【報道関係者各位】 2015 年 8 月 5 日 株式会社フィナンシャル・エージェンシー 「ABE イニシアティブ」によるアフリカ人留学生のインターンシップ受入のための 国際大学(IUJ)との提携とアフリカ新興諸国保険市場調査活動の実施について 株式会社フィナンシャル・エージェンシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼 CEO 齋藤正秀)は、 日本政府が主導する産業人材育成を通じたアフリカ諸国への支援策「ABE イニシアティブ」に賛同し、 国際大学(新潟県美並魚沼市、学長 北岡伸一)と提携して、アフリカ人留学生の企業インターンシップを 受け入れることにより、アフリカをはじめとする新興諸国への今後の事業進出に向けた市場調査活動を実施します ので、下記のとおりお知らせいたします。 記 1.インターンシップ受入の内容 フィナンシャル・エージェンシーグループ(以下「FA グループ」)は、2013 年4月にシンガポールに海外事業統括持ち株 会社 Financial Agency International Pte. Ltd.、2013 年7月にインドにおける現地法人 Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.、2014 年5月にタイにおける現地法人 FA Consultants (Thailand) Co., Ltd.をそれぞれ設立し、海外における保 険テレマーケティングの展開を開始、今後 2020 年までに新興国を中心に世界 50 の国と地域への進出を目標に掲げて おります。 一方、2013 年 6 月に横浜で開催された第 5 回アフリカ開発会議において、日本の安倍総理は産業人材育成によるア フリカ諸国への支援策「ABE イニシアティブ」を表明しました。これに基づく具体的取り組みとして、独立行政法人 国際協 力機構(JICA)および協力する各大学はアフリカからの留学生を積極的に受け入れ、修士課程教育と企業におけるインタ ーンシップ実習を実施しております。 今般 FA グループでは、人材育成を通じたアフリカ諸国支援策である ABE イニシアティブに賛同し、グローバルリーダー の育成を理念として海外留学生の積極的な受け入れを行う国際大学と提携し、 アフリカ人留学生の企業インターンシップを受け入れることを決定いたしました。 本インターンシップおよび今回併せて実施するアジア人留学生のインターンシップを活用することにより、 今後進出を検討するアフリカ・アジア新興諸国の市場調査・進出予備調査を実施いたします。 2.調査活動の内容 インターンシップ人数: 国際大学に留学するアフリカ人留学生 9 名(予定) 実施期間: 2015 年7月~9月(予定) 活動内容: ・アフリカ諸国における保険テレマーケティング市場調査 ・現地関連法制度調査 ・現地提携候補先企業調査 ・現地競合他社に関する情報収集 等 3.国際大学について 国際大学(IUJ)は、全ての授業を英語で行う日本初の大学院大学です。学生は、世界各国(主にアジア)から派遣され た政府職員・日本での就職を目指す留学生・日本企業の派遣学生(国内留学生)など約 330 名で、そのうち外国人留 学生が約9割を占めています。国際通貨基金(IMF)奨学金プログラムに基づき、アジア各国の財務省・中央銀行職員の 学生の受け入れる指定校の一つでもあり、2014 年9月には文部科学省により、国際競争力の強化に取り組む大学を支 援する「スーパーグローバル大学創成支援事業」の「グローバル化牽引型(全国 24 校)」の一校に指定されました。 国際関係学研究科は、世界の名門校の集まりである「国際関係大学院協会(APSIA)」に準会員として加盟、アジア各 国から派遣された財務省・中央銀行職員(IMF やアジア開発銀行の奨学生)が大半を占めています。 また、国際経営学研究科(ビジネススクール)は例年、有力経済週刊誌である英国エコノミスト誌で世界のトップスクール の 100 校中の 1 校に日本から唯一ランクインしており、「アジア NO.1 のビジネススクール」を目指しています。 4.ABE イニシアティブについて (JICA ホームページより抜粋) 2013 年 6 月に、我が国は第 5 回アフリカ開発会議(TICAD V)を開催し、官民一体となってアフリカにおける強固で持続 可能な経済成長を支援する政策を示しました。安倍総理による冒頭スピーチで表明された「アフリカの若者のための産業 人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for the Youth、以下、ABE イニシアティブ)は、5 年間で 1000 人のアフリカの若者に対し、日本の大学や大学院での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供す るものです。このイニシアティブは、TICAD V に先がけて政府に提出された「TICAD V 推進官民連携協議会提言書」の中 で重要な点として指摘された、アフリカの民間セクターや公的部門における人材育成、アフリカ各国が日本の優れた技術 や日本企業への認識の深化、またそのために我が国を訪れるアフリカ人の増加に応えようとする支援策の 1 つです。 5.今後の見通し FA グループは、医療等の第三分野保険をはじめとする日本国内市場の成長とともに、急速に市場が拡大する新興諸 国への事業展開によって、事業拡大の領域を国外にも進め、更なる成長を追求してまいります。日本政府はいわゆる「ア ベノミクス」により、日本企業等の海外展開を成長戦略における重要施策の一つと位置付けておりますが、FA グループで は今後 2020 年までに新興国を中心に世界 50 の国と地域への進出を目標に掲げております。 アフリカ・アジアなどの新興諸国では、近年の急激な経済成長を背景として、国民の所得水準・購買力が飛躍的に向上 しています。一方で、社会インフラとしての公的社会保障制度まだまだ未整備となっている国が多く、これを補完するため の民間保険に対するニーズが急速に高まっております。下記グラフに記載があるとおり、アフリカ諸国においては、先進国 と比較していまだ保険の普及が遅れている一方、近年の成長は著しい伸び率を示しています。 FA グループは、高付加価値な保険サービスの提供により、新興諸国における社会保障整備・普及への貢献を果たすこ とで、FA グループのミッションである「安心できる社会保障の提供」を実現して参ります。 今回の市場調査結果もふまえ、今後具体的な進出計画が決まり次第、その内容については随時開示して参ります。 保険浸透率 10.0% 8.0% 収入保険料伸び率 12.0% 10.0% 8.0% 6.0% 6.0% 4.0% 4.0% 2.0% 2.0% 0.0% 0.0% ※保険浸透率=収入保険料÷GDP ※2012 年度から 2013 年度の収入保険料伸び率 ※2013 年度 出典:スイス再保険会社 「WORLD INSURANCE IN 2013」 (2014 年 6 月 25 日) 【会社概要】 ※2015 年 6 月時点 会社名(商号) :株式会社フィナンシャル・エージェンシー 所在地 :東京都渋谷区恵比寿 1-19-19 恵比寿ビジネスタワー16F 代表者 :代表取締役社長 兼 CEO 齋藤 正秀 設立年月日 :2007 年 3 月 2 日 創業年月日 :2007 年 10 月 1 日 資本金 :6 億 875 万円 従業員数 :1,489 人 主な事業内容 :保険テレマーケティング事業 主要株主・持株比率:齋藤正秀 36.24% 、株式会社エム・エス・インベスメント 20.90% 、 SBI・NEO テクノロジーA 投資事業有限責任組合(SBI インベスメント運用ファンド 17.11%) <本調査活動に関する問い合わせ先> 株式会社フィナンンシャル・エージェンシー 管理本部 取締役 石川収/本部長 新堀謙 電話番号 03-4477-2222 FAX 03-4477-2211 TEL03-4477-2222 -本プレスリリースに関するお問い合わせ株式会社フィナンシャル・エージェンシー 広報担当:内藤美奈子 FAX03-4477-2211 携帯電話 080-4777-0840 E-mail [email protected]
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