憲法違反の「戦争法」を成立させようとする国会議員らの 刑事「告発人」

憲法違反の「戦争法」を成立させようとする国会議員らの
刑事「告発人」
安倍晋三内閣は、「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定し、そのうえで、「国際平和支援法」と
10本の戦争関連法を改悪する「平和安全法制整備法案」を国会に提出し、それを成立させようとして
います(これを私たちは「戦争法案」と総称します。)。この「戦争法案」は、アメリカなど他国が海外で
行う軍事行動に、日本の自衛隊が協力し加担していくもので、明白な憲法9条違反です。
憲法前文には、「主権が国民に存する」とし、「国政は、国民の厳粛な信託による・・・福利は国民が
これを享受する」とあります。つまり、統治権の権利主体は主権者であって、権力の行使は、憲法で
認められている権能だけを、主権者の利益のために行使しなければならないとの原理を示し、権限
の行使に制限をもうけています。
そして、憲法98条1項で、憲法を「国の最高法規」とし、同99条では、「国務大臣、国会議員・・・は、
憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と明記しています。
ところが、安倍内閣の国務大臣及び自民党及び公明党の国会議員らは、憲法前文の憲法原理及
び憲法99条の憲法尊重擁護義務に反し、憲法9条に違反する「戦争法」を、国会における国会議員
の数の「暴力」でこれを成立させようとしています。
この「戦争法」は、私たちに「戦争行為=人殺し」を強要し、国際社会の人々の「平和的生存権」や
「基本的人権」を著しく脅かします。
安倍内閣及び自民党及び公明党の国会議員らのこの行為は、「公務員職権濫用罪(注1 刑法193
条)」と「背任罪(注2) 刑法247条」などの刑事犯罪に該当します。
よって、別紙(3)の披告発人一覧の披告発人らを刑事告発する「告発状」の告発人となります。
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