今月初回) 診・撮 167 点 写画 1 70 点は算定不可。 70 + 1回 フィルム 182 画像 診断 → 14.5 → 15 点 = 182 点 放射線科医が読影して文書報告がないため。 70 ○ 右前腕単純X-P(デジタル) (画像記録用フィルム四×1、2 方向) 182×1 薬剤 (2) 画像診断管理加算 2 届出 6 回撮影を行っているが一連につき。単独の点数を算定。 胸部断層X-P(デジタル)(四×6) (放射線科医が読影、文書で報告。 )※ 診・撮 366 点 写画 1 70 点 + → フィルム料 87 点 = 記載あり。 453 点 2 の届出を行っていても、単純、特殊、造影剤使用撮影を行った場合 は写画 1 を算定する。 70 2回 画像 診断 薬剤 14.画像診断料 523 70 ○ 胸部断層X-P(デジタル) (画像記録用フィルム四×6) 453×1 写画 1 70×1 16 雅企画株式会社 14.画像診断料 (3) 画像診断管理加算 2 届出 「ロ」 腹部単純CT(16 列マルチスライス型)(大角×2)電子画像取り込み。 (放射線科医が読影、文書で報告。)※ 診 900 点 CT診断料 コ画 2 70 診断 ※ 薬剤 電画 120 点 =1,070 点 ※電画を算定した場合、フィルム代は算定不可。 450 点 180 点 3回 画像 + 記載あり。 1,700 70 ○ 腹部単純CT「1」 「ロ」 (2 回撮影) 1,070×1 CT診断料 450×1 コ画 2 180×1 電画を算定した場合は、フィルム代の記載は必要ないが、何回撮影を行ったか、回数を記載する。 14.画像診断料 17 雅企画株式会社
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