1 内部統制基本方針 平成 27 年 4 月 1 日制定 本会は、「一般

内部統制基本方針
平成 27 年 4 月 1 日制定
本会は、
「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」で定める内部統制に関する体制およ
びシステムについて、以下の内部統制基本方針を定め、これを遵守し、活動します。
1.理事の職務の執行が法令および定款に適合することならびに効率的に行われることを確保
するための体制
(1)本会は、本会の基本理念のもと、法令・定款・内部規程の遵守はもとより、不正や反社
会的な行為を厳にとらない姿勢を堅持し、公益的活動を行う社会の公器としてふさわし
い行動に徹します。
(2)本会は、内部統制、内部監査、モニタリング、資金の一括管理等のシステムの構築と運
用を通して法人経営の適正性かつ効率性を確保し、法人統治を強化します。
(3)本会は、財務経理に関するディスクロージャーの迅速性・正確性・公平性を図るととも
に、会員をはじめ社会に対する説明責任を果たし、透明性を高めることに努めます。
(4)本会は、内部監査の規程に基づき、内部統制システムに関する監査を実施します。
(5)本会は、重大な法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実、あるいは組織倫
理に違反する行為について通報や相談に応じるため、内部通報ができる体制を整備し、
違反行為の早期発見と是正に努めるとともにコンプライアンスを徹底します。
(6)本会は、法令および定款に基づき、理事の職務の執行ならびに理事会の業務執行の決定
が適正かつ効率的に行われる体制を整備します。
2.理事の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
(1)本会は、理事会の議事録、業務執行理事の会議録、持ち回りによる業務執行理事の会議
書、その他理事の職務の執行に係る情報を、法令および定款ならびに内部規程に基づき、
適切に記録・保存・管理・維持します。
(2)本会は、本会が記録・保存・管理・維持する職務の執行に係る情報を、理事および監事
が閲覧することができる体制を整備します。
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)本会は、リスク管理の規程に基づき本会に係るリスクの識別および評価を行い、リスク
管理のサイクルによって損失の危険性の低減に努めます。
(2)本会は、発生または発見したリスク事象に的確かつ主体的に対応するとともに、重要な
事項については理事会ならびに監事に報告して適正な対応を実行します。
(3)本会は、災害・事故・事件等の事業継続に関わる危機の発生時に迅速かつ適切に対応し
ます。
4.理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1)本会は、法令および定款に基づき理事会を定時に開催する他、必要に応じて適時開催し
ます。
(2)本会は、法令および定款に基づき業務執行理事を置き、業務執行理事の会議を定時かつ
随時に開催して機関決定に基づいて業務を執行し、適時に理事会に付議または報告して
法人統治の適正性を確保します。
(3)本会は、法令および定款に基づき理事会の承認するところによる事業計
画を定め、定期的に進捗を確認して必要な対策や見直しを行います。
5.事務局職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(1)本会は、事務局職員が法令・定款・内部規程を遵守し、社会規範を尊重し、反社会的勢
力との関わりを厳に排除した適正行動を確保するための倫理・就業・事務処理等の内部
規程を定め、これを周知徹底します。
(2)本会は、事務局職員が法令・定款・内部規程に違反した行為を行った場合、就業規則そ
の他関連する内部規程に則り、厳正に処罰するとともに、コンプライアンス確保の重要
性を不断に啓発します。
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6.監事がその職務を補助すべき事務局職員を置くことを求めた場合における当該事務局職員
に関する事項および当該事務局職員の理事からの独立性に関する事項
(1)本会は、監査に関する所管部門を定め、監事と定期的に連絡協議するなど、監事が効果
的かつ効率的に監査を実施できる体制を整備します。
(2)本会は、監事から監査を行うために事務局職員の補助の要請があった場
合これを任命し、監事の指示を遵守して厳正にその職務に従事する体制を整備します。
(3)本会は、監事の監査に補助者として従事する事務局職員が、その職務従事によって一切
の不利益な扱いを受けないための理事からの独立性および公正な処遇に関する内部規程
を定め、これを厳正に運用します。
7.監事がその職務を補助すべき事務局職員に対する指示の実行性に関する事項
(1)本会は、監事の監査が有効かつ円滑に行われるため、その業務を補助する事務局職員が
監事の指示に従うべきことを内部規程で義務付け、これに違反した場合は就業規則等に
より処罰の対象とします。
(2)本会は、監事の監査が有効かつ円滑に行われるため、その職務を補助する事務局職員は
監査の事項に精通した者を任命します。
8.理事及び事務局職員が監事に報告をするための体制その他の監事への報告に関する体制
(1)本会は、理事および事務局職員が職務の執行に関して重大な法令および定款違反、不正
行為の事実、本会に著しい損害を及ぼす恐れの事実等を把握したときは、遅滞なく監事
に報告する体制を整備します。
(2)本会は、事業や組織に重大な影響を及ぼす決定、あるいは内部監査の実施状況および結
果を遅滞なく監事に報告することを内部規程で定め運用します。
9.監事に報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取り扱いを受けないことを
確保するための体制
(1)本会は、監事に報告をした理事および事務局職員が、このことを理由として解任・解職・
解雇・懲戒・降格・配置転換等の不当な取り扱いを受けないことを内部規程で定め、こ
れを遵守します。
(2)本会は、監事に報告をした理事および事務局職員が、このことを理由として不当な取り
扱いを受けた場合、これを通報できる体制を整備します。
10. 監事の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行に
ついて生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
(1)本会は、監事がその職務の執行にあたって生ずる費用を前払いし、あるいは償還するこ
とについて、その手続きを内部規程で定め運用します。
(2)本会は、監事がその職務の執行にあたって生ずる費用またはその債務について、償還を
旨とした処理の方針を内部規程で定め運用します。
11. その他監事の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1)本会は、理事会はもとより、監事が本会の重要な会議に出席する機会を確保し、あるい
は理事および事務局職員から事情等を聴取する機会を確保する体制を整備します。
(2)本会は、理事会その他の会議に関わらず、代表理事および業務執行理事が監事に業務執
行状況の報告を行う体制を整備します。
以 上
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