第2回労災遺児等 奨学生募集の御案内 平成28年3月1日 公益財団法人 酒井CHS振興財団 第2回労災遺児等奨学生募集の御案内 平成28年3月1日 公益財団法人 酒井CHS振興財団 当財団は、平成27年度から、労災遺児等である学生の方々を学業及び生活の両面から支援することを目 指して奨学金の給付事業を開始いたしました。 (注) 労災遺児等である学生とは、次の①から③までに掲げるいずれかに該当する 学生をいいます。 ① 労働災害で死亡した労働者の子である学生 ② 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者の子である学生 ③ 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者本人である学生 このたび、第2回労災遺児等奨学生を、平成28年において、下記により募集することといたしま したので、御案内いたします。 つきましては、関係の学生の方及び学校の担当者の方並びに団体の担当者の方におかれましては、 それぞれ御承知の上、奨学生の応募につきよろしく御配意、お取り計らいを頂きたくお願い申し上げ ます。 なお、当財団は、平成27年10月28日から公益財団法人としての新たなスタートを切りました。 当財団の奨学金制度の特色 1 当財団の奨学金給付制度は、労災遺児等である学生(既にほかの団体等から奨学金を受けてい る者を含みます。)の方が、例えば、次の①~④に掲げるいずれかの事情から、学費の確保又は 補充を必要とされている場合において、その学生の方を、1年間・給付(返済不要)の奨学金の 支給により機動的に支援するものです。 なお、当財団の奨学金を既に受けた労災遺児等である学生の方が、なお厳しい経済状況に陥っ ている場合には、再度、当財団の奨学金に応募することができます。 ① 進学等することになったが、奨学金が未だ決まっていないので、奨学金を受けたい。 ② ほかの団体等から受けている奨学金(給付及び貸与のいずれかを問わない)だけでは学費が足 りないため、「追加の」奨学金を受けたい。 ③ 家庭の経済事情が悪化したが、一般の奨学金の申込時期でない等のため、「応急の」奨学金を 受けたい。 ④ 奨学金を申し込んだが、受けられなかったため、次の申込時期等までの間の「つなぎの」奨学 金を受けたい。 1 2 当財団の奨学金給付事業は、ほかの団体等が行う奨学金事業が、通常、「年度ベース」で実施 されるものであるのに対し、労災遺児等である学生の事情に応じて機動的に支援することを目的 とする、通年ベースで実施することがなじむものですので、毎年度、定員の状況に応じて2回募 集し(定員残がない場合には、第2回目の募集は取り止めます。)、それぞれ奨学生を決定した 上、奨学金の給付を行います。 なお、労災遺児等である学生の方が、次回に当財団奨学金を受けたいときは、その応募の希望 を、募集期間外であっても、当財団に登録することができます。登録した学生には、次回の募集 開始前に募集案内(申込書等を含む。)を送付します。 記 1 奨学金給付制度の周知 当財団の奨学金制度等の概要については、当財団のホームページを御覧いただきますと、お分か りいただけます。 なお、独立行政法人日本学生支援機構のホームページでも登録・紹介されています。 2 奨学生の募集のための周知及び募集 奨学生の募集に向け、「第2回労災遺児等奨学生募集の御案内」(以下「第2回募集の御案内」 といいます。)を作成した上、これを、募集のための周知期間、募集期間を通して、当財団のホー ムページにリンク掲載するとともに、学校、関係団体及び入手希望の方に配布いたします。 また、奨学生を募集している期間、第2回募集の御案内に関し、添付書類、申込書の記入方法等 についての関係の学校、学生、関係団体等からの御質問等にお答えし、応募を勧奨させていただき ます。 