西暦 2016 年 03 月 01 日 ダレナン博士の研究所 研究報告書 No.205 題名:それはだめ、ではなく、それもありかも、の思想 報告者:ちょろりん 人は年をとると、頭が固くなると言われる。それは、実際は、頭が硬くなるのではなく、思考が画一化して しまうことに原因がある。年をとると、経験が増え、あらゆることに対して判断力が付くものの、その判断力 と引き換えに、新しい考え方を否定することにもなる。すなわち、頭の中の柔軟性がなくなる、ことに他なら ない。年をとっても、それはだめ、ではなく、それもありかも、と柔軟に考えられる人でありたい。 ここで、この判断力を柔軟にするきっかけとして、例えば、ある食べ物を想定する。一つはたこ焼き、もう 一つはパンである。そこで、クイズである。 これをいっぺんに食べるには、どうすればよいのであろうか? その答えは、簡単である。たこ焼きを左手かに、パンを右手かに置きながら、交互に食べればよいのである。 しかしながら、 たこ焼きを食べる際は、爪楊枝を必要とする。 と言うことは…、 右手と左手交互に食べることは難しいと判断される。そこで、交互に食べることをやめ、逆にたこ焼きを食べ てから、パンを食べればよい。 しかしながら、 たこ焼きを食べた段階で、お腹が膨れだす。 と言うことは…、 パンを食べる際には、パンを食べたいという食欲が少なからず失われている可能性がある。 どうすれば、いっぺんに食べられるのであろうか? 柔軟な頭の持ち主であれば、 「たこ焼き+パン」 を食べればよい、と判断できるかもしれない。この「たこ焼き+パン = たこ焼きパン」なかなかうまそうで ある。かつお節も紅ショーガも乗っている。これまた、しゅげげぇーーーパンだなぁ。
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