新しい環境目標

3 JR東日本グループ全体での取組み
「地球温暖化防止への取組み」および「資源循環への取組み」はJR東日本単体で取組む目標ですが、グループ会社を含めたJR東
日本グループ全体で取組む目標についても継続して設定しており、グループ一体となった環境マネジメントを推進していきます。
(1)グループ会社各社が設定するエネルギー使用量原単位の削減率(新規)
➡グループ会社で年平均1%
省エネ法に則り、年平均1%削減(2014〜2016年度)を目標として取組みます。原単位は、各グループ会社において、省エネ
法ですでに設定している原単位などエネルギー使用量と密接に関連する指標を設定することとします。
(2)グループ会社におけるリサイクル実施率(新規)
➡100%
各社が排出する一般廃棄物および産業廃棄物のいずれにおいても、何らかのリサイクルを実施したことをもって達成とする目
標です。2016年度までに100%達成をめざします。
(3)グループ会社全社が具体的な数値目標を設定 ➡継続して目標設定
すべてのグループ会社が、それぞれの事業特性に応じて自主的な環境目標を設定し、取組んでいくことを目標としています。
○新しい環境目標
環境目標項目
2020年度達成目標
鉄道事業のエネルギー使用量【継続】
8%削減(MJ 2010年度比)
(527億MJ → 485億MJ)
自営電力のCO₂排出係数【継続】
30%改善(kg-CO₂/kWh 1990年度比)
(0.457kg-CO₂/kWh → 0.320kg-CO₂/kWh)
環境目標項目
2016年度達成目標
1
単位輸送量あたり列車運転用電力量
新幹線・在来線(2010年度比)
新幹線・在来線それぞれ5.9%削減
新幹線:2.71kWh/車キロ → 2.55kWh/車キロ
在来線:1.65kWh/車キロ → 1.55kWh/車キロ
2
支社等における単位床面積あたり
エネルギー使用量(2010年度比)
15%削減
0.0467kL/㎡ → 0.0397kL/㎡
3
エコステモデル駅の整備
累計8カ所
4
ホーム照明のLED化(2014〜2016年度内)
60駅に50%以上の導入
5
大型空調設備の高効率化(2014〜2016年度内)
5カ所(4700万MJの削減)
6
駅・列車ゴミのリサイクル率
94%
7
総合車両センター等で発生する廃棄物のリサイクル率
96%
8
設備工事等で発生する廃棄物のリサイクル率
96%
9
グループ会社各社が設定するエネルギー使用量原単位の削減率
グループ全社で
年平均1%
10
グループ会社におけるリサイクル実施率
100%
11
グループ会社全社が具体的な数値目標を設定
継続して目標設定
東北・上越新幹線の騒音対策75dB以下
(騒音対策対象地域について)
【継続】
100%
【2015年度達成目標】
メガジュール
はグループ全体の目標
今回、新たに2016年度を達成年度とする新たな目標を設定しましたが、「グループ経営構想Ⅴ 〜限りなき前進〜」において
経営企画部
設定した鉄道事業のエネルギー使用量の削減目標(2010年度比で2020年度までに8%削減)と自営電力のCO₂改善目標
(1990年度比で2020年度までに30%改善)は、引き続き達成をめざします。
これらの環境目標を達成するためには、グループに働く一人ひとりが、それぞれの職場で省エネやリサイクルなど、地道に取
組むことが必要です。JR東日本グループが地球の一員である以上、地球環境問題に向き合うことは当然の使命と言えます。こ
れからも自らの環境負荷低減に向け、グループ一体となって取組んでいきましょう。
*2013年度の実績については、9月に発行を予定している「JR東日本グループCSR報告書2014」に合わせてお知らせします。
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