Virtual Private Cloud OnDemand を 導入するための 3 つの

Technical Tips
Virtual Private Cloud OnDemand を
導入するための 3 つの簡単な手順
クラウド コンピューティング リソースに即時にアクセスできる VMware vCloud® Air ™ Virtual Private Cloud
OnDemand は、VMware vSphere® 環境と完全な互換性を持つクラウドを最も容易に利用できるツールです。
仮想プライベート クラウドは、次の 3 つの簡単な手順で入手できます。
1. アカウントの作成
2. 仮想マシンの作成
Virtual Private Cloud OnDemand の利用を開始するために必要な
Virtual Private Cloud OnDemand への初回ログイン時に、ルー
ものは、ブラウザとクレジット カードだけです。対応しているブラ
ティング ネットワークとゲートウェイを備えた「VDC1」という仮想
ウザは、Chrome 27 以降、Firefox 3.6 以降、Internet Explorer 10
データセンターが自動的に作成されます。仮想データセンターは、
以降、Safari 4 以降です。まず、My VMware の認証情報を使用して
仮想マシンを格納、展開、運用する環境です。キャパシティの上限
ログインするか、お使いの E メール アドレスで新しいアカウントを作成
を急激に引き上げたり、リソースを管理しやすい単位にまとめたり
します。
できるように、複数の仮想データセンターを作成できるようになって
続いてお名前、会社名、ご住所、クレジット カード番号を入力し、
請求先情報を指定します。確認ページが表示されれば登録完了です。
数分以内にアクティベーションの E メールが届きます。
います。仮想データセンターの名前は変更可能です。また、仮想
データセンター(および関連する仮想マシン)を削除することも
できます。
最 初 の 仮 想 マ シ ン を 作 成 す る に は、[Create Your First Virtual
Machine] をクリックします。ウィザードが起動したら、2 段階の
簡単な手順にしたがって設定ができます。
• VMware パブリック カタログ(よく使用されるオペレーティング
システムとアプリケーションのカタログ)から定義済みのテン
プレートを選択するか、[My Catalog] にアップロード済みの
カタログのリストから選択します。仮想マシンの作成にテンプ
レートを使用しない場合は、VMware vCloud Director® で独自の
仮想マシンを作成できます。その場合は、[Create My Virtual
Machine from Scratch] を 選 択 す る と、vSphere vApp ™ と
その仮想マシンを作成することができます。
• ウィザードに用意されているシンプルなスライダを使用して、
図 1: セルフ サービスで行う利用登録
必要な CPU、メモリ、ストレージ、およびネットワーク接続を
選択します。仮想マシンの CPU、メモリ、ストレージ リソース
を 臨 機 応 変 に 調 整 で き ま す。 変 更 す る 仮 想 マ シ ン を 選 択 し、
[Actions] メニューから [Edit Resources] を選択します。
図 2: 仮想マシンのリソースの定義
TECHNICAL TIPS / 1
Virtual Private Cloud OnDemand を
導入するための 3 つの簡単な手順
3. リソース使用率の確認と監視
導入方法
登録が完了して運用を開始すると、仮想データセンター内のすべて
Virtual Private Cloud OnDemand は、 オ ン サ イ ト の vSphere
の仮想マシンや特定の仮想マシンのリソース使用率のデータを確認
環境とシームレスに統合できます。そのため、従来と同じ信頼の
できます。[Resource Usage] タブに、現在の未請求分の使用率が
おけるプロセス、ツール、ネットワーク、およびセキュリティを
表示されます。表示されるデータは、ストレージの使用率については
活用できます。導入方法は簡単です。次の Web ページでご登録
1 か月単位、仮想 CPU、vRAM、パブリック IP アドレス、および
ください。
ライセンスの使用率については 1 時間単位で集計されたものです。
http://vcloud.vmware.com/jp/service-offering/virtual-private-
1 か月、1 日、過去 24 時間、または過去 1 日を基準にしてリソース
cloud-ondemand
使用率を表示できるので、使用の傾向を明確に把握することが
できます。
Virtual Private Cloud OnDemand で は、 使 用 し た リ ソ ー ス を
分単位で測定する従量課金制を採用しています。リソースが分単位
で課金されるため、予測ではなく実際の使用量に基づいて効率的に
予算を配分することができます。つまり、リソースを必要以上に
購入してしまう、あるいは十分に活用できない、などの懸念はなく
なります。ニーズや予算に合わせてキャパシティを動的に拡張または
縮小できます。請求対象は、使用したリソースの分だけです。
期 間 を 定 め た 契 約 を 結 ぶ 必 要 は あ り ま せ ん。 つ ま り、Virtual
Private Cloud OnDemand では、クラウドに安全かつ即時にアク
セスできるだけでなく、毎月の支払い金額の予測もできます(毎月
同じ日にクレジット カードに請求されます)。
図 3:リソース使用状況の監視
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2014/09