3 募集回数 募集のための周知期間 募集期間 第1回目の募集 1月 ~ 3月 2月 ~ 5月 第2回目の募集 7月 ~ 9月 8月 ~ 11月 応募資格 労災遺児等である学生で、奨学金に応募できる者は、次の①から③までに掲げるすべての条件に 適合する方です。 ① 日本国内にある高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)、高等専門学校、短期大学、大 学又は大学院に在籍していること ② 学術優秀、健康かつ品行方正であること ③ 経済的に学費の支弁が困難であること 2 4 募集人数 募集回数 募集の人数 第1回目の募集 定員である30人 ① 第2回目の募集 第1回目の奨学生の人数が募集人数に達したときは、中止し ます。 ② 第1回目の奨学生の人数が募集人数に達しなかったときは、 募集人数の残りの人数 5 奨学金給付の内容 奨学金給付の対象となった奨学生の方は、次の(1)から(4)までに示すところにより奨学金 の支給を受けることになります。 (1) 奨学金の種類: 給付(貸与ではありませんので、返済は不要です。) (2) 奨 学 金 の 額: 月額3万円(総額36万円) (3) 支 給 の 方 法: 原則として、銀行等への振込みにより行います。 (4) 支給の開始時期及び期間 6 回数 奨学生の決定 支給の開始時期 支給の期間 第1回目の奨学生 5月 4月 4月~翌年3月までの1年間 第2回目の奨学生 11月 10月 10月~翌年9月までの1年間 応募の方法 (1)上記4の応募資格に適合する学生の方は、本案内付属の様式1「奨学金受給希望申込書」(以 下「申込書」といいます。)の「1 応募学生の方の記入欄」に所定の事項を記入して、在籍 している学校の担当者に提出してください。 (2)学生から申込書を受け取られた学校のご担当者におかれては申込書の「3 在籍学校の担当 者の方の応募学生についての記入欄」に所定の事項を記入した後、様式2「奨学金受給希望学 生推薦書」(以下「推薦書」といいます。)の作成を推薦者に依頼していただき、応募の際の 添付書類とともに当財団にご送付ください。 (注1)応募は、必ず在籍する学校を通じて行ってください。学生からの直接の応募は受付いたし ません。 3 7 応募の受理 学校から提出された申込書及び推薦書について、応募資格及び応募手続きが適正であると確認す ることができたときは、応募者を財団に備えた名簿に登録します。 8 奨学生の選考及び決定 登録された応募者について、選考委員会において審議し、奨学生としての適格者を選定した上で、 理事長が奨学生を決定します。 9 奨学金の支給 (1)第1回目及び第2回目の奨学生として決定した学生の方に対し、それぞれ本人の在籍する学校 を通じて、各決定を本年5月及び11月に、それぞれ通知します。 (2)奨学生となった学生の方には、速やかに「誓約書」を提出していただきます。 (3)第1回目の奨学金は、1ヶ月遡及して2ヶ月分(第1回目の奨学生:4月及び5月分 第2回 目の奨学生:10月及び11月分)を併せて支給します。 (4) 奨学金を受け取った都度、奨学生の方から、速やかに受領書等を提出していただきます。 10 奨学生の順守事項 奨学生の方に守っていただく主なことは、次の①から③までに掲げるとおりです。 ① 学業及び生活状況に関する報告を求められたときは、その報告を提出すること ② 休学、留年、停学、転学又は退学することになったときは、直ちに届け出ること ③ 転居、世帯主(扶養者)の変更があったときは、速やかに届け出ること 11 奨学生の協力事項 当財団が奨学金給付事業の成果を把握し、及びその評価を行うために実施する、次の(1)及び (2)に掲げる活動について、奨学生の方に、それらの実施をあらかじめ連絡した上、それぞれに 応じた協力をしていただきます。 (1)奨学金の給付が奨学生の学業及び生活の両面で実際にどの程度役立っているのかを把握する 等のために実施・依頼する①アンケ-ト調査、②作文等 (2)奨学金の給付が奨学生の学業の促進及び人格の形成にどの程度役立っているのかを把握する 等のために行う交流会の開催等 12 個人情報等の取扱い 当財団が実施する奨学金給付事業で知り得た情報は、この奨学金給付事業に関してのみに用い、 それ以外の目的には使用いたしません。 