仕様書 - 沖縄県立病院

県立北部病院施設設備等保守管理業務請負仕様書
施設設備・電気設備等保守管理業務請負契約書第2条に規定する仕様書
を次のとおり定める。なお、本仕様書は仕様の概要を記したものであり、
詳細については甲の総務課長と乙の管理責任者による協議の上決定する。
1
就業場所
2
就業時間
県立北部病院
(1)就業時間は、次のとおりとする。
ア
日
イ
長
ウ
短
勤
午前
8時30分~午後
5時00分
夜
勤
午後
4時00分~午前
9時00分
夜
勤
午後10時00分~午前
6時30分
(2) 勤務の割振りについては、病院が事前に指示する。その変更は事前の連
絡により可能とする。
なお、勤務を要しない日、又は暴風警報により業務停止命令があった場
合においても円滑な業務処理上必要があれば病院の指示に従い従事するも
のとする。
3
業務内容
(1)ボイラーの運転に関する業務
ア
ボイラーの操作及び運転に関する点検・記録(重油・給水の使用量・そ
の他必要事項)
イ
ボイラー及び付属装置の点検・整備・ペンキ塗装
ウ
定期的な煙管掃除
エ
軟水器及び給水・出水の点検・再生処理
オ
熱交換機の点検・整備
カ
各種ポンプ(温水・給水・油)の点検・整備・ペンキ塗装
キ
オイルタンク・ホットウェルタンクの整備・保守管理
ク
その他ボイラー技士の行うべき業務(ボイラー室の整理整頓・蒸気管の
取り替え・蒸気トラップの点検・掃除等)
(2)空気調和設備の保守管理に関する業務
ア
ターボ冷凍機・チラーユニット・パッケージ・その他冷凍機・冷房設備
の運転状態の点検・整備・記録・ペンキ塗装
-1-
イ
空調機・ファンコイルの点検・整備・フィルターの交換及び掃除
ウ
各種ポンプ(冷水・冷却水等)の点検・整備・記録・ペンキ塗装
エ
冷却塔・冷却塔ファン・ブースターファンの点検及び保守管理
オ
各種配管(冷却管・冷却水管・ドレン管)の点検・整備・ペンキ塗装及
び保守管理
カ
各種Vベルトの点検及び調整・交換
(3)給排水衛生施設の保守点検修理に関する業務
ア
受水槽・高置水槽の点検保守管理
イ
各種ポンプ(揚水ポンプ等)の点検・整備・ペンキ塗装
ウ
各種配管・バルブ類の点検整備
エ
配水管・通気管・ルーフドレン管の点検修理
オ
衛生器具設備(洗面器・小便器・大便器・掃除流し等)の点検修理
カ
ピット・マンホールの損傷の有無の点検整備
キ
各水槽の液面リレー・フロートスイッチの作動点検・掃除及び整備
ク
残留塩素の測定及び記録
ケ
雨水設備等に関する点検・修理
(4)建築物の維持管理及び修理に関する業務
ア
各種タイルの点検及び補修
イ
天井用ボードの点検及び補修
ウ
テラスの点検及び補修
エ
カーテンレール(クサリ等)・ブラインドの点検・補修及び取り付け
オ
各種壁の補修
カ
病室入り口ドア及び窓の点検及び補修
キ
コンクリートのひび割れの修理
(5)器械備品の保守管理及び修理に関する業務
ア
医療用機器(薬用保冷庫・製氷器等)の修理
イ
各種厨房用機器設備の点検及び修理
ウ
洗濯機・乾燥機等の点検・掃除及び修理
エ
その他、院内設備機器の点検・掃除及び修理
(6)設備機械の保守管理に関する業務
ア
圧縮空気設備・吸引設備の点検・整備・注油・ストレーナーの掃除・フ
ィルターの掃除・制御盤の点検及び記録・タンクの発錆の防止及びペンキ
塗装
-2-
イ
搬送設備(エレベーター・ダムウェーター・ベルトコンベアー・自走台
車・昇降リフト)点検整備及び修理
ウ
自動ドア、非常ドア等の修理
エ
ガス設備(ガス湯沸かし器等)の点検及び修理
オ
液体酸素受け入れの立ち会い・計器の点検
カ
EOGガス設備の点検
キ
混合ガス設備の点検
ク
医療ガス設備(CE、O 2、CO 2、N 2 O、N 2)等各マニホルドの
点検
(7)消防設備の保守管理に関する業務
ア
防災センター業務
イ
防災設備・非常用諸設備の監視業務
ウ
消火設備(消火器・屋内消火栓。スプリンクラー)保守点検
エ
避難設備(誘導灯等)の点検・整備(蛍光灯取替等)
オ
排煙設備の点検・整備(排煙用ファンのVベルト等)
カ
連結送水管の保守点検
キ
