人々が幸福であるために、社会が持続的に発展するために、そして、地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届ける ために。 社員一人ひとりが、ステークホルダーの信頼と期待に応えるべく、基本理念と企業行動宣言の実践に取り組んでいます。 デンソー基本理念 デンソーが何のために存在し、どのような使命を持ち、どのような方針で使命を果たしていくのかを示す基本的な考え 方です。 会社の使命 世界と未来をみつめ 新しい価値の創造を通じて 人々の幸福に貢献する 経営の方針 1. 魅力ある製品で お客様に満足を提供する 2. 変化を先取りし 世界の市場で発展する 3. 自然を大切にし 社会と共生する 4. 個性を尊重し 活力ある企業をつくる 社員の行動 1. 大きく発想し 着実に実行する 2. 互いに協力し 明日に挑戦する 3. 自己を磨き 信頼に応える デンソーグループ企業行動宣言 「社会の持続的発展への貢献」という観点からデンソー基本理念を解説し、会社が実践すべき行動を明示したCSR方針です。 宣言文 私たち、株式会社デンソー及びそのグループ会社【注1】は、各国・地域での誠実な企業行動を通じて、社会の持続的な発 展に率先して貢献します。 私たちは、この方針の趣旨が取引先様に支持され、行動に繋がることを期待します。 【注1】グループ会社 連結マネジメント対象会社、および(株)デンソーが筆頭株主の会社 デンソーグループ企業行動宣言全文(外部リンク:http://www.denso.co.jp/ja/csr/denso/csrcharter/index.html) 社会から信頼・共感される企業をめざして 社会から信頼・共感される企業をめざして 社会から信頼・共感される企業をめざして CSR経営を実践する仕組み デンソーは、基本理念の実現に向け、今後5∼10年のめざす方向を示す経営の羅針盤である「長期経営方針」、 3∼5年先の目標・活動を具体化した戦略である「中期方針/中期計画」を策定しています。そして、これを年 度計画、さらに社員一人ひとりの日常業務の実践に結び付けています。 これらの過程で社員が常に心がけ、実践すべきことが二つあります。一つは、デンソー社員として共有すべき価 値観「デンソースピリット」、二つ目がデンソーに対する社会の期待に応え、信頼されるための行動規範であ る「デンソー グループ社員行動指針」です。 長期経営方針(デンソーグループ2020年長期方針) 2020年に向け、ありたい社会像を描き、その実現のために、私たちが果たすべき役割と変革の道筋を明示しています。 地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい。 デンソーグループ2020年長期方針(外部リンク:http://www.globaldenso.com/ja/about-us/philosophy-and-vision /long-term-policy/) 「デンソーグループ企業行動宣言」を実践するため、社員一人ひとりがデンソーグループの一員として、各ステークホル ダーにどのような心構えで、どのような行動をとるべきか、その望ましい姿を示したガイドラインです。 目次 I. デンソーグループの一員として II. 生き生きとした職場をめざして III. あらゆるお客様の信頼と期待に応えるために IV. 仕入先様との共存共栄をめざして V. 株主様の信頼と期待に応えるために VI. 社会と共生するために 全社員に配付し社会の変化に応じて適宜改訂 社員行動指針の適用範囲は、(株)デンソーと国内連結マネジメント対象会社および(株)デンソーが筆頭株主の会社 に属する全役員・社員(期間社員、 嘱託社員、パート・アルバイトなど会社と雇用関係にある者を含む)を対象として います。内容については、(株)デンソーのCSR推進会議が社会の変化に応じて適宜見直し、1998年に初版を発行以来、 2009年・2010年に改訂しています。 デンソーグループ社員行動指針(PDF:1.9MB) デンソースピリット 真のグローバル企業として成長・発展するため、グループ全体で共有すべき価値観・信念を明示したものです。 企業成長の原動力は「先進」「信頼」「総智・総力」 デンソースピリットは、創業以来、暗黙知として連綿と継承されてきた「先進」 「信頼」「総智・総力」の考え方を2004年に明文化し、あらゆる分野で取り組 みを推進する原動力として機能させるため、17カ国語に翻訳し、グローバルな 共有に注力しています。 ◎デンソースピリット 先 進 デンソーにしかできない 驚きや感動を提供する [先取] 変化を先取りしたい [創造] 新しい価値を生み出したい [挑戦] 難しい壁を乗り越えたい 信 頼 お客様の期待を超える 安心や喜びを届ける [ 品質第一 ] お客様に最高の品質を届けたい [ 現地現物 ] 事実を正しく把握したい [ カイゼン ] 現状より少しでも上をめざしたい 総智・総力 チームの力で最大の成果を 発揮する [ コミュニケーション ] 互いに深く理解し合いたい [ チームワーク ] チームのために全力をつくしたい [ 人材育成 ] 自ら成長したい、そして後進に伝 承したい 社会から信頼・共感される企業をめざして デンソーグループ社員行動指針 海外展開の加速で組織が急拡大していた2003年、デンソーには一つの危機感がありました。 外国人社員も急増 する中で、デンソーのモノづくりや仕事の進め方などのDNAがきちんと継承されているか。それが不十分なら 先人が営々と築いてきた信用を揺るがす事態も起こりかねません。 (株)デンソーはプロジェクトチームを結成し、世界の全社員が拠りどころとすべきスピリットを明文化し、 日々の行動に反映するための取り組みを開始しました。 しかし、多様な文化・社会的背景を持つ社員が、日本で育まれたデンソースピリットを深く理解するのは容易 ではありません。選択したのは、従来のトップダウンの浸透活動ではなく、継続的な「語り・体験の共有・対 話」を通じて、互いに学び合いながら理解を深める方法でした。 初めに、「先進」「信頼」「総智・総力」にまつわる歴代経営陣の「語り継がれる名言」、過去の成功・失敗 事例を集めた冊子を配付し、若手社員を主人公に事例をまとめたビデオも作成しました。 そして、これらを素材に各国・地域の職場で体験を語り合うなど、対話を重ねました。また、デンソースピ リットの理解度・実践度を確かめる調査を行い、教育ツールの改善・見直しなども実施しました。 2010年には、社員のデンソースピリットの実践についてまとめた「デンソースピリット実践集」を全社員に配 付し、共有を図りました。こうした活動を続ける中で、多くの社員が自らの経験や価値観とデンソースピリッ トの「つながり」を見出し、行動につなげています。 ◎デンソースピリット ◎実践集 品質第一: お客様は1台のクルマしか買わないのだから、その1台 が何十台のうちの1台であろうと、良品でなくてはなら ない。(語り継がれる名言) 現地現物: 出向くと時間はかかるが、結果的に仕事が早く進む。 (社員の声) カイゼン: 改善は日々の仕事のしにくさ、違和感など健全な不満 から生まれる。(社員の声) 社会から信頼・共感される企業をめざして 世界の全社員のデンソースピリット体現化をめざして
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