35_8M8 365 003 電力検出ユニットCT取付 簡易説明書A4表面

施工時確認事項
※ 図は太陽光 2 次連系の場合です。その他配線例は施工説明書をご覧ください。
チェック①
主幹ブレーカ・太陽光連系ブレーカ・ワイヤレスエネルギーモニタ用
電力検出ユニットの相線をご確認ください。
※ 消費(売電)電力・発電電力を測定するには CT の取付相と電源相が同じでないと正しく測定できません。
チェック②
CT の取付方向・位置をご確認ください。
※ CT には極性があります。CT 本体のラベルをご確認ください。
また、主幹用 CT は売電と買電を計測できる位置に取付けてください。
テスター
主幹用CT
テスター
電流制限器
L1 N L2
(赤)
(白)
(黒)
コネクタ
太陽光連系
ブレーカ
L2
L1
AC100/200V 50/60Hz
L1
負荷側
L1
N
*****
*****
ワイヤレスエネルギー
モニタ用電力検出ユニット
(蓄電池対応)
L2
L1
電源側
N
L2
注)図はワイヤレスエネルギーモニタ用
電力検出ユニット(蓄電池対応)
(品番:VBPW370)です。
ワイヤレスエネルギーモニタ用電力
検出ユニット(品番:VBPW350)
の場合、主幹用CTは貫通形に
なります。
L1
N
住宅分電盤
アース端子台
太陽光用CT
主幹ブレーカ
コネクタ
(U)(O)
(W)
パワーコンディショナ
※ 電源投入時のご注意
テスターで電圧を確認してください。
ワイヤレスエネルギーモニタ用電力検出ユニットの端子台(L1)と主幹ブレーカの端子(L1 相)の
交流電圧が 0 V であることをご確認ください。太陽光連系ブレーカも同様に相線をご確認ください。
● 上記測定方法で電圧が 200 V の場合は、異相接続になりますので施工を再確認してください。
●
●
●
計測ユニットの電源を単相 3 線分岐配線用 NS 付ブレーカから取る際は、下記の 2 点にご注意ください。
NS 付ブレーカ
L2 L1 N
(黒)
(赤)
(白)
盤側
負荷側
負荷側
N L2 L1
(白)
(黒)
(赤)
下段取付けの場合
盤側
上段取付けの場合
1. 必ず N 相(NS 表示のハンドル)から電源投入してください。
L 相から電源を入れると計測ユニットに 200 V が投入されてしまい
故障の原因になります。
2. 上段取付けと下段取付けの場合で、L1 と L2 の相が入れ替わりますので、
ご注意ください。
8M8 365 003
故障かな?と思ったら
状 態
1
「買う」「つくる」
「使う」「売る」
全ての計測値が
表示されない
2
「買う」、「売る」
の計測値が
表示されない
点 検
処 置
1-1
計測ユニットの
電源 LED(緑色)は
点灯していますか?
【1】計測ユニットへの電源端子が、正面から見て上から赤、白、黒の並びで
接続されていることを確認してください。
* 配線色は一般的な通例となりますので、各相が正しいか
テスターなどで確認してください。
【2】計測ユニット用のブレーカが ON になっていることを確認してください。
【3】当社製住宅盤で SHN 型単 3 分岐ブレーカ(BSHN2202)をご利用の場合、
上段(L1 相)か下段(L2 相)かの設置によって正面から見たときに、
色の並びが異なります。正しく接続されているか確認してください。
● 上段の場合→正面から見て左から 黒、赤、白です。
● 下段の場合→正面から見て左から 白、黒、赤です。
*配線色は一般通例です。赤(L1 相)白(N 相)黒(L2 相)
1-2
計測ユニットの送受信
LED(橙色)が定期的に
点滅していますか?
