山梨県事業引継ぎ支援センターの概要公益財団法人やまなし産業支援機構山梨県事業引継ぎ支援センター１．山梨県内の事業承継問題の現状（１）県内経営者の高齢化（１０年で２歳上昇）・県内経営者の平均年齢５９．４歳（平均引退年齢中堅６７歳、小規模７０歳）（２）県内経営者の後継者不在率６６．４％ ⇒親族内承継の減少（全国ベース）・２０年前親族内承継９２，６％第三者承継７．４％・現在親族内承継６０．５％第三者承継３９．５％（３）県内経営者の交代率は２．１３％（全国を０．３４ポイント下回る）（４）県内の「休廃業・解散」件数２７２件・休廃業、解散率は、２．０４２％で全国で７番目に高い値（５）県内中小企業の７５．６％が事業承継を経営課題と認識・しかし、事業承継の取り組みをしていない企業が６０．９％引継ぎセンターの役割中小企業の持つ貴重な経営資源の喪失防止を目的に、事業承継に関する様々な課題解決を支援し、山梨県経済の活性化・発展に貢献すること２．山梨県事業引継ぎ支援センターの概要（１）経済産業省から委託をうけ、事業引継ぎに関する様々な課題解決を支援する公的相談窓口です。（２）支援センター所属の専門家が秘密厳守・無料にて相談を受付けます。（３）後継者不在や経営者の高齢化を背景に課題となっている事業承継について、円滑な事業引継ぎを行うとともに、中小企業者等が有する技術や人材、ネットワーク等の貴重な経営資源の喪失の防止を目的としています。（４）職員体制２名（専門相談員、事務局）中小企業診断士で事業承継業務等の経験者を配置３．山梨県事業引継ぎ支援センターの役割（１）事業承継全般の相談後継者不在などで事業の継続に悩みを抱える中小企業者などに、事業承継・事業引継ぎに関する情報提供やアドバイスを行います。（２）専門家の紹介円滑な事業承継を実現するため、専門家の紹介などを行います。（３）Ｍ&Ａの支援事業引継ぎの可能性があり、Ｍ&Ａにて事業承継を希望される場合には仲介機関の紹介や、専門家と連携し成約に向けた支援を行います。（４）セミナー・研修会の開催事業承継対策の重要性と支援センター業務の周知のために、中小企業者や金融機関・士業者向けのセミナー・研修会を開催します。（５）掘り起こし商工団体、金融機関、行政などと連携し、事業承継問題を抱える中小企業者などの掘り起こしを行います。・問題意識がある・問題を意識していない・突然の相続、病気など４．案件相談の流れ情報提供中小企業・小規模事業者相談申込商工団体・金融機関専門家山梨県事業引継ぎ支援センターアドバイス・情報提供相談相談解決専門家紹介後継者あり未解決・税理士・弁護士・社会保険労務士・中小企業診断士など後継者候補とのマッチングプロフェッショナル人材戦略拠点後継者なしＭ＆Ａ可能性ありＭ＆Ａに移行広域マッチング譲渡先探し（マッチング）連携支援紹介・選定登録民間支援機関・譲渡先探し・成約（クロージング）Ｍ＆Ａ専門家・成約（クロージング）事業引継ぎ全国本部