施工時確認事項 ※ 図は太陽光 2 次連系の場合です。その他配線例は施工説明書をご覧ください。 チェック① 主幹ブレーカ・太陽光連系ブレーカ・ワイヤレスエネルギーモニタ用 電力検出ユニットの相線をご確認ください。 ※ 消費(売電)電力・発電電力を測定するには CT の取付相と電源相が同じでないと正しく測定できません。 チェック② CT の取付方向・位置をご確認ください。 ※ CT には極性があります。CT 本体のラベルをご確認ください。 また、主幹用 CT は売電と買電を計測できる位置に取付けてください。 テスター 主幹用CT テスター 電流制限器 L1 N L2 (赤) (白) (黒) コネクタ 太陽光連系 ブレーカ L2 L1 AC100/200V 50/60Hz L1 負荷側 L1 N ***** ***** ワイヤレスエネルギー モニタ用電力検出ユニット (蓄電池対応) L2 L1 電源側 N L2 注)図はワイヤレスエネルギーモニタ用 電力検出ユニット(蓄電池対応) (品番:VBPW370)です。 ワイヤレスエネルギーモニタ用電力 検出ユニット(品番:VBPW350) の場合、主幹用CTは貫通形に なります。 L1 N 住宅分電盤 アース端子台 太陽光用CT 主幹ブレーカ コネクタ (U)(O) (W) パワーコンディショナ ※ 電源投入時のご注意 テスターで電圧を確認してください。 ワイヤレスエネルギーモニタ用電力検出ユニットの端子台(L1)と主幹ブレーカの端子(L1 相)の 交流電圧が 0 V であることをご確認ください。太陽光連系ブレーカも同様に相線をご確認ください。 ● 上記測定方法で電圧が 200 V の場合は、異相接続になりますので施工を再確認してください。 ● ● ● 計測ユニットの電源を単相 3 線分岐配線用 NS 付ブレーカから取る際は、下記の 2 点にご注意ください。 NS 付ブレーカ L2 L1 N (黒) (赤) (白) 盤側 負荷側 負荷側 N L2 L1 (白) (黒) (赤) 下段取付けの場合 盤側 上段取付けの場合 1. 必ず N 相(NS 表示のハンドル)から電源投入してください。 L 相から電源を入れると計測ユニットに 200 V が投入されてしまい 故障の原因になります。 2. 上段取付けと下段取付けの場合で、L1 と L2 の相が入れ替わりますので、 ご注意ください。 8M8 365 003 故障かな?と思ったら 状 態 1 「買う」「つくる」 「使う」「売る」 全ての計測値が 表示されない 2 「買う」、「売る」 の計測値が 表示されない 点 検 処 置 1-1 計測ユニットの 電源 LED(緑色)は 点灯していますか? 【1】計測ユニットへの電源端子が、正面から見て上から赤、白、黒の並びで 接続されていることを確認してください。 * 配線色は一般的な通例となりますので、各相が正しいか テスターなどで確認してください。 【2】計測ユニット用のブレーカが ON になっていることを確認してください。 【3】当社製住宅盤で SHN 型単 3 分岐ブレーカ(BSHN2202)をご利用の場合、 上段(L1 相)か下段(L2 相)かの設置によって正面から見たときに、 色の並びが異なります。正しく接続されているか確認してください。 ● 上段の場合→正面から見て左から 黒、赤、白です。 ● 下段の場合→正面から見て左から 白、黒、赤です。 *配線色は一般通例です。赤(L1 相)白(N 相)黒(L2 相) 1-2 計測ユニットの送受信 LED(橙色)が定期的に 点滅していますか? 【1】モニター側で登録処理を実行してください。 *モニター画面表示時:5 秒間隔 / 送受信 ■手順 モニター画面消灯時:1 分間隔 / 送受信 モニター側で【設定】→【施工設定】→【登録】後、ユニット側で登録ボタン長押し 2-1 主幹 CT は正しく接続 されていますか? 【1】ハーネスが外れていないことを確認してください。 【2】主幹 CT の「負荷側」と書かれた方をブレーカに向けて取付けてください。 【3】主幹 CT の「L1」を主幹ブレーカの赤線(L1)に、主幹 CT の「L2」を 主幹ブレーカの黒線(L2)に取付けてください。 主幹 CT と CT ハーネスコネクタは接続されているか、 または接続に問題がないか確認してください。 【4】主幹 CT の留め具を「カチッ」と音がするまでしっかり締めてください。 ・・・品番 VBPW370 の場合(主幹 CT 分割式) 2-2 「売る」が表示されない 【1】系統引込み線(本線)へ主幹 CT が接続されているか確認してください。 ・・・売電・買電の計測できる配線 3 「買う」、「売る」 の表示が逆 3-1 主幹 CT の向きは正しく 接続されていますか? 【1】主幹 CT の「負荷側」と書かれた方をブレーカに向けて取付けてください。 【2】計測ユニット電源の L1 相と L2 相が逆に接続されていないか確認してください。 【3】主幹 CT の L1 相と L2 相が逆 (相違い) に取付けられていないか確認してください。 ・・・誤(L2 相:赤線・L1 相:黒線) 4 「買う」、「売る」 の計測値が異常 4-1 計測値は半分になって いますか? 【1】主幹 CT の留め具を「カチッ」と音がするまでしっかり締めてください。 【2】9-1 を参照してください。 4-2 計測値が上記以外の異常 【1】主幹 CT 片側の方向性が逆になっていないか確認してください。 ・・・(電源・負荷側) 【2】主幹 CT 設置場所が遠方の場合、オプション品ケーブルで施工されているか確認 してください。・・・ケーブル切断、延長(繋ぎ線)などはしていませんか? (繋ぎ間違い、接触問題)オプション品ケーブルで施工してください。 5 「つくる」の 計測値が表示 されない 5-1 太陽光 CT は正しく接続 されていますか? 【1】ハーネスが外れていないことを確認してください。 【2】太陽光 CT の「発電側」と書かれた方をパワコンに向けて取付けてください。 【3】太陽光 CT を連系ブレーカの赤線(L1)に接続してください。 【4】1-1 を参照してください。 6 「つくる」の 計測値が異常 6-1 太陽光 CT は正しく接続 されていますか? 【1】太陽光 CT を連系ブレーカの赤線(L1)に取付けてください。 【2】パワコン 2 台設置で 2 台分の発電を計測できる様に CT 施工をしてください。 ・・・施工説明書 ”配線例 ”を参照してください。 7 「使う」の計測値 が表示されない 7-1 「買う」、「売る」の計測値 は表示されていますか? 【1】2-1 を参照してください。 7-2 「つくる」の計測値 は表示されていますか? 【1】5-1 を参照してください。 8-1 8 電気機器の電源を しばらく待っても値が 切っても「バブル」 変わりませんか? の計測値が変わら ない 9 「発電」が上がるに 比例して「使う」も 上がっていく 9-1 主幹 CT は正しく接続 されていますか? CT 自体破損など ありませんか? 【1】電気の流れ画面表示中は5秒間隔で通信を行っていますので しばらくお待ちください。 (待機状態では1分間隔で更新) 【1】主幹 CT の取付け位置は売電(逆潮流)が測れる位置に取付けられているか 確認してください。・・・一次連系方式の場合 【2】主幹 CT の取付けや CT 自体に問題がないか確認してください。 ・・・主幹 CT 片相の計測(未計測)できない場合に発生します。 ハーネス、コネクタ、CT 自体(コア)破損などの確認をしてください。 8M8 365 003 PC0312-21014
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