shopレイアウト

カグラザカ +
たたき01-2
20150406
林敬一建築設計事務所
既存の空間の内部に構造的に独立した棚を設け、それらが取り囲む空間を売り場とカフェとした。棚のうしろの空隙を通して壁に商品や棚の影が映り込み、そのことが棚の独立性、ひいては棚がつくるスペースの独立性に作用
するよう意図した。この店にはさまざまな作り手によるさなざまな商品が並ぶ。売り場にはそのように多様な商品のコンセプトを妨げないような棚であることが必要だと思われたので、シンプルな形状の棚板を提案した。キッチン
カウンターも同様の考え方で計画している。テーブルは面積的な制限によりひとつのテーブルにカフェ、展示、ワークショップの機能を重複させた。ギャラリーは既存の空間を白くくり抜いたような彫刻的な空間とし、そのこと以外
に何もない素形の空間とした。
既存部分の壁と天井はむきだしのまま
それをこの空隙で緩衝する。
空隙の後ろの壁に商品や棚の影が映り込む
コーヒーマシーン
食器など
③ L-1165
④ L-1165
⑤ L-1165
⑥ L-1165
キッチン
冷蔵庫と冷凍庫はカウンターの下に設置する。
貸し棚
EV
SK
コンロ
SK
売り場とカフェ
棚
レジで使うもの
展示台等を収納
バッファー
レジカウンター
展示台
貸し棚
DN
壁を貼る
UP
A
⑦ L-1012
ギャラリー
L-1350
B L-1350
貸し台
床を一段上げる
白くくり抜かれた空間
天井を貼る
貸し棚
窓
① L-1240
② L-1240
⑧ L-1012
トイレ
防音
自然光
窓
貸し棚には例えばA社B者の境界がわかるようにマーキングする
手洗い器
⑨ L-1069
⑩ L-1069
トイレブース
独立した構造体
平面
⑪ L-1069
⑫ L-1069
⑬ L-1069
⑭ L-1069
収納
掃除用具など
柱と梁はモコモコのままコーティング
売り場とカフェ
展示
貸し棚
窓
商品
ギャラリー
影
レジカウンター
1社分の巾
展示台
床を張る
貸し棚は既存の建物と切り放し、
独立した構造体
断面
キッチンカウンター