標準ログサーバー設定

2016 年 2 月 29 日
標準ログサーバー設定
最も標準的なログサーバー機能を設定します。シスログを UDP/514 で受信し、テキストファイルに
保存します。まず、設定プログラムをスタートします。
注意 : これらは日本語画面で操作可能です。
1.ファイル保存ルールセット作成
Rules を右クリックし表示されたポップアップから Add RuleSet を選択します。下記画面になりま
す。
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ウィザードが開始されますので、ルールセット名を設定します。この例では Write Syslog Log File
とします。
Next ボタンで画面が変わります。
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File Logging を選択します。Create Rule for each of the following action は選択した状態にして
ください。Next ボタンをクリックします。
確認画面です。Finish ボタンを押します。ウィザードが終了し、設定画面に作成したルールセット
が表示されます。
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ルールセットを展開し、ツリーを確認します。
アクションに File Logging があることが分かります。Filter Conditions でフィルター条件を確認しま
す。
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フィルター条件がありませんので、すべての受信ログを無条件で処理します。
次に Filter Logging アクションをチェックします。
デフォルト設定です。毎日ファイルが ¥C:¥temp ディレクトリーに作成されます。
ベース名は MonitorWare です。ここでディレクトリーやファイル名を変更できます。異なるディレク
トリー名を設定する場合はそのディレクトリーが存在していなければなりません。サービス開始前
にディレクトリーを作成してください。
ここではディレクトリーを¥C:\logfiles、ベース名を syslog に変更します。
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変更内容が、画面上に黄色で表示されますが、それはまだ変更が適用されていないことを示
します。Save を選択します。
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これで完了です。
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2.シスログサーバーサービス作成
シスログ受信サービスを作成します。これは Syslog Daemon あるいは Syslog Listner と呼ばれる
こともあります。受信ログを処理するためのプロセスです。
Running Serveices を右クリックし、Add Service を選択、次に Syslog Server を選択します。
ウィザードが、開始されます。
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サービス名を設定します。この例では My Syslog Service とします。Use default settings を選択
状態にしたまま、Next ボタンを押します。
デフォルト設定にしたので、Finish ボタンを押してサービスを作成します。ウィザードが終了し、設
定画面に戻ります。サービスが追加されたことを確認してください。
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これを選択しパラメータをチェックします。
デフォルトパラメータのサービスが作成されており、RFC3164 準拠であることが分かります。
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ルールセット Write Syslog Log File が自動的にこのサービスにアサインされていることが分かり
ます。デフォルトでは最初のルールセットが自動的にアサインされます。ドリルダウンから他のル
ールセットに変更することもできます。
これでシスログサーバー設定は終了です。
3.サービス開始
WinSyslog は設定変更をダイナミックに読んで反映することはありません。変更後はサービス再
起動が必要です。この例ではまだサービスが開始されていないので開始します。すでに開始され
ていたら再起動になります。
設定画面の赤枠で囲んだ部分でコントロールします。
ボタンはそれぞれ、開始、停止、再起動になります。この例ではサーいすが停止しているのでグレ
イアウトされています。
サービス開始後新たな定義が有効になり、受信ログは処理されます。
4.シスログ送信デバイス設定
WinSyslog サーバー設定完了後、シスログ送信デバイスを設定します。その設定はデバイスごと
に異なりますので、ここでは説明を省略します。
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