「第6回 現代日本学会 記念講演」 百地 章 演題: 「憲法

皇學館大学
「第6回
教職員および学生、市民のみなさんへ
現代日本学会
記念講演」
現
代
日
本
学
会
(現代日本社会学部)
日時:平成27年
11月19日(木)16:20~17:50
場所:6号館2階
621教室
講師:日本大学法学部教授
演題:
ももち
あきら
百地
章
先生
「憲法改正の実現に向けて」
(プレゼンテーター:富永 健 先生より)
最近、憲法をめぐってさまざまな議論がなされている。その多くは、現行憲法のある条
文の解釈についてのものである。ところで、英語で憲法は、constitution というが、これは
もともと「国家の組織・構造」
(「国のかたち」といってもよい)という意味である。すなわ
ち、憲法論(学)は国家論(学)であり、国家の組織・構造のあり方を明らかにする学問で
あったのである。そうであれば、憲法学にとって最重要の課題は、日本とはいかなる国であ
り、日本の憲法はいかなる憲法であるべきかを究明することにあるといってよい。
特に近年、憲法改正論議も活発になってきており、今回の講演会のテーマも、多くの国民
に関心のあるものと思われる。講師の百地章先生は、憲法改正問題についての第一人者であ
り、受講者は、この講演を通して、わが国の憲法問題、さらには憲法のあり方に深く理解が
及ぶことになるであろう。
講師プロフィール:
百地
章(ももち
あきら)
日本大学法学部教授。国士舘大学大学院客員教授。
昭和21年、静岡県生まれ。
京都大学大学院修了。法学博士。専門は憲法学。
比較憲法学会理事長、憲法学会理事、宗教法学会理事、「民間憲法臨調」事務局長、
美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長。産経新聞「正論」執筆メンバー。
ご著書に
『憲法の常識 常識の憲法』
(文春新書)
『憲法と日本の再生』
『靖國と憲法』
『政教分
離とは何か』『憲法と政教分離』(以上、成文堂)など。