No,084 15/06/24

諏訪中央病院グリーンボランティア通信
№ 84
2015 年 6 月 24 日 発 行
恒例の春のバザー
6 月 17 日(水)梅雨のさ中であり心配していたお天気は、なんとか
私達に味方してくれました。商品はいつものようであまり代わり映え
はなかったかも知れません。
しかし手作りの無添加グレープフルーツジャムや甘夏のマーマレー
ドを始め、メーンの花束、アレンジの花、朝どりのフレッシュサラダ
のパック、お野菜、花苗、そしてこの日のために手作りしてくださっ
たラベンダー入りの小物等、布のリース、花炭の飾り等心のこもった
品が出されました。今回もハーバルノートさんよりアロママッサージ
のコーナーをもっていただきましたが、いつものように、たくさんの
人でに賑わっておりました。そしてリサイクルの古着や雑貨もたくさ
んの出品がありました。花束は早くに完売して寂しいほどでした。そ
して時間前には店じまいとなりました。
売上金は118,597円でした。
ボランティアの皆さんがそれぞれの場所で力を発揮してくださいま
した。お疲れ様でした。バザーの後は特別の豪華ランチを食させてもらいました。みんなニコニコ美味
しい笑顔でいっぱいでしたね。そして、神奈川から(二度目)この日、6人のバザーの見学のお客さま
を迎えました。最後に今回のバザーの反省をして次回に生かしたいと考えます。
(堀 孝子)
5 月の活動報告
第五回4月29日晴れ
1. 緩和ケアのベランダ 草花の植え込み
2. 西側の道具小屋片付け きれいなダンボールは資源物回収へ。不燃物は市役所回収へ
3. ガソリン缶、混合燃料は目立たないよう木箱内に保管しました
4. 金魚水槽水替え
5. 芝刈り ねじ花は刈り取らないように注意
6. 堆肥箱天地返し
7. 図書室前中庭 枝選定 天理教ボランティアが庭の清掃作業
8. 屋上庭園 ラベンダー植え替え。ブルーデージー鉢植え
9. ブラックベリーの毛虫退治
第六回5月6日晴れ
1. ブラックベリーの剪定と誘引 毛虫退治
2. 緩和ケアのベランダ 散水チューブ設置
3. 堆肥天地返し 西側の建物近くの堆肥箱完熟 球根のお礼肥に
最適
4. 除草 特にヒメジオン、ヒメスイバ
5. 金魚水槽水替え
第七回5月13日晴れ
1. 除草 シロツメクサ、ヒメジオン チューリップの種切り
2. 屋上庭園 ビオラ手入れ
3. 3F 三角庭園 花殻取り 移転の為、出入りが不自由。
4. 金魚水槽水替え
第八回5月20日晴れ
1. 緩和ケアのベランダ 防風ネット敷きこみ(低
い段)
2. 中庭の手入れ
3. 金魚水槽水替え
第九回5月27日晴れ
1. 緩和ケアのベランダ 防風ネット敷きこみ
(高い段)完了
2. 完熟堆肥を貯蔵箱へ移動
3. 3F 屋上 花殻つみ
4. 金魚水槽水替え
5. バザー用ポット苗作り
植物の話1:ヒトツバタゴの名について
ナンジャモンジャノキとして知られるヒトツバタゴ(モクセイ科ヒトツバタゴ属)の名は、同じモク
セイ科のトネリコ(別名タゴ)に似ていて、トネリコが複葉なのに対し、本種は単葉であることに由来
します。因にトネリコはタモとも言います(タ
モの方が、馴染みがあるのでは?)
。
ヒトツバタゴの日本での自生地は対馬と中
部地方(岐阜県、長野県、愛知県の木曽川周辺)
です。対馬には3000本が自生していると言
われ、いっせいに花が咲くと山全体が真っ白に
なるそうです。そして、北部の鰐浦地区では入
江を囲む山の斜面にこの木が多く、花期になる
と海面を真っ白に照らし出すことから、地元で
は“ウミテラシ”と呼ばれているそうです。美
しい情景が目に浮かぶようです。
ヒトツバタゴ属の学名 Chionanthus は、
Chion
が「雪」を、anthus が「花」を意味します。こ
れまた、美しい命名です。アメリカ東部には、同じヒトツバタゴ属のアメリカヒトツバタゴがあります
が、White fringe tree (fringe=房飾り)と呼ばれているようです。Old man’s beard(あごひげ)と
いう呼び名もあるとか。いずれも、花の特徴が表現されています。
振り返って、ヒトツバタゴという名は味気無いし、ナンジャモンジャでは失礼だと思うのです。
(入
江かをる記)
(写真は 2015/5/20)
新しくメンバーになりました
グリーンボランティアは、インターネットを見て知りました。以前からガーデニングには興味があり、
花や植物が好きでした。子育てと仕事が忙しく、疲れてしまって体調を崩してしまいました。その時が
ちょうど春だったこともあり、花も咲き初め、山も少しずつ緑が増えていく頃でした。ふと、
「病は気
からなのかもしれない。私も好きなことをしてみよう。
」と思い始め、インターネットで知ったグリー
ンボランティアに参加し、ハーブガーデンにてみると、素敵なお庭にビックリし、ハーブの香りと草花
の色に癒やされ感動したことを忘れられません。
これから又仕事を探さなくてはいけないので、年に数回の参加になってしまうかもしれませんが、細
く長くこのお庭と縁を持たせて頂ければ良いなと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
(篠原れい子)