また、応募のため提出していただいた書類・情報は、当財団において厳重に管理し、外部には一 切開示いたしません。 4 【申込み・お問い合わせ先】 〒102-0081 東京都千代田区四番町7番地 公益財団法人 酒井 CHS 振興財団 事務局 電話 03‐5276‐1940 FAX 03‐5276‐1670 (水曜日を除く平日 10:00~16:00) 5 「応募に協力される学校の担当者の方へのお願い」 1 校内の掲示板に当財団の「第2回労災遺児等奨学生募集の御案内」(又は写し)を掲示(張 り出)し、又は行事の実施等の際に当財団の奨学生募集について学生に説明していただいた 上、学生に応募を勧奨していただきたくお願い申し上げます。 2 在籍している学生(学校の担当者の方から応募を勧奨しなかった学生も含みます 。)から、 学校の担当者の方に当財団の奨学生募集に応募したいと申し出て、記入済みの申込書の提出があ った場合には、その申込書の在籍学校の担当者の方の記入欄への記入とともに、本人についての 応募資格及び申込書に基づく審査を行った上、応募者として適格であると認めた学生について推 薦書の作成をしていただき、これら申込書及び推薦書に添付書類を添え、郵送等により応募の申 込みを当財団にしていただきたくお願い申し上げます。 「応募に協力される関係団体の担当者の方へのお願い」 1 会員が労災遺族である団体の担当者の方におかれては、会員に対し、その会合、行事等の ための通知、会報の送付等の機会に当財団の奨学生募集について紹介し、当財団の「第2回 労災遺児等奨学生募集の御案内」(又は写し)又はそれに関する記事を掲載していただくと ともに、応募につき勧奨していただきたくお願い申し上げます。 2 企業等が会員である団体の担当者の方におかれては、その企業等に対し、その会合、行事 等のための通知、会報の送付等の機会に、当財団の奨学生募集について紹介し、当財団の「第 2回労災遺児等奨学生募集の御案内」(又は写し)又はそれに関する記事を掲載していただ くとともに、応募につき勧奨をしていただきたくお願い申し上げます。 6 様式1「奨学金受給希望申込書」 奨学金受給希望申込書 提出日:平成28年 月 日 公益財団法人 酒井CHS振興財団 代表理事 澤田 陽太郎 殿 第2回労災遺児等奨学生募集に応募の申込みをいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 学校名 所在地 (担当者) 部署 役職・氏名 TEL 1 応募学生の方の記入欄 ㊞ FAX (注)○又は印を付けるとともに、記入してください。 フリガナ 生 年 月 日 年 昭和・平成 氏 (記入日現在) 名 年 フリガナ 齢 月 満 日 才 学部、専攻、研究科等の区分 性 別 男 ・ 女 学年 在籍学校名 (入学・移行時年齢: フリガナ 年 才) 本人との続柄 世帯主 (扶養者) の氏名 (〒 - ) 現住所 連絡先電話番号( 区 分 - - ) 携帯電話( □自宅 ・ □下宿 ・ □寮 ・ □その他( 7 - - ) ) □有(内容: 取得資格 ) □無 □している(内容: アルバイト □していない 日常の体調 □安定している 健康に関す る事項 ) 睡眠時間 運動習慣 □不安定である 通常、平均して( )時間/日 □有(種類、頻度 ) □無 読書又は図書館へ行くことの頻度 教養娯楽に 関する事項 美術館、博物館、コンサ-ト、観劇等に行く頻度 社会への関心、将来に対する希望についての所感 ① 最近、社会に関して、関心を持ち、特に感動を覚え、疑問を感じ、不満に思ったこと等について、 簡単に(200字程度で)書いてください。 8 ② 将来、社会に出たときに、就きたい職業、入社したい会社、やりたい(挑戦したい)仕事等について、 簡単に(200字程度で)書いてください。 