第7分科会「憲法」基調レジュメ

世界人権宣言 60 年、平和なくして人権なし
憲法理念の実現をめざす第 45 回大会
第7分科会「憲法」基調レジュメ
江橋 崇
1
旧来の憲法改正のチャンスはなくなった
2 憲法構造の腐食が進行している
(1)天皇制について
(2)第九条平和主義について
(3)人権保障について
(4)議会制について
(5)裁判所について
(6)地域の自治について
3 今、最大のポイントは、労働者の人権の確保である
(1)労働者の生存権を確保するには市場主義社会の大変革が必要である
(2)憲法を改正して政府の権力を強めれば問題が解決するのか
(3)今改めて注目されるオランダモデル、ヨーロッパ型労働CSR
4 もう一つの問題のポイントは議会制のあり方
(1)GHQの「国会内閣制」と日本政府の「議院内閣制」が混在する憲法条文
(2)官僚支配を支える「議院内閣制」の憲法解釈をやめよう
(3)小泉流の一院制議会への憲法改正は正しいか
(4)官僚支配を打ち破る憲法解釈、運用が必要だ
(5)護憲では議会制の問題の解決にならない 解釈改憲への道を歩む
5
民主党内閣に望むこと