平成 28 年 2 月 29 日 昭 和 ゴ ム 株 式 会 社 代表取締役社長 小川 和豊 ( TEL.0 4 - 7 1 3 1 - 0 1 8 1 ) ベトナムゴム業界関連企業向けの ビジネスマッチング・カンファレンスを開催 ~SHOWA RUBBER (Vietnam) CO.,LTD.~ 2016 年 2 月 19 日ホーチミン市内において、ベトナムゴム協会及びホーチミン市ゴム・樹脂協会 の協力のもと、昨年ベトナムに設立した弊グループ子会社・SHOWA RUBBER (Vietnam) CO.,LTD. (以下 SRV 社という)によって、ベトナムゴム業界関連企業向けのビジネスマッチング・カン ファレンスが開催されました。 当社親会社昭和ホールディングス株式会社最高経営責任者の此下竜矢(※)からゴム事業並 びにファイナンス等の全グループの説明が行われ、またベトナム市場に対する各事業からの強 いコミットメントが説明されました。ゴム事業については、参加したベトナムゴム企業から多 くの質問や業務提携の申し出がありました。当社としても今後、技術、品質、販売などの各種 のパートナーシップを結んでいく予定であり、ベトナム並びに全アジアで大きく展開する予定 です。 (※) 此下竜矢が Saigon Entrepreneur 紙にインタビューを受け、同紙 365 号(2015 年 11 月 4~ 10 日)に記事が掲載されております。あわせてご参照ください。 ベトナム語原文(ウェブ) http://www.doanhnhansaigon.vn/tro-chuyen/tatsuya-konoshita-nha-dieu-hanh-di-khap-the-gian/1092823/ ベトナム語原文(E ペーパー) http://epaper.doanhnhansaigon.vn/dnsgtuan/365/index.html#/18/ 1 カンファレンスの模様は、ベトナム国内の多くの報道機関等に紹介されました。 1. Đại đoàn kết: http://daidoanket.vn/kinh-te/co-hoi-hop-tac-giua-cac-dn-cao-su-viet-nam-va-nhat-ban/88518 2. Thời báo kinh doanh: http://thoibaokinhdoanh.vn/Ket-noi-kinh-doanh-52/Co-hoi-hop-tac-moi-cho-cac-DN-cao-suViet-Nam-va-Nhat-Ban-21672.html 3. Báo Tiền phong: http://www.tienphong.vn/Kinh-Te/co-hoi-hop-tac-moi-cho-dn-cao-su-viet-nam-va-nhat-ban971330.tpo 4. Viettimes: http://viettimes.vn/kinh-doanh/tpp-la-co-hoi-vang-cho-nganh-cao-su-viet-40122.html 5. Báo công thương: http://baocongthuong.com.vn/co-hoi-hop-tac-moi-cho-doanh-nghiep-cao-su-viet-nam-nhatban.html 下記は 3. Báo Tiền phong:の内容を翻訳したものです。 ****** ベトナムと日本のゴム業界の新しいビジネスチャンス ベトナムゴム業界関連企業向けのビジネスマッチング・カンファレンスが 2016 年 2 月 19 日に、 ベトナムゴム協会及びホーチミン市ゴム・樹脂協会の協力のもと、SRV 社によりホーチミン市 内のグランドホテルにおいて開かれた。 同カンファレンスはゴム協会の主要幹部及びゴム業界の関連企業から関心が寄せられ、計 100 社以上が参加した。 現在、ゴムはベトナム経済の重点輸出品目の一つであり、国の GDP 成長率に貢献している。 ゴム製造業は付加価値がそれほど大きくないが、多くの単純労働者の就職問題を解決できるた め、社会保障や国家予算に対し大きな役割を果たしている。 ベトナムゴム業界は、自由貿易協定(FTA)の発効により多くのチャンスを迎えている。政府 は、各国に積極的に交渉を進めているが、その中でも最も注目されているのは、アジア環太平 洋パートナーシップ(TPP)協定である。TPP に参加すれば、現在 3.5%~57.4%課されてい るゴム製品の関税は 0%になるため、ベトナムゴム業界企業の競争力を高めることができる。 これは、ゴム業界にとって大きなプッシュでありながら、数量・品質向上に繋げる貴重なチャ 2 ンスでもある。 ただし、品質が不安定のほか、ブランドの信用度がまだ確立されていないのはベトナムゴム業 界にとって大きな課題として残っている。商品ブランドを持っている少数の大手企業以外、ベ トナムゴム業界企業の商標は世界市場どころか、国内市場においてもまだ立場を確保できてい ない状況にある。 そのため、今回のカンファレンスはベトナム企業にとって課題共有及び問題解決に導くいい機 会である。カンファレンスを通して、各企業はゴムライニングや一般ゴム製品の生産性向上、 それに、今後の投資・生産・販売協力について熱く語り合っていた。 さらに、カンファレンスにおいて、ベトナムゴム業界関連企業は、日本のトップゴム生産企業 である昭和ホールディングスにより技術改良や今後の協力方向について語ってもらった。同社 は、日本市場向けのゴム製品をベトナムで加工することや、ベトナムゴム製品を日本をはじめ、 世界各国に届けることを考案しているようである。 ホーチミン市ゴム・樹脂協会会長グエン・クォック・アイン氏が「最近、政府は裾野産業を推 進する政策を立てており、特にホーチミン市ではゴム生産業を重点産業の1つとして位置づけ ている。しかし、裾野産業を育成するには、リーディング企業の役割が不可欠である一方、裾 野産業が未熟な現状は外資企業によるベトナムへの積極的な投資を妨げている。ベトナムの中 小企業は、取引先に関する情報収集力が低く技術面並びに品質管理システムが不足している課 題に面している。 」とゴム業界の現状について発表した。 同カンファレンスは、ベトナムゴム業界関連企業に役立つ情報を届けた一方、今後の事業展開、 投資誘致や輸出に関するチャンスも開けた。ベトナムゴム協会は、日本の老舗ゴム生産企業で ある昭和ホールディングスがベトナムの生産工場と組んで、既存製品の加工及び新製品の生産 を企画をしていることを喜んで受け止めた。これは、ベトナムゴム業界の発展を推進する大き な一歩であると予想される。 ****** 以上 3
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