小児気管チューブ管理の実態及び意識に関する

日本小児麻酔学会評議員各位
2016 年 3 月 1 日
日本小児麻酔学会理事
国立成育医療研究センター 手術・集中治療部 部長
鈴木 康之
小児気管チューブ管理の実態及び意識に関する調査研究の実施について
これまで本邦では、小児気管チューブ管理の意識及び実態調査が行われたことがなく、近年小児用において
もカフ付き気管チューブの使用が増えている中、その実態把握が求められています。
そこで日本小児麻酔学会では、小児気管チューブ管理の現状把握と安全性向上を目的に、日本小児麻酔学
会評議員が所属し調査に協力頂ける施設を対象として、以下の要綱にて実態調査に関する研究を実施すること
となりました。
つきましては、同調査内容および回答書として参加意向の有無を評議員宛に郵送しますので、2016 年 3 月 3
1日までに、研究責任者(鈴木康之 国立成育医療研究センター手術・集中治療部)まで返答頂きます様お願い
申し上げます。
記
1.
研究の名称
本邦における小児患者の麻酔における気管チューブ管理の実態及び意識に関する調査
2.
研究の実施体制
研究責任者: 鈴木康之 国立成育医療研究センター手術・集中治療部麻酔科
共同研究者: 水野圭一郎 福岡市立こども病院 麻酔科
香川哲郎
兵庫県立こども病院 麻酔科
志馬伸朗
広島大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門救急医学
柴崎雅志
京都府立医科大学 麻酔科
小暮泰大 国立成育医療研究センター手術・集中治療部麻酔科
問い合わせ先: 鈴木康之 国立成育医療研究センター手術・集中治療部麻酔科
電子メールアドレス: ([email protected])
3.
研究の方法及び期間
① 日本小児麻酔学会評議員のいる対象病院へ郵送で本研究への参加の有無を確認
② 参加希望施設において 2016 年 6 月 6 日(予定)から 17 日までの 2 週間に麻酔科医が
使用した気管チューブに関する調査を実施
③ あらかじめ送付したデータシート(エクセルファイル)に記入
④ データシートはパスワード管理し、主任研究者宛に送付
⑤ 調査項目は別紙1のとおり
⑥ 調査結果は集計、解析を実施

本研究は既に日本小児麻酔学会理事会、評議員会では承認済み。

国立成育医療研究センターの倫理委員会で承認済み。
4. 対象患者
① 全身麻酔のために、麻酔科医が気管挿管した患者
② 体重 2.5kg 以上で満 8 歳を上限とする

除外患者
① 既に挿管されている患者
② 気道に何らかの病変を有している患者(声門下狭窄、気道狭窄、気道軟化症)
③ 麻酔管理以外の目的で気管挿管された患者(心肺蘇生など救命目的、集中治
療室における人工呼吸管理)
5. 個人情報の取り扱い
施設名は無記名とし、施設形態として、大学病院、小児病院、一般市中病院として選択する。施
設の特定や患者特定ができないようにする。データシートは主任研究者が管理する。
6. 研究結果の公表
平成 28 年 10 月 8 日~9 日に開催される第 22 回日本小児麻酔学会総会で発表し、また同内容
を麻酔科学関連学術誌に投稿する予定。
7.
参加有無の連絡方法
同封の回答書に記載の上、FAX 又は電子メールで返答。電子メールで返信の場合は必要事項を
記入ください。
電子メール: [email protected]
FAX: 03-5727-1062
返答期限は 2016 年 3 月 31 日まで
以上