煙感知器・熱感知器の点検及び交換
(8)その他業務
4
ア
臨時的な構内の清掃
イ
営繕業務
ウ
設備機器・器具等の修理業務
エ
電気主任の補佐的業務
オ
その他関連する業務
委託人員・要件
(1)施設設備保守管理業務を執行するため、日勤帯は5名以上、短夜勤帯は
長夜勤者を含め2人以上、長夜勤帯は1名以上配置すること。なお、この
人数は県職員を含むものとする。
ただし、シフト編成において真にやむを得ない日が生じる場合は事前調
整のうえ県職員と併せ4名以上とすることができる。
(2)病院施設設備等に関する予備知識を保有するものを配置すること。
5
特記事項
(1)業務を円滑に遂行するため、中央監視室業務マニュアル及び組織図(別
添)を遵守し、職員の指導に従うこと。
-3-
(2)防災センター業務に関しては、可能な限り、自衛消防業務講習修了者を
配置し、未受講者については会社の責任において順次受講させること。
(3)施設設備等保守管理業務日報(様式4)により、業務の実施状況を報告
すること。
6
留意事項
(1)発注者は、業務の実施について適正な履行を確保するため必要がある
と認める場合は、契約事業者に対し、業務の適正な履行のために必要な
措置を指示するとともに、報告を求めることができる。
(2)発注者は、契約事業者が業務の適正な履行のために必要な措置を講じ
ない場合は、改善のために必要な各種対策を指示することができる。
(3)契約事業者は、契約に関連する業務、その他の業務で、発注者から協
力について要望がある場合は、誠意をもって対応するものとする。
(4)契約事業者は、業務を履行する上で疑義等がある場合は、発注者の係
員、同僚、上司等との連絡、相談等に努めるものとする。
(5)契約事業者は、業務を履行するに当たっては、利用者の安全管理、サ
ービスの徹底を基本とするものとする。
7
遵守事項
(1)在職中及び退職後においても、業務上知り得た病院、取引先等の秘密
を漏えいしないこと。
(2) 職場におけるパワーハラスメントを禁止するとともに、その他労働者
としてふさわしくない行為をしないこと。
8
この仕様書について疑義のある場合は、双方誠意をもって協議を行い処理
するものとする。
-4-
県立北部病院電気設備保守管理業務請負仕様書
施設設備・電気設備等保守管理業務請負契約書第2条に規定する仕様
書を次のとおり定める。なお、本仕様書は仕様の概要を記したものであ
り 、詳細については総務課長と甲の管理責任者による協議の上決定する 。
1
就業場所
県立北部病院
2 就業時間
(1)就業時間は、午前8時30分~午後5時00分とする。
(2) 勤務の割振りについては、病院が事前に指示する。その変更は事前
の連絡により可能とする。
なお、勤務を要しない日、又は暴風警報により業務停止命令があっ
た場合においても、円滑な業務処理上必要があれば病院の指示に従い
従事するものとする。
3 業務内容については次のとおりとする。
(1)電気工作物に係る保安教育に関する業務
ア 従事者に対し、電気工作物の保安に関して必要な知識及び技能の教
育を計画的に行う。
イ 従事者に対し、事故その他非常災害が生じたときの措置について、
実地指導の訓練を行う。
(2)電気工作物の工事に関する業務
ア 電気工作物の修繕工事計画の立案
イ 照明設備及びスイッチ・コンセントの取替、電球・電線等の取替、
取付
(3)電気工作物の保守管理に関する業務
ア 各電気設備・配線の点検・測定(絶縁抵抗・漏れ電流等)及び維持
管理
イ 外灯用タイマー及び配線の点検・整備
ウ 避雷針の管理及び接続部のゆるみ点検
エ 放送設備・テレビ設備・インターホン設備・ナースコール設備・電
気時計設備の点検及び修理
オ 機器台帳の作成及び補修記録
(4)電気工作物の運転操作に関する業務
ア 遮断機・開閉器等の操作
イ 力率調整・コンデンサー運転操作
ウ 常用発電機の運転操作
エ 蓄電池設備の均等充電装置の操作
オ 無停電設備の日常点検
(5)災害時における電気工作物の保安に関する業務
ア 遮断機・開閉器その他の機器の操作順序・方法等の確認
