総合建設コンサルタント NTCコンサルタンツ株式会社 地域エネルギー計画 地域への波及効果の高い新エネルギー導入の検討 ◆地球規模で温暖化問題が深刻化する中で、我が国ではエネルギーの 安定的確保、二酸化炭素排出抑制等の地球環境問題への積極的な対 応を図ることが重要な課題となっており、石油代替エネルギーであ り環境負荷が小さく、小規模分散型である「新エネルギーの導入」 が求められています。 ◆弊社では、地域資源を活かした農山漁村振興・地域活性化の一環と して新エネルギー導入を位置づけ、 「地域への波及効果が高い新エネ ルギー導入」となるよう、調査・計画・設計等の業務を実施します。 地球温暖化問題への対応 エネルギー情勢・課題 背 景 ■増加する温室効果ガスの排出量 ■深刻化が予想されている地球温暖化の影響 ■京都議定書の発効:1990 年比で温室効果 ガス6%削減を約束 ■エネルギー需要の増加 ■限りある化石燃料資源 ■低いエネルギー自給率 ■エネルギーセキュリティの確保 新エネルギー導入検討・計画策定 地域特性の把握 利用可能な資源量の明確化 住民・関係者の意向把握 ■自然環境・社会環境・産業特 性について、幅広くかつ重点 的に調査を実施 ■現地調査や聞き取り調査に より、利用可能な新エネルギ ー資源量を明確化 ■アンケートや聞き取り調査 により、住民・関係者の意向 を把握 新エネルギー導入検討・計画策定における視点 地域資源の 積極的利用 CO2 削減を含め た費用対効果 維持管理性 多様な主体の 参加と連携 事業化検討・設計 新エネルギー導入に係る事業化検討・設計におけるポイント ■最新技術を含めた新エネルギー利用技術の選定 ■各種補助事業の活用、二酸化炭素排出量削減をふまえた事業評価 ■地域の合意形成 ■関連法規の整理と対応策の検討 ■各種協議(水利権、系統連系、売電等) 地域への波及 検討事例 国営初の風力発電システムの導入(沖縄県) ファームポンド ◆大型風力発電システム の導入について、基本 調査、FS調査、実施 設計を実施しました。 散水施設 配水路 送水路 風力発電施設 ◆地下ダムから揚水する 取水ポンプの電力の一 部を風力発電施設で賄 うことで、維持管理費 が節減できます。 取水施設 取水施設 (井戸) 地下ダム (止水壁) ▲風力発電施設 ▲システム全体イメージ 検討事例 農業用ダムの放流水を利用した小水力発電(宮崎県) ◆九州管内の国営かんがい排水事業では、第1号の小水力 発電所です(H17.6 運転開始) 。 ◆発電施設等の実施設計、機器点検・維持管理の検討、売電 協議資料・関連省庁への提出書類の作成を行いました。 ○水車形式:横軸フランシス水車 ○発電使用最大水量:1.50m3/s ○有効落差:55.78m ○最大出力:640kW ○年間発生電力量:2,732 千 kWh 省エネルギー ◆省エネルギーは、エネルギー対策・地球温暖化対策において、最も重要な取り組みです。 ◆弊社では、消灯や待機電力の削減など日々の省エネルギー行動の普及啓発とともに、大規模なエネル ギー消費施設のエネルギー診断を行い、効果的な施設改修も提案します。 検討事例 公共施設及び民間施設における省エネルギー対策の検討〔ESCO事業の可能性〕 ◆役場庁舎及びリゾートホテルを対象として、施設全体の省エネル ギー対策を検討。 エネルギー診断 ◆施設内のエネルギー使用機器、エネルギー使用状況を詳細に分析 する「エネルギー診断」を行い、その結果に基づき施設改修を含 めた省エネルギー対策を提案。 省エネルギー手法の選定 ◆省エネルギー対策は、費用削減額やCO2削減量とともに、ESCO事 業※導入の可能性も検討。 ※ESCO(Energy Service Company の略。エスコ。)事業 ESCO事業とは、工場やビルの省エネ化に必要な技術・設備・人材・資金などを 包括的に提供するサービス事業のことです。省エネ化に要した投資やESCO事業 者の経費は、省エネによる経費削減分でまかなわれます。 お問い合わせ 省エネルギー効果等の試算 ESCO 事業導入の検討 ▲ESCO事業導入検討のフロー NTCコンサルタンツ株式会社 担当:開発事業部 環境資源部 TEL:03-5333-2052 FAX:03-5333-2055
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