【有識者モニターアンケート】 有識者モニターアンケートの結果 調査対象: 全国の各界有識者に委嘱している有識者モニター 200人 企業経営者、学識経験者、マスコミ関係者、地方公共団体の長、 労働団体関係者、市民団体関係者、弁護士等 調査時期: 平成27年11~12月 調査手法: 郵送調査 回答状況: 回答者数 191人 (昨年度 196人) 回答率 95.5%(昨年度 98.0%) 問1 一般職の国家公務員の倫理感について、現在、どのような印象をお持ちですか。 倫理感が高い 全体として倫理感が高いが、 一部に低い者もいる H27 (n=188) 11.2% H26 (n=196) 11.7% 0% 全体として倫理感が低いが、 倫理感が低い 一部に高い者もいる 分からない どちらとも言えない 69.7% 71.9% 10% 20% 30% 40% 0.5% 14.9% 11.2% 50% 60% 70% 80% 3.7% 0.5% 4.1% 90% 0.5% 100% n:有効回答者数(以下同じ) ※平成27年度は「分からない」の選択者なし。 ○ 「倫理感が高い」又は「全体として倫理感が高いが、一部に低い者もいる」と回答した理由 (複数回答可) 日頃接している一般職の国家公務員 の倫理感が高いと感じるから 85 47 不祥事や汚職が少ないから 39 公正に職務を執行しているから 36 国民の利益のために働いているから 33 情報公開制度等もあり、業務の透明性が高いから 業務を効率的に行っているから (n=148) 4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 (人) ○ 「全体として倫理感が低いが、一部に高い者もいる」又は「倫理感が低い」と回答した理由 (複数回答可) ・ 税金の無駄遣いが多いから(7) ・ 国民の利益よりも自分達の利益を優先しているから(6) ・ 不祥事や汚職がなくならないから(5) ・ 仕事のやり方が不透明であり、国民に対する説明責任を果たしていないから(5) ・ 職務の執行に公正さを欠いているから(3) ※括弧内の数値は回答者数(n=8) 1 【有識者モニターアンケート】 問2 あなたが一般職の国家公務員の仕事への取組について感じているお気持ちをお選びください。 大いに期待している ある程度期待している H27 (n=191) どちらとも言えない 50.3% H26 (n=196) 45.0% 55.6% 0% 10% 20% 30% 全く期待していない あまり期待していない 2.6% 38.8% 40% 50% 60% 70% 3.1% 80% 90% 2.1% 2.6% 100% ※いずれも「全く期待していない」の選択者なし。 問3 一般職の国家公務員の職務に係る倫理保持の現状を踏まえると、現在、一般職の国家公務 員の姿勢として、不足している、あるいは更に求められると思うものを3つ以内でお選びください。 いわゆる縦割り行政とならないよう、幅広い 国家的視野を持って職務を遂行すること 103 国の予算の財源は国民の税金であるという 自覚をもって効率的に職務を遂行すること 102 77 国民の利益を第一に考えること 71 国を支えているという使命感、高い志 いかなる政権の下においても、専門家として 中立の立場で職務を遂行すること 61 57 業務の透明性を高め、説明責任を果たすこと 公私の区別を明らかにし、職務や地位を 私的利益のために用いないこと 45 25 法令を遵守し、職務を公平、公正に行うこと (n=191) 0 20 40 60 80 100 120 (人) 問4 このアンケートが届く以前、倫理法・倫理規程についてどの程度御存知でしたか。 よく知っていた H27 (n=191) 11.0% H26 (n=195) 11.8% 0% 10% ある程度知っていた あまり知らなかった 73.3% 14.1% 68.2% 20% 30% 40% 50% 2 全く知らなかった 18.5% 60% 70% 80% 90% 1.6% 1.5% 100% 【有識者モニターアンケート】 問5 倫理規程で定められている行為規制の内容全般について、どのように思いますか。 厳しい どちらかといえば厳しい H27 3.1% (n=191) 24.6% H26 4.6% (n=195) 21.5% 0% 10% 20% 妥当である どちらかといえば緩やかである 緩やかである 分からない 70.7% 1.6% 69.2% 30% 40% 50% 2.1% 0.5% 2.1% 60% 70% 80% 90% 100% ※平成27年度は、「緩やかである」又は「分からない」の選択者なし。 問6 倫理規程で定められている行為規制の各論についてお聞きします。