イ 災害の発生に伴い危険が認められるときの送電停止
(6)受変電設備の保守管理に関する業務
- 1 -
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
受変電設備の取り付け状態や正常確認(総合監視・力率の調整)
変圧器の温度・油量・異音・外部状態の正常確認
母線・碍子・ケーブル等の正常確認
蓄電地設備の整流器・各セルの正常確認
幹線、設置線、端子盤の取付状態の確認
高圧盤、低圧盤、発電設備、蓄電池設備の日誌、その他必要事項の
記録
キ 警報表示装置による故障の監視及び処置
ク 停電処理と負荷制御操作及び監視
(7)電気工作物の巡視、点検、測定等に関する業務
電気工作物の保安のための巡視、点検及び測定(以下「点検」とい
う )は、沖縄県 立病院自家用電気工作物保安規程(平成18年3月31日
病院事業局訓令第2号 )(以下「保安規程」という)別表第2に定める
基準により行わなければならない。
(8)記 録
ア 保安業務に関する記録は、保安規程別紙第1号様式から第3号様式
に定めるところにより記録しなければならない。
イ 主要電気機器の補修記録は、保安規程別紙第4号様式に定めるとこ
ろにより記録しなければならない。
ウ その他、点検等記録、運転日誌等必要な事項を記録しなければなら
ない。
(9)報告等
ア 業務従事者は、保守点検等に関する所要の記録を記した報告書を毎
月速やかに甲の指定する指揮命令者に報告することとし、事故が発生
したときは、事故の軽重の区分に従い所定の関係先に迅速に報告、若
しくは連絡し、又は指導を受け、適切な応急措置をとらなければなら
ない。
イ 業務従事者は電気設備保守管理業務日報(様式5)により、業務の
実施状況を報告しなければならない。
(10)その他業務
ア 臨時的な構内の清掃
イ 営繕業務
ウ 設備機器・器具等の修理業務
エ その他関連する業務
4 特記事項
(1)電気設備保守管理業務を執行するために必要な最小配置人数は、1
人とする。
(2) 業務を円滑に遂行するため、保安規程、中央監視室業務マニュアル
及び組織図(別添)を遵守し、職員の指導に従うこと。
(3)設置者は、自家用電気工作物の工事、維持及び運用の保安を確保す
るに当たり、電気主任技術者として選任する者の意見を尊重すること
とする。
(4)自家用電気工作物の工事、維持及び運用に従事する者は、電気主任
技術者として選任する者がその保安のためにする指導に従うこととす
る。
- 2 -
(5)電気主任技術者として選任する者は、自家用電気工作物の工事、維
持及び運用に関する保安の監督の職務を誠実に行うこととする。
(6)防災センター業務に関しては、可能な限り、自衛消防業務講習修了
者を配置し、未受講者については会社の責任において順次受講させる
こと
5 留意事項
(1)発注者は、業務の実施について適正な履行を確保するため必要があ
ると認める場合は、契約事業者に対し、業務の適正な履行のために必
要な措置を指示するとともに、報告を求めることができる。
(2)発注者は、契約事業者が業務の適正な履行のために必要な措置を講
じない場合は 、改善のために必要な各種対策を指示することができる 。
(3)契約事業者は、契約に関連する業務、その他の業務で、発注者から
協力について 要望があ る場合は、誠意をもって対応するものとする。
(4)契約事業者は、業務を履行する上で疑義等がある場合は、発注者の
係員、同僚、上司等との連絡、相談等に努めるものとする。
(5)契約事業者は、業務を履行するに当たっては、利用者の安全管理、
サービスの徹底を基本とするものとする。
6 遵守事項
( 1)在職中及 び退職後においても、業務上 知り得た病院、取引先等の
秘密を漏えいしないこと。
( 2) 職場 におけ るパワーハラスメントを禁止するとともに、その他労
働者としてふさわしくない行為をしないこと。
7
この仕様書について疑義のある場合は、双方誠意をもって協議を行い
処理するものとする。
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