国際ロータリー会長 ゲイリー C. K. ホァン(黄 其光)テーマ/ロ ー タ リ ー に 輝 き を 「Light Up Rotary」 国際ロータリー第 2770 地区ガバナー 濱 野 英 美 地区活動方針/ロータリーは人づくり そして奉仕 2015 年6月3日(水) 大宮ロータリークラブ週報 第 2955 例会 No.2299 2015.6.10 発行 会長あいさつ まず、先ほど当年度の最後の 役員理事会を承認いただき、無 事終了致しましたことを報告さ せて頂きます。1年間ありがと うございました。 今日は埼玉大学に通う2人 の学生の卓話がありますが、そ の前に我々も2人の若さにまだ まだ負けないぞという話をさせ て頂きます。 今日6月3日は測量の日だ そうです。200 年前、50 歳で家業を息子に任せ隠居の身で天文の 世界に入り、19 歳も年下の天文方の高橋至時(よしとき)に弟子 入りした人物がおります。伊能忠敬(いのうただたか)です。彼は 九十九里町で生まれ、香取市の落ちぶれた造り酒屋に婿養子に入 り、数年で伊能家を建て直し、名字帯刀を許されるまでにしてい ます。江戸で好きな天文・暦学の猛勉強をして、緯度一度がどの くらいの距離なのかを知りたくて、幕府に蝦夷までの許可を願い 出ます。6名の同行者を連れて海岸沿いの測量をはじめます。出 発前に歩行訓練をして各自の歩幅を確認しての一日約十里の行進 になり、費用は彼の蓄えの自費でありました。 約4か月の測量後、江戸に帰るとすぐさま地図の作成に取り掛 かり「蝦夷地東南部沿海図」を完成させます。見事な出来栄えから、 今度は幕府の命を受けた数十名の測量隊で “ 御用 ” の旗を掲げ東北 から西へ四国・九州までの測量に出ます。 お 客 様 2014 ー 2015 大宮ロータリークラブテーマ 友の輪 平和 広がれ 回れ! 会 長 / 岸 聡 副会長 / 橋本和久 幹 事 / 田中康之 外国船の往来が多くなり、当時幕府は正確な地図の必要に迫ら れていたのです。しかし、彼は幕府の必要以上に「日本の国がど んな形をしているのか、自分で調べられる事が嬉しいのだ」と言っ ております。昼は行進測量、夜は天体観測と記帳整理で休みなく 続く強行軍の 56 歳から 71 歳までの 15 年間でありました。それを 可能にしたのは、彼の最初の疑問、暦をつくるために正確な地球 の大きさを知る必要、子午線一度の距離を知りたかったという素 朴な疑問と好奇心でした。彼の測量道具や技術は特別なものは何 もありません。歩測で間縄、間竿、方位磁石と既に知られていた 三角関数だけです。測量が終わり地図作りの途中、74 歳で亡くな りますが、一緒に測量に当たっていた高橋 景保(かげやす) の手によっ て3年後の 1821 年、 「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかい よちぜんず)」は完成をみます。 伊能忠敬が 51 歳を過ぎてから正式に天文学を学び初めた時、自 分が日本地図を作製する男になると思っていたでしょうか?彼の 小さな疑問が思ってもみない方向に動くことになったのではない でしょうか? 51 歳、趣味から始めた彼の興味好奇心が生んだ結果でした。 15 年かけ、地球一周分約4万キロを測量しながら歩いて回った男 は、幕府の求める目的以上にそのプロセスを楽しむ力が備わって いたのではないでしょうか? ここに居られる多くの会員に、まだまだ頑張れるという勇気を 与え、これからなのだと思わせる伊能忠敬(測量の日)の話でした。 ご清聴ありがとうございました。 第 59 代 大宮ロータリークラブ会長 岸 聡 RYLA(ライラ研修セミナー報告 ■大宮ロータアクトクラブ 金井まあささん (2011-2012年 青少年交換学生/埼玉大学) 辻・本郷税理士法人 特別顧問 阪尾日出人様 (元大宮 RC 会員) もとお 遠藤 基様 大宮ローターアクトクラブ 金井まあささん (入会予定者) (2011~2012年度青少年交換学生/埼玉大学) お久しぶりです。8年ぶりです。大和証券で常務まで勤め、 その後、子会社 2 社の社長を勤め、4 月から大和総研の顧 問となりました。6 月より辻・本郷税理士法人にも籍を置く 事となり、本日は本郷理事長の出版記念セミナーが例会後 の 2 時よりソニックシティにてありますのでご案内に参りま した。よろしくお願いします。 6月誕生日祝 誕 うございます おめでと 生日 6月 誕生日祝 4牛田恭市会員 8進藤博司会員 鈴木俊一会員 岩井良彦会員 中川高志会員 6月結婚記念日祝 記念 結婚 とうございます 日おめで 6月 結婚記念日祝 5福島謙二会員 渋木理俊会員 小坂良二会員 鈴木俊一会員 森 俊宏会員 牛田恭市会員 ご無沙汰しておりま す。私は 2011-2012 年度 大宮ロータリーク ラブ様スポンサーの下、 2012 年 8 月 フィンランドに派 遣さ せ ていた だきました。 帰国報告会にて 最初の例会に出席したのが 15 歳の高校 1 年生でした。現在は埼玉大学の教養学部 教養学科国際開発論専攻の 3 年生となり、 現在は国際経済学国際開発学を研究して おります。 今年度の RYLA 研修のテーマは「防災について考える」ということで 4 月4日~6日の2泊 3 日、総勢 46 名で岩手県宮古市に行って参りま したのでご報告をさせていただきます。 自己紹介 フ カンショウ ■ロータリー米山記念奨学生 傅 煥翔さん (中国 / 埼玉大学) 本日で 3 回目の例会出席となります。まだ 皆様のお顔と名前は覚えていませんが、早く 皆様と親しくなれるよう頑張ります。 私の名前、傅(フ)は “ ししょ ” の意味です。 煥(カン)は新しくなる、翔 (ショウ)は高く飛ぶという 意味です。少し男っぽい名 前 で す。 趣 味 は、 読 書、 文 章を書くこと、映画、音楽、 料理等です。これから沢山の方に出会い、様々な活 動に参加して自分を豊にしたいと思います。今は夢 6 月分 奨学金 よりも目標を達成したいと思います。 ●創立:昭和 30 年 12 月 2 日 ●例会日:毎週水曜日 12:30 ~ 13:30 ●会場:パレスホテル大宮 ●事務局:〒 330-0802 さいたま市大宮区宮町 1-95 岩井ビル 2 2 F ● TEL:048-645-0130 ● FAX:048-647-1714 ● E-mail:[email protected] ●国際ロータリー第 2770 地区ホームページ http://www.ri2770.com/ ●大宮ロータリークラブホームページ http://www.orotary.hs.plala.or.jp/ →
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