2 記入済み申込書に添付していただく書類 ① 在学証明書 在籍学校から交付を受けます。 ② 成績証明書 在籍学校から交付を受けます(新入生は除きます。 )。 ③ 健康診断書 ④ 世帯主所得証明書 ⑤ 労災遺児等であるこ とを証明することが できる書面 学校で受診した健康診断書又は本人が病院で受診の上、作成してもらった ものを入手します。 なお、在籍学校の担当者に事前に相談し、指導を受けます。 世帯主(扶養者)である親等に依頼して、入手します。 なお、在籍学校の担当者に事前に相談し、指導を受けます。 次のア、イ及びウのいずれかの書面を世帯主(扶養者)である親等に依頼し て入手し、又は応募学生本人が準備します。 ア.労災就学援護費受給者である世帯主(扶養者)又は応募学生本人が毎年 6月に都道府県労働局へ提出している「就学状況の定期報告」(写し) イ.世帯主(扶養者)又は世帯主(扶養者)であった者の「遺族補償年金」 、 「障害補償年金」又は「傷病補償年金」の受給を証明する手帳等(写し) 及び世帯主(扶養者)又は世帯主(扶養者)であった者と応募学生との 親族関係を証明する戸籍謄(抄)本(写し) ウ.応募学生本人の「遺族補償年金」、 「障害補償年金」又は「傷病補償年金」 の受給を証明する手帳等(写し) 9 3 在籍学校の担当者の方の応募学生についての記入欄 (注)○又は印を付けるとともに、記入してください。 授業、講義、実験等の出席状況 留年、その他問題 □ 無 学業に関 する事項 □ 有( ) 学校行事(体育祭、修学旅行、文化祭等)への参加状況 科学・文化・芸術・スポ-ツでの表彰歴 □ 有( □ (注)申込・ 待機は、「在 籍学校にお 願いして、待 っている」こ とを意味し ます。 ) 無 現住所 □自宅・□下宿・□寮・□その他( 住環境 申込・待機 □下宿( )ヶ月間 □寮 ( )ヶ月間 ) □その他( )( )ヶ月間 □アルバイトをしている(内容 ) □していない 生活に関 アルバイト する事項 ※ □不明 申込・待機: ( )ヶ月間 □受けている(金額: 授業料免除 円/ □受けていない 申込・待機: ( )ヶ月間 □受けている(金額: 円/ 月 ) (支給団体: 奨学金 月・半期・年 ) ) □受けていない 申込・待機: ( )ヶ月間 ※ 「生活に関する事項」の欄には、貴校に制度があり、又は紹介している場合に記入してください。 本申込書で知り得た個人情報は、当財団が実施する奨学金給付事業に関してのみに用い、それ以外の目的には使用いた しません。また、応募のため提出していただいたこの申込書及び書類・情報は、当財団において厳重に管理し、外部には 一切開示いたしません。 10 様式2「奨学金受給希望学生推薦書」 奨学金受給希望学生推薦書 提出日:平成28年 月 日 公益財団法人 酒井CHS振興財団 代表理事 澤田 陽太郎 殿 第2回労災遺児等奨学生募集に応募の申込みをいたします、当学校の学生である、 「 」について、下記の1及び2のとおり推薦いたしますので、よろしくお願い 申し上げます。 推薦者 学 校 名 役職・氏名 所 ㊞ 在 地 担当者の 所属・部署 役職・氏名 電話 Fax 1 審査結果に基づく応募資格に適合する理由 (応募資格に適合するという観点から、本人の学業、健康及び日頃の言動等人格について、それぞれ簡潔 に記述してください。 ) 2 在籍学校として推薦する理由 (本人の経済事情を踏まえ、学業の成就及び人格の形成にとっての奨学金給付の意義と必要性という観 点から、簡潔に記述してください。 ) (注)推薦者は学校長又は学部長に限ります。 本推薦書で知り得た個人情報については、当財団が実施する奨学金給付事業に関してのみに用い、それ以外の目的には使 用いたしません。また、この推薦書は当財団において厳重に管理いたします。 11
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