“ものづくり”のベストパートナー 自動車外装用コーティング樹脂部品の評価技術 コート材単体からコーティング部品の特性について総合的に評価・解析を行います。 自動車外装用コーティング樹脂部品の構造と特性評価 ルーフ ● 樹脂製自動車外装部品は意匠性、耐候性、耐擦傷性等を付与するために、 部品表 部品表面にコーティングが施されています。 グが施され ます ボンネ ト ボンネット ドアパネル ● コーティング膜は多層構造をしており、厚さ方向の評価が重要です。 ● 自動車外装用コーティング樹脂部品について、コート単体の性能評価から、 コーティング層の厚さ方向の構造評価、コーティング樹脂部品の機械特性等を 含んだ総合的な特性評価に取り組みます。 フェンダー 樹脂外板部品 評価・解析方法 コーティング層の性能評価 コーティング層の構造評価 視覚的評価 : 測色(JISK5600-4-5) 色差(JISK5600-4-6) 組成分析 : イメージングFT-IR、GC-MS、EDX 形態観察 : SEM、TEM、AFM、収束イオンビーム加工 機械的評価 : 鉛筆硬度(JISK5600-5-5) インデンテーション試験 化学・物理的評価 : 接触角、 揮発性有機化合物測定 最表面(Ti、Siなどの無機物のコート層) 表面 中間層(アクリル系樹脂) 境界層(結晶性の低いPET層) 加工性 : 粘度、表面張力 PET層(下地) 層(下地) 下地 耐候性評価 4000 3000 2500 2000 波数(cm-1) 1500 1000 多層フィルムの断面FT-IRイメージング 複合サイクル試験 サンシャインウェザーメータ試験 腐食試験 ガス腐食(H2S、SO2、NO2、Cl2) コロードコート(腐食性ペーストを塗布) CASS(塩化ナトリウム水溶液を噴霧) ※ 耐候性評価結果を コーティング層の構造 解析と併せて考察する ことで、「劣化メカニズ ム」の解明に迫ります。 3500 腐食試験装置 コーティング部品の特性評価 コ ティング部品の特性評価 静的・動的強度(テストピース、部品形状) 疲労・クリープ特性(テストピース、部品形状) 破面解析 クロスカット密着性 スクラッチテスター 90度はく離試験 ※ 各種特性評価結果をコーティング 層の構造解析と併せて考察する ことで、「破壊メカニズム」の解明 に取り組みます。 疲労試験装置 Copyright ©2015 JFE Techno-Research Corporation. All Rights Reserved. 本資料の無断複製・転載・webサイトへのアップロード等はおやめ下さい。 Cat.No 3S2J-253-00-151125
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