【1】モニター側で登録処理を実行してください。
*モニター画面表示時:5 秒間隔 / 送受信
■手順 モニター画面消灯時:1 分間隔 / 送受信
モニター側で【設定】→【施工設定】→【登録】後、ユニット側で登録ボタン長押し
2-1
主幹 CT は正しく接続
されていますか?
【1】ハーネスが外れていないことを確認してください。
【2】主幹 CT の「負荷側」と書かれた方をブレーカに向けて取付けてください。
【3】主幹 CT の「L1」を主幹ブレーカの赤線(L1)に、主幹 CT の「L2」を
主幹ブレーカの黒線(L2)に取付けてください。
主幹 CT と CT ハーネスコネクタは接続されているか、
または接続に問題がないか確認してください。
【4】主幹 CT の留め具を「カチッ」と音がするまでしっかり締めてください。
・・・品番 VBPW370 の場合(主幹 CT 分割式) 2-2
「売る」が表示されない
【1】系統引込み線(本線)へ主幹 CT が接続されているか確認してください。 ・・・売電・買電の計測できる配線
3
「買う」、「売る」
の表示が逆
3-1
主幹 CT の向きは正しく
接続されていますか?
【1】主幹 CT の「負荷側」と書かれた方をブレーカに向けて取付けてください。
【2】計測ユニット電源の L1 相と L2 相が逆に接続されていないか確認してください。
【3】主幹 CT の L1 相と L2 相が逆
(相違い)
に取付けられていないか確認してください。
・・・誤(L2 相:赤線・L1 相:黒線)
4
「買う」、「売る」
の計測値が異常
4-1
計測値は半分になって
いますか? 【1】主幹 CT の留め具を「カチッ」と音がするまでしっかり締めてください。
【2】9-1 を参照してください。 4-2
計測値が上記以外の異常
【1】主幹 CT 片側の方向性が逆になっていないか確認してください。
・・・(電源・負荷側)
【2】主幹 CT 設置場所が遠方の場合、オプション品ケーブルで施工されているか確認
してください。・・・ケーブル切断、延長(繋ぎ線)などはしていませんか?
(繋ぎ間違い、接触問題)オプション品ケーブルで施工してください。
5
「つくる」の
計測値が表示
されない
5-1
太陽光 CT は正しく接続
されていますか?
【1】ハーネスが外れていないことを確認してください。
【2】太陽光 CT の「発電側」と書かれた方をパワコンに向けて取付けてください。
【3】太陽光 CT を連系ブレーカの赤線(L1)に接続してください。
【4】1-1 を参照してください。
6
「つくる」の
計測値が異常
6-1
太陽光 CT は正しく接続
されていますか?
【1】太陽光 CT を連系ブレーカの赤線(L1)に取付けてください。
【2】パワコン 2 台設置で 2 台分の発電を計測できる様に CT 施工をしてください。
・・・施工説明書 ”配線例 ”を参照してください。
7
「使う」の計測値
が表示されない
7-1
「買う」、「売る」の計測値
は表示されていますか?
【1】2-1 を参照してください。
7-2
「つくる」の計測値
は表示されていますか?
【1】5-1 を参照してください。
8-1
8
電気機器の電源を しばらく待っても値が
切っても「バブル」 変わりませんか?
の計測値が変わら
ない
9
「発電」が上がるに
比例して「使う」も
上がっていく
9-1
主幹 CT は正しく接続
されていますか?
CT 自体破損など
ありませんか?
【1】電気の流れ画面表示中は5秒間隔で通信を行っていますので
しばらくお待ちください。
(待機状態では1分間隔で更新)
【1】主幹 CT の取付け位置は売電(逆潮流)が測れる位置に取付けられているか
確認してください。・・・一次連系方式の場合
【2】主幹 CT の取付けや CT 自体に問題がないか確認してください。
・・・主幹 CT 片相の計測(未計測)できない場合に発生します。
ハーネス、コネクタ、CT 自体(コア)破損などの確認をしてください。
8M8 365 003
PC0312-21014