資料2

2015/8/20
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2015/8/24
千葉大学
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この10年
良くなりましたか?
誰ひとりとして無価値な人はいない
未来は今日作られる
悪くなりましたか?
次の10年は、
良くなりそうですか?
教育の本質を捉え直すESD
➖ 持続させるものを選ぶ、私たち ➖
丸山 英樹
(国立教育政策研究所)
Nature in Estonia
本日のポイント
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この10年(2005-2014, 平成17年~27年)を振り返って
1. この10年を振り返って: ユネスコの「4本柱」と「5つ目」
問1) この10年、ご自身の変化は何ですか?
2. 「リテラシー」の3側面: 道具・相互作用・再生産
問2) この10年、同僚について気づいた変化は何ですか?
3. 地頭 vs. 学習成果:
対立構造 to 組み合わせ
問3) この10年、学校・職場で見られた変化は何ですか?
Tallinn Old Town
問4) この10年、社会・日本・世界の変化で一番気になったことは?
問5) 次の10年、どういう変化を期待したいですか?
この10年を振り返って
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1) ご自身
キャリア・家族・健康・地域・生活
2) 同僚
出会い・別離・役割モデル
3) 学校・職場
立場・職務・保護者・世代
4) 社会・日本・世界
経済・情報・通信・治安
5) 期待したい変化・・・
ポイント1
ユネスコ学習の「4本柱」と「5つ目」
1. 知ることを学ぶ:システム思考、自分の行動、SDの科学、変化の経験
2. 為すこと:対立へ異なる見方、関連づけ、学習材の発掘
3. 共に生きること:世代・場所・文化と共存、別の選択肢を模索、対話
4. 存在する:世界観、不確実性との共存、振り返る
『学習:秘められた宝』(ドロール報告書 1996)
5. 自身と社会を変える:誰・何のために変えるのか
(UNESCO 2013)
Hobby Club
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(曽我訳UNECE 2012:14)
ポイント2
「リテラシー」の3側面
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1)道具:
何かを身につける
2)相互作用:
対象の意味と関係を構築する
3)再生産:
繰り返し・変化に関与する
(曽我訳UNECE 2014)
1)道具:
誰かが設定した「何か」を身につける、技能の習得と定着を目指す
(例:UNESCOの機能的識字)
2)相互作用:
自分にとっての対象の意味、それとの関係を構築、主体形成する
(例:教養、エリート主義、専門業界、特定の関心集団)
3)再生産:
学校によって社会的立場やアクセスが決められる、それを意識する
(例:個人の努力だけでなく、家庭の社会経済状態が左右する)
最短でも10年を見越した「教育」や
教育・学習の「成果」とは何か?
Pilleriin, Elisabeth, Annabel
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ポイント3
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地頭 vs. 学習成果:対立構造
地頭 vs. 学習成果:組み合わせ
• 学校(近代教育)の可能性:地頭の否定
ノンフォーマル教育の可能性:組み合わせ
学習者としての大人
反論を心から歓迎する
生涯学習の制度整備と条件把握
伝統教育の再評価と再構築
何を守るべき文化とするか
学校社会と自律?
• 「グローバル人材」だけ?
• 現実との乖離:地頭で勝負?
お笑い芸人、宝塚歌劇団、政治家
ICT企業(Microsoft; Google; Facebook; Twitter)
多国籍企業・組織(コネと実力)
「地域活性化」(国立大卒の約半数を地元に)
Univ of Tartu
ふりかえり
Ott
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1. 教師としての振り返り: 「4本柱」と「5つ目」参考
ありがとうございました
2. 「リテラシー」の3側面: 問い続ける・変える
3. 地頭 vs. 学習成果:
対立 → 組み合わせ
Tartu Environmental Education Center
.com/Dear.Hideki
BSP teachers
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