２０１５年２月２３日鉄道博物館２０１５年２月２３日 2015 年第 11 回企画展～北陸新幹線・上野東京ライン開業記念展～「ふたつのスタート」の開催について ○ ３月１４日に開業を迎える北陸新幹線長野～金沢駅間と、上野東京ライン。この２つの新しく開業する路線についての企画展を開催します。 ○ この２つの新規路線の列は、いずれも 100 周年を迎えた東京駅を始発または、通過します。この新しいスタートをについて取り上げます。 ○ 新線の建設についても紹介するほか、お子さまにもお楽しみいただける展示を予定しています。 ■ 会期２０１５年３月１４日（土）～２０１５年６月２１日（日） ■ 会場鉄道博物館２Ｆスペシャルギャラリー１ ■ 入場料鉄道博物館の入館料のみで、企画展もご覧いただけます。 ※ 鉄道博物館の入館料は、一般１，０００円、小中高生５００円、幼児(３歳以上未就学児)２００円です。 ■ 主催鉄道博物館 ■ 後援さいたま市 ■ 協力東日本旅客鉄道株式会社 ■ 主な内容別紙なお、本件プレスリリースは、ときわクラブ、丸の内記者クラブ、ＪＲ記者クラブ、埼玉県政記者クラブ、さいたま市政記者クラブにお届けしております。別紙 ■主な展示内容 1. 北陸新幹線北陸新幹線は、整備新幹線の一つとして計画され、1997(平成 9)年に高崎～長野間が開業しました。そしてこの春、長野～金沢間が延伸開業し、東京と北陸地方の各都市が新幹線で直接結ばれます。今回開業する長野～金沢間について、同区間を走る E7／W7 系新幹線電車については、新たに製作した 1/20 精密模型を始めとする展示や、トンネルや橋りょう、地域ごとに異なる雪の特性に合わせた降雪対策などの技術面などをご紹介します。また、これまで東京と北陸地方を結んだ鉄道のルートや、代表的な特急列車・急行列車についてもあわせてご紹介します。（E7 系新幹線電車の精密模型は、4 月から展示の予定です）［展示資料］製作中の精密模型寝台特急「北陸」ヘッドマーク列車名標「白山」 2. 上野東京ライン今回の上野東京ラインの開業によって、宇都宮線・高崎線・常磐線と東海道本線の直通運転が実現し、首都圏の鉄道ネットワークが大きく変わります。上野東京ラインで最も特徴的なのは、神田付近の重層部と呼ばれている区間です。この区間では東北新幹線の高架橋の上に、さらに新しい高架橋を重ねて建設されました。限られたスペースと時間で高架橋を建設するための工夫をご紹介します。また、かつて行われていた上野発着の特急列車の東京乗り入れや、常磐線(通勤電車)の有楽町乗り入れについてもご紹介します。［展示資料］試運転中の 185 系電車上野東京ライン高架橋工事の模様列車名標「ひたち東京行」 ● 映像展示スペース映像展示スペースでは、上野東京ラインの上野～東京間の前面展望映像などを上映する予定です。新しく開業した区間の景色を、運転士の視点でお楽しみいただけます。 ● パネル展示について展示パネルは、上段に大人向け、下段にお子さま向けといった、小さなお子さまにもお楽しみいただける工夫をする予定です。