以下のア~キの行為規制 について、どのように思いますか。 8.4% ア 利害関係者の範囲関係(n=191) 6.3% 6.8% 82.7% 11.5% キ 報告書関係(n=191) 7.3% 77.0% 9.9% カ 旅行関係(n=191) 4.7% 0.5% 84.3% 16.8% オ ゴルフ関係(n=191) 5.2% 71.7% 8.4% エ 無償のサービス提供関係(n=191) 3.1% 88.0% 23.0% ウ 飲食関係(n=191) 分からない 88.5% 6.8% イ 贈与関係(n=191) 緩やかである 妥当である 厳しい 0.5% 75.4% 8.9% 4.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ※ア、イ、エ及びオは、「分からない」の選択者なし。 問7 現在、倫理法・倫理規程があるため、職務に必要な行政と民間企業等との間の情報収集、意見 交換等に支障が生じていると思いますか。 そう思う H27 3.7% (n=191) 31.9% H26 (n=195) 28.2% 5.6% 0% あまりそう思わない ある程度そう思う 10% 20% 38.2% 39.5% 30% 40% 50% 3 60% 分からない そう思わない 70% 23.6% 2.6% 23.6% 3.1% 80% 90% 100% 【有識者モニターアンケート】 問8 一般職の国家公務員の倫理意識の涵養、倫理的な組織風土の構築、不祥事への厳正な対応 を推進するべく、一般職の国家公務員に対する倫理研修の手法として、有効だと思う内容につい て、3つ以内でお選びください。 111 倫理法・倫理規程違反に関する事例研究 71 実際に不祥事が発生した際の対応方法 倫理法・倫理規程の内容にとどまらない、 公務員の職業倫理などに関する研修の実施 通報制度の窓口やその効果、 具体的処理例等の周知 部下や組織の職務に係る倫理の 保持のためのマネジメント手法 民間企業等におけるコンプライアンス 問題(企業倫理)への取組状況の紹介 41 倫理問題に関するテーマ・ディスカッション 40 70 70 63 倫理法・倫理規程の内容に ついての体系的な説明・解説 公務の在り方についての有識者 による講演やディスカッション 古典や名著を活用し、公務員としての 在り方を考えさせる研修の実施 (n=189) 31 24 14 0 20 40 60 80 100 120 (人) 問9 このアンケートが届く前に、公務員倫理ホットラインが倫理審査会に設置されていることを御存知 でしたか。 知っていた 知らなかった H27 (n=187) 38.5% 61.5% H26 (n=195) 37.9% 62.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 4 60% 70% 80% 90% 100% 【有識者モニターアンケート】 問10 倫理法・倫理規程に違反すると疑われる行為を発見した場合に、通報しようと思いますか。 通報しようとは思わない 通報しようと思う H27 (n=189) 55.0% 0% 10% 20% 分からない 7.9% 30% 40% 50% 60% 37.0% 70% 80% 90% 100% 問10-2 【①「通報しようと思う」と回答された方にお伺いします】 以下の通報窓口のうち、どちらに通報しますか。該当するものを全てお選びください。(複数回答可) 違反が疑われる行為をした一般職の 国家公務員が所属する府省等が組織内に 設置した窓口(人事・総務担当など) 18 違反が疑われる行為をした一般職の 国家公務員が所属する府省等が組織外に 設置(契約)した窓口(弁護士事務所など) 41 81 倫理審査会の窓口(公務員倫理ホットライン) (n=102) 0 20 40 60 80 100(人) (注)上記のほか、「その他」として「悪質なら報道機関に」、「行政相談窓口」の回答あり。 問11 公務員による不祥事が起きた際、信頼回復のために必要な行政の対応は何だと思いますか。 必要だと思うものを3つ以内でお選びください。 不祥事が発生した際、事実を 隠さず、広く情報公開すること 不祥事を起こした職員及び管理 監督者へ厳正な処罰を行うこと 不正を行うことができない 業務処理体制を構築すること 研修などにより、職員に高い倫理感 を持たせるような取組を行うこと 職員の違反行為等についての 通報制度の活用を奨励すること 171 117 104 88 35 6 禁止行為等の規制を更に厳しくすること (n=189) 0 20 5 40 60 80 100 120 140 160 180 (人)
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