岡山県の採血と供給状況 - 岡山県赤十字血液センター

岡山県の輸血用血液の使用量
20
全血
16
赤血球
血漿
(
供
給 12
数
血小板
)
万
単 8
位
血小板
156,598
赤血球
108,689
4
血漿
61,016
0
全血10
S37 S41 S45 S49 S53 S57 S61 H02 H06 H10 H14 H18 H22 H26
血小板、赤血球製剤ともに長期的には増加傾向を示しているが、
H26年度は前年度より減少した。血漿製剤は横ばいで推移している。
赤血球製剤の規格別構成比(単位換算)
100%
4.8%
5.6%
7.6%
7.3%
3.5%
2.7%
2.3%
80%
60%
200mL構成比
40%
400mL構成比
20%
0%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
赤血球製剤は徐々に高単位へのシフトが進んでおり、小児科など
特定の領域を除いて400mL製剤が使用されている。
血漿製剤の規格別構成比(単位換算)
100%
3.3%
2.6%
4.3%
2.9%
2.3%
1.7%
2.0%
80%
FFP-LR120構成比
60%
FFP-LR240構成比
40%
FFP-LR-480構成比
20%
31.9%
28.1% 27.0% 26.1% 22.5%
24.5%
21.9%
0%
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
血漿製剤についても高単位製剤(FFP-LR-480)の使用割合
が増加しており、H26年度は約4割増加した。
疾病別輸血状況
損傷・中毒
3%
妊娠分娩
1%
尿路性器系
3%
筋骨格系及
び結合組織
1%
消化器系
9%
輸血用血液の多くは
悪性新生物と
血液疾患の治療に
使われている。
その他
11%
悪性新生物
36%
循環器系
18%
血液及び造
血器
18%
※岡山県では医療機関からのデータがないため、東京都福祉保健局
「平成25年輸血状況集計結果」より抜粋 (使用目的不詳を除く)
年代別輸血状況
9歳以下 4%
10~19歳 1%
20~29歳 1%
30~39歳 3%
40~49歳 4%
50~59歳 7%
87%
70歳以上
62%
60~69歳
18%
輸血用血液の87%は50歳以上
の年齢層に使用されている。
(2013年岡山県合同輸血療法委員会)
岡山県の年代別献血者数の推移
50歳以上
40~49歳
30~39歳
20~29歳
16~19歳
合計
5
20代
4
30代
3
献
血
者 2
数
(
万 1
人
)
10代
0
S52
S56
S60
H1
H5
H9
H13
H17
H21
H25
20代;S60に比べ、39.0%に減少した。
10代;S61に比べ、26.5%に減少したが、H24以降徐々に増加している。
30代;S61に比べ、48.9%に減少した。近年さらに減少傾向にある。
必要献血者数延べ人数のシミュレーション
東京都福祉保健局がまとめた
2012年輸血状況調査結果と、
将来推計人口を用いて将来の
輸血用血液製剤の供給予測数
を算出すると2027年には
約545万人必要となり、
約85万人分が不足する。
厚生労働省
平成26年度第2回献血推進調査会
平成26年度
都道府県別需給状況(赤血球)
岡山県は人口あたりの献血者数、献血量は多いが、全国でも有数の医療県であるため
血液の使用量も多い。 平成26年度は岡山県の必要数を県内献血で確保できた。